DNC 2.0 / ハックルベリーでプラクティス

3/18/2023-3/19/2023

3/18/2023 - ぺリスで DNC 2.0

先週はロサンゼルス地方は雨。どこのトラックもクローズで、レースも練習もできませんでした。今年は雨が異常に多いです。

雨が上がってから、3月18日には The Dirt で DNC 2.0 なるイベントが開催されるというアナウンスがありました。そこで、3月18日は急遽、The Dirt のレースに参加することしました。

The Dirt は、以前も紹介しましたが、ペリスにあるレースパークで DNC (ダート・ナイトロ・チャレンジ) という全米最大規模のビッグレースの開催場所で有名です。

今年のDNCは大雨のため、小さな特設トラックで開催されました。そのため、3月18日(土)に "DNC 2.0" という名前でペリスのメイントラックでレースが行われることになった、というわけです。

ちなみに、その前日の金曜日の夜は Friday Night Light (FNL) という名称で、ペリスではクラブレースが行われています。DNC 2.0 には前日夜のクラブレースから連日レースに参加している人も多数いました。

3月18日土曜日。朝5時出発。

自宅からはフリーウェイ 110 → 91 → 215 で、1時間半程で着きます。

去年の10月、ナイトロエクスプロージョンの後から、なるべく遠征をするようになって、早朝からの移動も慣れてきました。

ペリスにはレースの観戦には何度かきていますが、走ったことがないので、どこにピットを取れば良いかすらわかりませんでした。 結局のところ、どこでも空いているところに好きにピットを作って良さそうです。駐車場の中、車の横にキャノピーを立てるもよし、ドライバースタンド脇のテーブルを使うもよし。なんでもありっぽいです。

僕は下の写真のあたりにピットを作りましたが、すぐ後に TLR のチームもすぐ横にピットを準備。僕も TLR を使っているし、賑やかでちょうどよかったです。

レースのエントリー数は 188。なかなかの規模になったので、ビッグレースの予行練習にちょうど良かったです。

朝7時から8時半くらいまで練習時間があり、僕も2パックほど練習。

ペリスのトラックは、初め見た時は意外と違和感なくいけるかな、と思ったのですが、いざ走ってみると案外広いなと感じました。

また、コースレイアウトも難しく、ドロップダウンのところがブリッジでクロスオーバーになっているのですが、そこが遠い上に狭く、さらにカーブになっていて、非常に難しい。

練習、2パック目、自分がコケたときに後続が追突。その衝撃で、ショックシャフトと、さらになんとスプリングも曲がってしまいました。

レース開始時間がすぐだったので、急いでショックシャフトを交換。スプリングは、ショックボディーに引っかかったまま・・・。 バタバタしてしまいましたが、なんとか予選 Q1 に間に合いました。(Q1 は 25人中4位)

さて、スプリング。Q1 は曲がったままで走りましたが、このままではまずいので、過去、比較的良かった組み合わせ (F:TLR GOLD/R:TLR BROWN) に変更。また、Q1 前にショックを直したとき、リアの1本だけオイルを入れ直したのが気持ち悪かったので、4本ともオイルの入れ直し。オイルの手持ちが切れてしまったので、急遽 AE 45/AE 40 に。手持ちがなかったので仕方がないです。ちゃんと多めに予備を持ってないとダメですね。

ショックに関しては、以前、色々と試したときに、自分の好みの組み合わせが結構はっきりしていたので、あまり変えたくはなかったです。

結局、Q2 は、ショックが固かったか、コケやすく難しくなってしまい、ミスが続いてしまいました。

以上で、予選は27人中9位。ま、悪いなりに、なんとかAメインには入れました。

予選は20ヒート。メインレースも18ヒートあって、一応 A メインなので、メインレースのレース順は後ろの方。結構時間が空きました。

ブラブラと、オンロードコースを見学。こちらは今年の DNC の会場になったところです。以前よりも、綺麗なオンロードコースになっていました。

オンロードもレースをしていました。

路面はこんな感じ。

僕もオンロードもたまにはやりたいんですけど、アソシがオンロードから撤退してからは、オンロードから遠のいてます。パーツもないので、いまさら TC6.1 で走れないし。

予想していたより、だいぶレースが遅くなりそうだったので、一旦外に出て、パンダエクスプレスで晩御飯(お昼?)を食べてきました。

ビッグレースの時、この暇な時間の過ごし方を、もっと工夫しないといけないですね。朝も早起きで、何もしないで夜まで待つのはなかなか体力的にもきついです。

R/Cトラックの横には、実車のレーストラックがあり、夜になると爆音が響き、煙っていました。

R/Cトラックを挟み、逆側にはBMXのレーストラックがありました。やはり、この辺はこうしたオフロードレースが盛んですね。

さて、夜ようやくメインレース。

メインレースは、今思い返しても、なんであんなにミスしたのかな、と思うほど、ミスを連発してしまいました。

結果は A メイン 14人中9位。最後まであきらめずに、ひとつでも順位を上げようと頑張ったところはよくできたと思います。

初めてのトラックだし、これまで走り込んでいる人も多数いることを思えば、Q1まではよく頑張れたかな。

去年10月のナイトロエクスプロージョンでの失敗を反省し、気をつけてきたつもりでしたが、今回も長時間のイベントでのコンディション作りは失敗。夜のレースもやはり克服できておらず。少しは上向いてきていたかな、と思っていたので、残念な結果でした。

ちなみに、メイントラックの写真、自分の車の写真など、全て撮り忘れ。時間があったのに、やることができてないですね。

反省するところはして、いいところも見て、落ち込みすぎず、次回のレースを頑張りたいと思います。

複数クラスへの参加は必須か

たくさんのエントリーがあって、イベントが長くなりました。自分の場合、予選 Q1 は 9:30am 頃、Q2 は 1:00pm 頃、メインレースは 8:15pm 頃でした。

現状、1クラスしか参加していないので、レース間隔があき、集中力を欠いているように思います。

上位で頑張っている人たちは、複数のクラスにエントリーして、たくさん走っている人が多いです。それでコースに慣れることもできるでしょうし、 走行する間隔が狭くなることで、緊張感と集中力を持続しやすいのではないかと思います。

また、夜、暗くなるにつれ、操縦の状況も全く変わります。複数回時々走ることで、徐々にコンディションの変化に慣れていくことも可能ではないかと思います。

やはり、今後は自分も複数クラスに参加するべき、と痛感。

では、Sportsman EBuggy の他、どのレースクラスに参加するか。

自分の場合、バギーで追加エントリーできるとすれば、40+ EBuggy (40歳以上のEBuggy) か Intermediate EBuggy。

ただ、どちらもレベルがグッと上がります。特に Intermediate というと言葉の意味でいえば「中級者」というイメージがあるかと思いますが、こちらでは Intermediate というと、基本的にメーカーから何らかのサポートを受けている人たちのことです。元世界チャンピオンだった人たちも走ってます。 決して、普通の意味での Intermediate (中級者) というのではありません。十分、上級者です。

40+ も似た状況。当然ながら経験が長い人が多いです。例えば去年のDNCの40+クラスの優勝者は元世界チャンピオンのマーク・パビディスさんだったりします。

自分はまだスポーツマンクラスですが、そのコンディション作りのために、余計に上のクラスに出て厳しいレースをするのもなかなかきついものがあります。

結局のところ、同じスポーツマンクラスで参加できるものといえば、一つしかありません。Electric Truggy (E-Truggy) クラスです。

E-Truggy クラスへの参戦は今年の目標のひとつでもあります。いよいよ E-Truggy への参加を真面目に考えないと、これより上には上がれないんじゃないか、と思わされました。

3/19(Sun) ハックルベリーでプラクティス

翌、3月19日も、ロサンゼルス地方はところどころ雨が降ってそうで、一番降水確率の低いと思われたハックルベリーに行くことにしました。

ハックルベリーで走るのは2度目。

前日のペリスのレースでの傷を癒すので、少しリラックスして練習。 前回来た時よりは、だいぶコースに慣れるのも早く、少しは上達してきたんじゃないかなと思うようにしました。

良いところも探していかないと、精神衛生上、キツイですからね。

勝てるようになるまでは、必ず負ける時期があります。当然です。勝ててないから勝てるようになりたいわけですから。 でも、ここでやめてしまったら、これで終わりです。

ホビーなんて、別に誰かにやらされてやってるわけじゃないですから、いつやめても良いものです。その点、気楽です。

でも、なぜか、やりたいんですよね。

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