JBRL R3。トラギーで初表彰台!

8/12/2023

事前準備

トラギー用の 4S バッテリーのチャージ

以前、トラギーのプラクティスをしたときに、4S バッテリーのバランスチャージが完了しなかったことがありました。 それが気になっていたので、試しに家で充電を試みました。

僕のは Spektrum のバッテリー。 バランス充電するためには Spektrum の "Smart Charge G2" 対応の充電器が必須。Spektrum S2100 を使っていますが、バランスコネクタも普通のバナナプラグではなくて、専用のバランスコネクタです。

ところが、充電しようとしても、なぜか充電器でエラーを検出してしまい充電が開始できません。調べてみると、電圧が下がりすぎたセルがある場合、エラーが発生してしまいチャージできないことがあるらしいです。

そこで、試しに昔使っていたチャージャー (HITEC X1AC) を出してきて、バランスなしで少しチャージしてみます。

少し充電してから、またチャージャーを Spektrum S2100 に切り替えてみたところ、確かにチャージが開始できました。

どうやら4セル中、ひとつのセルの挙動がおかしいようです。不安は残りますが、まだ新品に近いバッテリーを処分するのももったいないので、しばらくこれで様子を見てみたいと思います。

バギー用の 2S バッテリーの買い足し

それから、バギー用のバッテリーは、このところ 10分もたない状況が続いているので、念のため新しいバッテリーを追加で2本用意しました。

これで DNF は避けられるかな・・・。

レース前日・食料の買い出し

JBRL R3 は 8月12日土曜日。その前日の金曜日の夜、少し買い出しに出かけました。

いつも、レース日の朝にコンビニで買い出ししていましたが、たくさん買うと結構なお値段になってしまいますので、その反省を踏まえ、少しでも安く買いたいところ。

日系スーパーの「ニジヤ」でパン類を、ウォルマートでスポーツドリンク類を買い込みました。

ゲータレードが一本 $1.48。コンビニで買うより、だいぶ安いです。

JBRL ラウンド3 - サンダーアレー・レースウェイ

8月12日(土)。朝4時半、自宅 (トーランス) を出発。サンダーアレーのあるボーモントに向かいます。

ゲートオープンは6時半でしたが、6時ちょっと過ぎくらいには到着できました。まだ車も多くなく、比較的近い場所に車を止めることができました。今度からゲートオープンの30分前には来ようかな。

今回の路面はウェット。これまでのプラクティスではみたことないくらい、散水してます。

朝のプラクティスで、JConcepts Reflex Blue と Pro-Line Hole Shot M3 で走りましたが、結局ホールショットの方が良さそう。

うーむ、最近タイヤ選びに力を入れてきましたが、結局、プラクティスで選べるのはプラクティスのコンディションでのタイヤであって、レースのコンディションとは全然違うのですね。

良い練習をする、という意味では、プラクティスで良いタイヤを選べるに越したことはないでしょう。しかし、レースでのタイヤ選びの知識や経験が増えていないのは困ったものです。

エントリーは全体で 231 エントリー。これまでのJBRLは300エントリー超級だったのと比べると、比較的少ないエントリーになりました。開催日の予定変更などが影響してるのでしょうね。

エントリーが比較的少ないため、予選のフォーマットは、これまでの1ラウンドの TOP 5 アベレージではなく、2ラウンドのロケットラウンドになりました。

予選

バギーは Q1, Q2 ともにタイヤは、プラクティスで良かったホールショット M3 で。どちらのラウンドも大きくコケてしまい、良いタイムになりませんでしたが、順位はどうにかどちらもヒート内では1位。結局、全体では予選順位は37人中3位

トラギーは Q1 はタイヤは Reflex Green。これが最悪で、かなり難しかったです。あまりに難しかったので、おそらくショックオイル (TLR 40/TLR 35) も外していたと思います。が、なぜか順位は Q1 では25人中1位。Q2 ではタイヤはホールショット M3とし、ショックオイルも TLR 37/TLR 32 にして、なんとか Q1 よりは良いレースタイムになりましたが、結局、一人に抜かされてしまいました。全体では予選順位は 25人中2位

順位だけ見れば、バギーもトラギーもそれなりの好成績といえるかもしれません。しかし、正直なところ、かなり走り慣れていたコースだと思っていたので、ミスが多く、差をつけられなかったのは残念でしたし、タイヤもこれまで頑張って選んできたつもりが、本番の役に立たなかった点でガッカリでした。


予選は3時前頃には終わりましたが、メインレースは夜になります。エントリーが少ないといっても 231 エントリーありますからね。

前の晩、ウォルマートで買っておいたサラダ。なぜかサラダはレース日に食べやすいです。

晩御飯は近くのチャイニーズフードで。ライスヌードルにカンパオチキンをのせてみましたが、これは良かった。食べやすく、食も進みました。名付けて「カンパオ・ビーフン丼」。しばらく、レースの時の定番になりそう。

天気予報では涼しいはずでしたが、結局日中は 100°F くらいにはなりました。

メインレース

バギーは結局 TZO 202 (Ultra Soft) で行くことにしました。路面がウェット、ということで、これまでクラブレースなどで使ってきた実績で選びました。

予選のままホールショットでも良かったのかもしれませんが、正直よくわかりません。今後、クラブレース等でいろいろやってみて、適切なタイヤを選べるようになればいいかな、と。

バギーの A メインは午後10時を過ぎました。気温は75°F くらい。

バギーのメインレースは、序盤に当てられ順位を下げたあと、冷静さを欠いたか、ミスが増えてしまいダメでした。せっかく3位スタートでしたが、7位で終了。

トラギーで走る前には、バギーのミスを反省。右奥のコーナーでスピードを抑えきれていなかったために、バックストレートで奥側に当たるミスが多かったかと。トラギーはその点に注意して走ることにしました。

トラギーは好スタートできましたが、序盤でパイプに引っ掛けてしまい、2位に後退。その後、ちょこちょこと小ミスを繰り返し、じわじわと遅れをとる流れ。

トラギーはシックスパックのクリアがうまくいかなかったです。タイヤが滑ってたのか、自分が硬くなってしまい、スロットルを入れられていなかったのか、原因はわからなかったのですが。最後まで修正できないまま。それでもどうにか、序盤のリードを保って3位でゴール

表彰台写真を撮ってもらいました。

TQのジェットさんがすごい勢いですぐ後ろまで来ていた上に、ゴール直前でバッテリーのカットオフでスピードが出なくなったので、ほんと危なかったです。前述の通り、4S のバッテリーの状態が怪しかったので、カットオフ電圧を下げるか、カットオフ自体をディスエーブルにするかしようとおもっていたのですが、設定を変えるのを忘れていました。

ともあれ、はじめて表彰台に乗れたのは、嬉しい出来事でした。

朝4時半に自宅を出発してから、最後のメインレースを走り終わったのが午後10時半過ぎ。疲れすぎては、良いレースもできないでしょう。上手に休憩を取る方法なども、ちゃんと身につけていかないとダメですね。

反省点

タイヤ選び。レースに適用できないのはまずい。

最近、練習でもちゃんとしたタイヤで走ろうと心がけ、いろいろと試してきました。ドライ路面でのタイヤは、しっかり選べるようになってきたと思います。

ところが、今回レースに参加して改めてよく分かりましたが、普段の路面とレースでの路面のコンディションは全く違いました。 プラクティスで Reflex と Hole Shot で走り比べ、大きな差が出てしまい、準備していた Reflex を断念せざるを得なかったのは残念でした。

プラクティスの時には Thunder Alley では勝手に散水するのは禁止されてます (一度、プラクティス中の人たちの中で、水を撒こうか、という話になって、やろうとしたらオーナーに注意されました)。プラクティス時に、ウェットで走ることはできません。

そのため、ウェットのコンディションに慣れるには結局のところ、もっとレースに参加して、レースをしながら学ぶしかありません。

レースの経験不足

前述のタイヤ選びもそうですが、やはりレース時のコンディションに慣れていかないといけないな、と改めて痛感しました。

これまでの JBRL は、事前練習なしで参加していたので、少々ミスがあっても「ぶっつけ本番の割には、よく頑張れてるな」という風に思っていました。ところが、今回は話が違います。事前練習をみっちりやって参加してます。それなのに、普段の JBRL と大差ない結果しか出せませんでした。

1/10 スケールではたくさんのレースの参加経験がありますが、1/8 スケールでのレースの経験はまだまだです。しかも、インドアとアウトドアの違いもあります。ビッグレースの参加経験も足りません。時間の使い方、体調の整え方、日中と夜とでのセットの変え方など、課題が山積みです。

いろんな面で、経験不足が出ていることを痛感したので、なるべく意識して多めにレースに参加したいと思います。

もっと強く走りたい

それから、走り方ですが、やはりインターミディエート以上の人の走り方は、力強い。こまめにスロットルを入れるところはしっかり入れてますし、そのためにジャンプの姿勢もキチンと整えています。

自分はまだスポーツマンクラスだし、大きなミスさえ防いでいけばそこそこ上位に行けるであろうことは想像に難くないですが、上のクラスに行っても通用するような走り方を意識して練習していきたいな、と改めて思いました。

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