JBRL R4。The Dirt が苦手な理由がやっとわかった

8/26-8/27/2023

8月26日は JBRL のラウンド 4 が The Dirt で開催されました。当初、ラウンド 4 はサンタバーバラのチャネルアイランズで開催される予定でしたが、チャネルアイランズで公園施設の工事が予定さているらしく、急遽 The Dirt での開催となりました。

ちなみに、先週はロサンゼルス東部に来たハリケーン "Hilary" の影響で The Dirt でも大雨が降り、開催が危ぶまれていましたが、有志によるトラックメンテナンスのおかげで予定通り開催されました。

僕自身はここ最近、あまりにドタバタといろんなことがあり (例えばパンクだけでも、1週間で2回 😩)、その上、体調も崩してしまい、正直一時期はR4 の参加をあきらめていました。 ところが、レース前日に嘘のように体調が戻り、もしかしてレース出られるかも?と、思い直して急いで準備。そんな中でのレース参加になりました。

結果的には、あまり良い成績にならず、反省の多いレースになってしまいました。しかし、学ぶことも多く、収穫はありました。

まずは、レースと翌日のプラクティスをざっと振り返り、それから今回学んだことを書いておきたいと思います。

8/26 - JBRL R4

前日のうちに食料を、日系スーパーのニジヤで買い込んでおきました。

当日は朝4時45分頃、トーランスを出発。

6時過ぎに The Dirt に到着。ピットを準備して、少し走行練習。

先々週に一度、プラクティス日にコースを走っていたのですが、レースのコンディションで走ると、難しいところが全然違いました。大雨の後、トラックが非常にバンピーになっていた影響もあるでしょう。その他、以前のプラクティスのときはドライで走っていたのですが、レースではウェットという路面の違いもあります。

予選

8時半から予選開始。エントリーが全体で 261 エントリーとなったため、予選フォーマットは4分2ラウンドのロケットラウンドになりました。

JBRLのルールでは、予選フォーマットは全体のエントリー数によって変わります。250エントリー未満の場合は、5分2ラウンドのロケットラウンド。250以上300未満の場合は4分2ラウンドのロケットラウンド。300以上の場合は、7分1ラウンドで TOP 5 平均のラップタイムで予選順位を決めます。

凸凹で跳ねるなどで、急にスッ転ぶようなミスがなかなか防げず、どうしても良いタイムで走れませんでした。

結局予選順位は、バギーが46人中18位、トラギーが26人中18位。両クラスともメインレースは、Bメインからになりました。

メインレース

まずはトラギーの B メイン

前回のJBRLではゴール手前でカットオフになり、危なく DNF となるところでした。その反省を踏まえ、ESC のカットオフはディスエーブルにしておきました。

無難にスタート後、なんとか5周目くらいには1位まで上がりましたが、7周目にヤバいところでミスして転倒。また、追い上げなんとか2位でゴール。

ファイナルラップは、バッテリーが切れてしまい、明らかにパワーダウンを感じてしまいました。ともあれ、なんとか A メインにバンプアップ成功。

次にバギーの B メイン

走っているときは、それなりに走れていたのですが、急にひっくり返ってコケたり、ジャンプでショートするなどのミスが重なり、結局、14人中4位ゴール。残念ながら、バギーはこれにて終了。

失敗の原因はわかったので、下の反省で後述します。

最後にトラギーの A メイン

8分の B メインですらバッテリーが持たなかったので、10分となる A メインではバッテリーが持たないことは明らか。そこで、友達からバッテリーを借りて出走。

序盤、いい感じに最後尾から前に抜け出したのですが、2周目でまたヤバいところで転倒。しっかり最下位に落ちたあと、なんとか追い上げようとするも、ちょこちょことミスが出てしまい、上に上がれませんでした。結局、14人中9位で終了。

レース後、40+ Nitro Buggy の A メインのマーシャルをしていた時、色々と気付くことがありました。特にトップを走っていたリチャード・サクストンさんの、プリサイスな走り方が特に印象的でした。(この点も後述)

毎回ながら、レースは早朝から夜までで、とても大変です。しかし、いつも収穫があるので、レースは参加してよかったと思って終わることができています。

現時点で JBRL のポイント争いでは、バギーが 86人中9位。トラギーが47人中5位。残念ながら上位とポイント差が大きく、ここからさらに上位を狙うのは難しく、来年もスポーツマンで走ることは、ほぼ確定。残りの2ラウンド、ひとつでも上位に行けるよう頑張ります。

8/27 - The Dirt でプラクティス

翌、日曜日も朝から The Dirt にプラクティスに向かいました。

お昼は、気分転換も兼ねて、まだ行ったことのないピザ屋さん Little Caesars で。

自宅近くでもよく見るピザ屋さんなのですが、試しに入ってみました。

おっと、カウンターだけで、食事をするテーブルはないのか。それにしても、ホールピザで $6 から $7 とは安い。

安いことをウリにしてそう。最近、物価が高いですから、ありがたい。

10分ほど待つとピザができました。次回からはオンラインで、事前にオーダーしておけば良さそう。

店内には食事する席がなかったので、駐車場の木陰に車を停めて、そこでいただきました。

これ、美味しかったです。また時々来たいと思います。

さて、このあとはすぐ The Dirt へ。

前日、レースでミスしたところを中心に練習。

今回から、TLR のライアンのアドバイスに従って、プラクティスの時にはしっかりと散水することにしました。1時間に1回のペースでしっかり水を撒いて走りましたが、水を撒いていた方が確かにレース時の感触に近く、より良い練習になることがわかりました。

反省点

路面が荒れている時こそ特に、速い人のラインをもっとよく観察し、精緻に真似ること

今回、JBRL で自分のレースが終わってから、トップグループの人たちの走るラインをみていたのですが、自分がかなり間違っていたことに気付きました。

例えば一箇所特に、跳び切るのが難しくて、ショートするミスが多かったジャンプがありました。トップグループの人たちのジャンプの入り方を見ていると、バームの外周ギリギリを走って、加速してジャンプを飛び切っていました。

僕はなるべく短いラインから、どうにかうまく加速してジャンプを飛び切ることを良しとしていたので (基本的にはそうでしょうが)、今回のように荒れて、凸凹の多い路面の時にやるべきことを間違っていたようです。

さらに、良さそうなラインを走っても、それでも車が跳ねて加速できない場合もありますが、上位グループの人たちは、そういうときに無理せず、小さいジャンプに切り替えていました。僕は何度も同じことをやろうとしてしまい、同じミスを繰り返していたように思います。

思ったように加速できない場合に、どの辺に着地したら良いか、という "プランB" 的なことも、事前に考えておくべきだと思いました。とくに、凸凹が多い場合には予期せぬ挙動が増えるので、とても大事なことだと思います。

こうした点に注意して、自分より速い人がどこをどう走っているか、失敗しそうな時に何をしているか、しっかり観察するようにしたいと思います。

実際のところ、「なるほど、そう走れば良いのか」とわかりさえすれば、技術的にはすぐに実践可能なことも少なくありません。翌日のプラクティスの時に試しにやってみましたが、そんなに難しいことではなかったですから。

今回の難点は、走行技術そのものよりも、情報収集側にあったと言えそうです。

これが The Dirt のラウンドで撃沈してきた1番の理由に思われます。

タイヤ選び。402 も選択肢にいれるか。

今回はじめて、TZO Tires を使うということを決めてレース参加しています。 これまでの経験ではバギーでは TZO 202 一択だったので、202 だけ準備していました。

比較をしていないので、ベストと言い切ることはできないのでしょうけど、自分としてはタイヤ (202 および T202) には不満は感じていませんでした。

ところが、TZO チームの上位の友達に聞いたら、「今の路面では 202 では凸凹を拾ってしまい、アグレッシブになるから、402 の方が操縦は楽だと思う」と教えてもらいました。なるほど、そんな使い分けがあるのか。

次回、チャンスがあれば 402 と走り比べたいと思います。

プラクティス時にもしっかり水を撒くこと

TLR のライアンからのアドバイスなのですが、特に夏場はプラクティスの時もなるべく水を撒くように、とのこと。 理由は路面のグリップやタイヤどうこう、ということだけではありません。シャーシを保護する目的もあるのだそうです。

確かにここ最近、すぐにシャーシがダメになるので困っていたところだったので、心底納得してしまいました。

さらに、今回、水を撒いてプラクティスして比較してよくわかりましたが、水を撒いてプラクティスすれば、レースのときのグリップ感によく似ていました。前回はドライでプラクティスしていたので、レースの時と難しい場所、気を付ける場所、どれも全然違ってしまっていました。ちゃんとウェットにしてプラクティスすれば、もっとレースに近い、良い練習ができるのは明らかです。

サンダーアレーやリベレーションなどでは、自分で水を撒くわけにはいかないのですが、The Dirt であれば散水は自由にして良いことになっています (もちろん、走行中の人に声を掛け合って、都合が良い時に水を撒いた方がよいですが)。

この点で、The Dirt に行って、面倒臭がらずしっかり水を撒いてプラクティスをしていこうと思います。

この日は暑くて100°F 以上ありましたが、1時間に1回くらいまけば良さそうでした。もう少し涼しくなれば、散水の頻度は減らせるかもしれません。

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