Spektrum の 4S バッテリー買換え・エラー発生時の対処法

9/13/2023

4S バッテリー選び

前回のJBRL前々回のJBRL、どちらのレースでも、トラギーのバッテリーがレースの途中でパワーダウンしてしまってました。 内部抵抗をチェックすると、やはり1セルに問題が出ています。

ひとつだけ桁違いに抵抗値が大きくなっています。まだ、新しいバッテリーなので残念ですが、これではレースで使えないので、新しく買い替えることにしました。

TLR のプロダクトマネージャのライアンに聞くと、E-Truggy で使っているバッテリーは Spektrum の 6800mAh とのこと。

前回のJBRLのメインレースでは、友達にバッテリーを借りて走ったのですが、そのときにとてもトラクションがあって驚きました。調べてみると借りたバッテリーの重量は 570g。僕のもともとのバッテリーが 494g だったので、だいぶ重かったのです。おそらく、この辺の差がトラクションの差になったのではないかと。

Spektrum 6800mAh の重量をスペック表でみると、650g。かなり重いようです。ってか、違いすぎるけど、この数字、本当なの?もし本当だとしたらバッテリーだけで150g も違うので、当然いろんな面で変わると思うんだけど。

でも、やはり重い方が感触がだいぶよかったし、ライアンも使っているし、ということで、6800mAh を購入することにしました。

ブレットプラグではなく IC5 コネクターで接続するタイプ。ちょっと意外でした。

比べてみると、だいぶ長いことが判明。

6500mAhの方の長さが、標準的なフルサイズの長さである 138mm。6800mAh の方はそれより約20mm 長い 157mm でした。

TLR 8IGHT XT のバッテリートレイが長いので、ギリギリ搭載可能でした。

他のメーカーの車には、載らないかもしれないですね。ちょっと調べてみた限り、どうやらアメリカの廉価 LiPo でこのサイズがいくつかあるようですね。それで BASHER と書いてるのかな。

ちなみに、バッテリーの高さは LGC 的なサイズでした。

重さは確かに 650g。

念の為、もう一度 6500mAh の方の重量をチェック。

確かに 500g 弱。これはだいぶ違いますね。

どうも、僕の車はふわふわしてて走りにくいと思ってましたが、やはり、この辺が問題だったのかも。

念の為、さっそく内部抵抗をチェック。

まずまず、揃っていていい感じです。初期不良の傾向が見えたら返品するつもりでした。前回も、ちゃんとはじめにチェックしていたら、すぐに問題点に気付けたかもしれません。

Spektrum の Smart Charger で充電が開始しない場合の対処方法

Spektrum のチャージャーで充電しようとした際、"Abnormal battery connection" などのエラーが発生して、充電が開始できない場合があります。 この場合、まずはチャージケーブル、バランスリードが正しく接続されていることを確認してください。

正しく配線されているにもかかわらず、バランス充電が開始できない場合、バッテリー内のいくつかのセルの電圧が下がりすぎて、充電が開始できない可能性があります。

極端に電圧が低いなど、バッテリーの破損等が疑われる場合は、それ以上充電しない方が良いと思います。

この場合、少しバランスなしでチャージすることで、エラーを回避できる可能性があります。 Spektrum の Smart Charger でバランスなしでチャージするには次の手順です。

バランスリードを挿さずに、バッテリーを接続します。

この場合、チャージは自動的には開始しませんので、メニューから Start を選択して充電を開始します。

バランスリードを接続するよう促されます。

バランスなしでチャージする場合には、"Continue without Balancing" を選択します。

これでバランスなしで充電が開始されます。

1分程度充電したら、一旦充電を止めて、バランス充電できるか試します。もし、ダメならもう一度、バランスなしでチャージを行い、少し充電したらバランス充電できるかどうか試す、という作業を繰り返します。

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