FlySky Noble NB4 Pro+ 使い始め!感触良好!
3/20-3/22/2025
FlySky Noble NB4 Pro+ を買いました!
なぜ今回 FlySky Noble NB4 Pro+ にしたのか
これまでは、2023年12月に買い替えた FlySky Noble NB4 を使っていました。Futaba 10PX から買い替えたものです。
僕はもともとは Futaba ユーザーで、4PL(S)、4PX、10PX と使ってきての、NB4 への乗り換えでした (これまでの遍歴は 「Noble NB4 でバギー初走行」(12/16-12/17/2023) に書いた通り)。
NB4 に乗り換えた時は、いろんな意味で、強い気持ちで乗り換えを決めていました。だから NB4 を使い始めたとき「なんか、ちょっと、上手くいかないぞ」という気持ちが、全く無かったといえば嘘になりますが、気になるところは「グリップが違うからだ」とか「慣れの問題だろう」と言うことにして、気にしないことにしていました。
それでも "無印" NB4 が、良いラジオであることは間違いありません。大抵の人にとっては十分な性能があると思います。 去年の JBRL の Sportsman E-Buggy の総合順位で言えば、 1位が僕で "無印" NB4。2位はレベッカで同じく "無印" NB4。3位のケーシーは NB4 Proですが、4位はトモコさんで同じく "無印" NB4 です。ちなみに、レベッカは Spektrum から、ケーシーは Sanwa からの乗り換えでした。
ところが、先日たまたま ChatGPT でラジオの性能の比較を表示させてみたら、次のような数字が出てきました。
(ChatGPT で出てきた内容で表を作成)
ChatGPT の出力が正しいかどうか、実際の性能の数値はどうなのか、ということに関しての真偽の程はわかりません。何しろ、メーカーは性能に関して、ほとんど公表していないですから。
とはいえ、ChatGPT が学習した内容は、インターネット上の情報を元にしているわけですから「実際のユーザーの声」あるいは、それぞれのユーザーのやり方による実測値。中には全くのデタラメを言っている人もいないわけではないでしょうけど、大半がそれなりの根拠を持って情報を出していることでしょう。だから、ChatGPT の出力は、全くのデタラメとは言えないと思われます。
僕の体感としては、4PLS から 10PX の違いに、差はもっとあったようにおもいます (当時の腕前ではわからなかったかもしれませんが)。 しかし、その後の 7PX や 10PX を使った感覚、それから、NB4 にして少し性能が落ちた感じと、表の数字はそれなりに正しいように思われました。
とすれば、FlySky NB4+ や Pro などの数字も正しいのではないか。NB4+ も Pro も同等で、NB4 よりもはっきり性能が良い、ということが事実なら使いたいところです。 (Pro+ はまだデータが出てこないようですが、少なくとも NB4+ や Pro と同等か、それ以上良いはず)
そんなに違うならやはり、来月の JBRL シーズン前に良い状態にしておこうと思い、FlySky NB4 Pro+ にした、というわけです。
ちなみに NB4+ と Pro+ は迷いました。NB4+ と Pro+ との間には、基本性能に差がないようなので、おそらく次回オーダーすることがあったら、NB4+ にすると思います。今回は念の為、間違いのない Pro+ にしておきましたが、やはり NB4+ でも良かったかな、と今でも思わなくないです。
FlySky Noble NB4 Pro+ の開封
立派なアルミケースが付属します。
大きめのステアリングホイール、バッテリー、ワイヤレスチャージ・・・
各種サイズのトリガー、アルミフレームのバリエーション、レシーバー2個 (FGr4B, FGr8B) など、いろいろ付属しています。
さっそくトリガーは NB4 と同じタイプの可変サイズのものに交換。指に合わせて、瞬間接着剤で固めました。
グリップもひと回り、大きなサイズが付属します。が、僕は NB4 と同じ小さい方が良かったです。
ファームウェアは 1.0.7std がインストールされていました。
現在の最新版は 1.0.11 らしいので、更新を試みます。 FlySky Assitant というソフトウェアをダウンロードして、Windows PC にインストールしてプログラムを起動。USB Type-C ケーブルでラジオを PC に繋ぐと直ちに認識ました。
ファームウェアのアップデートというボタンがあったので、それをクリックするだけで最新版のインストールが始まりました。この辺のソフトウェアは、よくできています。
更新は少し時間がかかりましたが、順調に進みました。
3月22日 - リベレーションで NB4 Pro+ 初使用
3月22日は、朝からリベレーションへ。最近、リベレーションで走っていたので、これまでと違いが分かりやすく、調整しやすいだろうということで。
ウォルマートでドリンク類を買い込んでから、Wendy's で朝ごはんを買って行きました。
比較のためはじめに、元の NB4 で1パック走りました。ちょうど走る時にいい塩梅に散水があって、走り始めに良いラップがありましたが、それは今回は除外して考えます。それで考えるとファストラップで 35.4 秒位が目安になりそう。
さて、Pro+ に切り替えます。グリップやトリガーを調整したり、フレームを外したり・・・
正直、どうもうまく走れません。なんだろう・・・。ステアリングが、妙に難しい印象。
ミスがどうも増えてしまったので、ひとまず Pro+ 特有の Fast mode を OFF に。Pro+ では Fast mode を ON にした時に反応速度が最速になることになっています。逆に言うと、Fast Mode を ON にしない限り NB4 と同程度のレスポンスに落ちる可能性すらあります。感触としても、実際に同程度。
さらに、トリガーの位置を正確に従来通りの位置にセット・・・
うーむ。調子を戻そうと思うと、どうしても元の NB4 と同様になってしまい、Pro+ らしい機能がなくなっていってしまいました。これにはちょっとガッカリ。ラジオの調整画面が見やすくなったのは良かったのですが、それだけのために買い換えたというのは、ちょっと費用対効果の面でよろしくない。
それでも、これで良い時には 35.2 秒、35.3 秒がポツポツと出てきたし、まあ、いいか・・・
画面を囲むアルミフレームも取ったので、外観だけでは Pro+ だとはわかりません。実際に形は全く一緒です。Pro+ 用のアルミフレームは 無印 NB4 にもハマります。
こうして、あれこれ試し続け、時間も遅くなり、そろそろ帰る時間に。
あぁ、ラジオを買い換えたけど、目立って良いところもなかったなぁ・・・と、ガッカリしながらピットを片付け始めていた時、ふと気づきました。
「いや、まてよ。トリガーを調整してから、Fast mode を試してなかったな」
トリガーの位置を直してから、元の NB4 程度のタイムがやっと出始めていたのですが、「これで、逆に遅くなるようなことはなくなった」と、ホッとしていただけで、Fast mode を試し直していなかったのです。
すでにピットを片付け始めていましたが、またバッテリーをチャージし直して、再トライ。
これが非常に良かった!
走り直して 1 ラップ目からベストラップの 35.2秒。次のラップも同じラップタイム・・・。リベレーションではいつも、夕方にかけてトラックも見にくくなるし、路面も悪くなるし、ラップタイムが上がらないことが多いですし、 タイヤも朝におろしたタイヤが、だいぶ減ってきているので、ラップタイムが悪くなる要素はたくさん。
ところがその状況でも、タイヤがよく食うように感じられるし、スロットルも滑らかで走りやすいし、実際にラップタイムも良い!これはいい。確かに違う。
危なく、従来通りのモードで Pro+ を使い続けるところでした。最後、ギリギリのところで思いついて、面倒くさがらずに試して良かった!
ガッカリしていたところから一転、気分良く帰ることができました。
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