RC オフロードトラック用語集

最終更新日: 2023年11月1日

ここでは RC オフロードレーストラックでみられる、障害物 (Obstacles) の呼び名を紹介します。

色々な言い方はあると思いますが、アメリカ (特に南カリフォルニア) での自然な呼び名です。

ここで説明する言葉の一覧はこちらです。

それでは、ひとつひとつ説明します。

単純なジャンプは Single (シングル) と言います。

Single が二つあり、一度に二つ飛び越える場合、Double (ダブル) と言います。

Single が三つ並び、一度に三つともジャンプする場合、Triple (トリプル) といいます。

英語の発音は「シングル」より「シィンゴー」、「ダブル」より「ダボー」、「トリプル」より「トリポー」などの方が近いですが、このページでは一般的なカタカナ表記を付記しています。

同じトリプルでも、下図のように Single をひとつ、二つと分けて二つのジャンプと見なす場合は、Single-Double (シングル・ダブル) と言います。

同様に、二つジャンプしてから一つジャンプする場合は Double-Single (ダブル・シングル) と言います。

Single が四つ並び、一度に全てジャンプする場合は Quad (クアッド) と言います。

同じ状況でも、二つのダブルと見なす場合は Double-Double (ダブル・ダブル) と言います。

二つのダブルは「ダブル・ダブル」ですが、三つダブルがある場合は Six-Pack (シックス・パック) といいます。

三つのダブルを「トリプル・ダブル」と言ってしまうと、トリプルの後にダブルが続く二つのジャンプのことになってしまいますので、シックス・パックと呼んで区別します。尚、直線的に三つのダブルが並んでいるのであれば、「リズム・セクション」と言っても構わないと思います。

ジャンプした後、ジャンプした場所より明らかに低い場所に着地する場合には Step Down (ステップダウン) と言います。

ジャンプした後、ジャンプした場所より明らかに高い場所に着地する場合は Step Up (ステップアップ) と言います。

ジャンプが無く、低地に降りる場合は Drop Down (ドロップダウン) または Drop Off (ドロップオフ) と言います。

台形状の起伏は Table Top (テーブルトップ) と言います。

高速のストレートに進入する前、もしくは高速ストレートに続く、緩やかな長いカーブを Sweeper (スイーパー) と言います。

立体交差の場所は Cross Over (クロス・オーバー) と言います。

傾斜のあるコーナーは Berm (バーム) と言います。

平地に対して急角度になる、壁面もしくは平板等を利用したセクションは Wallride (ウォールライド) と言います。

凹凸が続く箇所は Whoops (フープス) と言います。

Whoops の発音はカタカナの「フープス」よりも「ウープス」(ウはこもったウ) に近いです。しかし、一般的に Whoops は「フープス」と書かれていると思うので「フープス」と表記しておきます。

傾斜のあるフープス、もしくはテーブルトップにフープスが続くようなセクションは特に Dragon's Back (ドラゴンズ・バック) と言います。

ジャンプが続く場所を Rhythm Section (リズム・セクション) と言います。

ジャンプのようには切り立っていない、半円状の起伏を Roller (ローラー) と言います。

ゴールを示す線を Finish Line (フィニッシュ・ライン) と言います。

また、通常フィニッシュライン地点には、ラップタイム計測用の計測ループが設置されていることから、フィニッシュラインと同じラインを Loop (ループ) とも言います。

レースの予選などでは、プラクティスラップから続けて (停止することなく)、ラップタイムを計測する場合があります。この場合、レースディレクターが "The loop is live." と言ったら、「計測が始まりました (次にループを通ったらラップタイムの計測が始まります)」という意味になります。

以上、ここでは RC オフロードトラックでみられる障害物等の呼び名を紹介しました。

© 2024 キースの米国 R/C 情報