JBRL R4
8/23-8/24/2024
8/24 は JBRL ラウンド4。元々はチャネルアイランズで開催される予定でしたが、会場が変更されカマリロ (フリーダムパーク RC レースウェイ) での開催となりました。
JBRL R4 レース前日
レース前日の 8/23 は 11時からプラクティスのスケジュールだったので、それより1時間早い10時頃には到着してピットスペースを確保したいところ。 そこで自宅を8時に出て、カマリロに向かいました。
予定通り10時頃カマリロに到着。
ピットをオンロードコースの横、野球場に近い側に取りました。駐車場も広いし、ピットをとる場所はたくさんあるし、電源も簡単にとれました。不安だった、ピットスペースもいい場所にとれて、ひと安心。
エントリーが少ないことが予想されているのか、運営がスローな感じ。11時になっても、走っている人はいましたが、ラップタイムの計測が始まりません。
トラックメンテナンスも、まだ、ちょくちょくやってそうだし、走行練習より、まずはお昼ご飯を済ませてしまうことに。
お昼は、カマリロにきた時の定番になりつつある、タイ料理レストラン RICE BY MAMA へ。先月も行きました。
外のテラス席で Pad thai と Thai fried rice。天気はいいし、おいしいし、お店の感じはいいし、ほんとに、いつも満足。
食後、ウォルマートによって、ドリンク類と氷を調達。カマリロのアウトレットモールのすぐ横、ラスポサスの通り沿いに、ウォルマートとターゲットが並んでました。
小さいウォルマートでしたが、ドリンク類やサラダなどを買うのには良さそうです。
その後、トラックに戻って走行練習。今回もポイントリーダーのカーナンバー。
ところが、ここからがトラブル続き。シンプルに自分の間違いなのですが・・・ EB48 2.2 では、標準のデフの取り付け方向が変わったらしく、フロントのデフの向きが逆になってしまってました。 それで、一旦、ギアボックスを開けて取り付け直したりしたのですが、この時にギアボックスのネジを閉め忘れてしまいました。
ネジを締め忘れた状態で走ってしまったことで、ギアボックスを破損・・・。一度は、手持ちのスペアで凌いだものの、練習中にジャンプをミスした時に、また、なぜかギアボックスが割れてしまいました。これは原因不明。何で壊れたんだろ。
こうして、あっという間にギアボックスを2個も壊してしまいました。これまで、1度も壊したことがなかったのに・・・なんなんでしょうね。
修理の時間が長くなってしまい、走行練習もはかどらず、タイヤも決まらず・・・いろいろと悩んだまま、気がつけばもう、日が暮れてきました。
一旦家に帰って、また朝の6時には来ないといけないのに、夜8時過ぎまで練習。
それから、トーランスに帰ってきて、日系スーパーのニジヤでパン、お茶、お菓子などの準備。さらに、デルアモの横のターゲットによって、氷、レッドブル、マウンテンデュー、シーザーサラダなどを。
トラブル続きでしたが、なんとか、準備完了。
ちなみにこの夜は、帰省していた娘が、翌週から大学が始まるのでニューヨークに帰るための、荷造りをしてました。僕は翌日の朝が早いので、先に寝てしまいました。
JBRL R4 レース当日
朝4時半起床。3時間半ほど寝れました。娘はまだ起きていて、ちょうどお風呂から上がって寝るところ。NY に帰る日と大事なレース日が重なって、僕が空港にお見送りに行けないので、起きていてくれたみたいです 🥰 みんな、協力してくれているし、僕はレースを頑張らないと。
4時50分頃家を出発。6時過ぎに、またカマリロに到着。
さて、タイヤはどうしよう。候補は TZO 402、401、501 です。
これまで、ドライ路面でレースすることはあまりなかったので、タイヤをどう選ぶか、本当によくわからなかったです。朝、走ってみたところ、401 でベストラップの 21.1 秒が出て、ほぼミスもなかったので Q1 は 401 で行くことに。
エントリーは全体で 187 エントリー。ドライバー数は 109。前日の様子だと、もっとエントリーは少ないのかと思っていましたが、案外、多かったです。どうやら、普段、JBRL のシリーズ戦としては開催されない 40+ Electric Buggy や Pro Moto クラスといったクラスが追加されたことも影響しているようです。僕が参加するクラスは普段より少ないです。
ちなみに、今回のカマリロのこのコースは、ここ1年ほど、レイアウトの変更がないらしいです。先月開催の JBRL の 1/10 のラウンドも、今月開催された Golden State Championship も、当然ながら全て同じレイアウト・・・そんなこと、普通はないんですけどね。
そのため、今回は、地元のドライバーが、コースに慣れきっているようで、非常に有利な状況でした。
まー、いますよね。そのコースだけ、慣れきっていて、異様に速い人。今回は、自分たちが有利とみたのか、 普段は JBRL に参加していない、地元の人の参加が目立ってました。
Q1 - 予選1本目
さて、バギーの予選1本目。タイヤは TZO 401 (Super Soft) としました。
朝と違って、いまひとつ食わず、ちょっと難しかったです。しかし、それ以上に、ストレートに入るところのバンプを超えるのが難しく、1度、大きくコケてしまいダメにしてしまいました。
ヒート内では1位でしたが、全体では24人中2位。
このあと、ストレートに入るところのバンプをチェックしてみたら、二つ目のバンプに大きな穴ができていて、そこを踏んでジャンプしようとすると、つんのめってひっくり返るようです。これを避けるために、インコース側を走らないといけなかったのですね。
前日練習の時は全く問題がなかったので、トラックのチェックが甘かったようです。
トラギーのタイヤは、古めの TZO T202 (Ultra Soft) で。今回は条件があまり良くなかったので、タイヤを温存した形です。 あまり食わず難しく、3位と出遅れてしまいました。
それにしても、レースが汚い。コースが小さい中でトラギーで走っているので、ある程度は仕方がないのかもしれませんが、 当てて抜く人が多い・・・騒ぐ人も多いし・・・。これが、カマリロの文化なんでしょうか。
ちなみに、ストレート入口のバンプに関しては、想定通り、内側を走るので全く問題なしでした。
Q2 - 予選2本目
予選2本目。タイヤは TZO 402 Super Soft。
難しかった、ストレートの入口も攻略できたし、TQ獲るぞ、と気合を入れましたが、なんと、プラクティスラップの走り始めに、またバンプでコケてしまい、その勢いでなぜかリアのドライブシャフトが抜けて走行不能に・・・。
車を持って、急いでピットに戻りなおしてきましたが、スタート時間に間に合わず、1周目が10秒程出遅れた形になってしまいました。
かろうじて2位まで上げられましたが・・・まあ、走れただけでもよしとするか。(それにしても、なんで抜けたんだろ・・・?)
ちなみに、ストレート入口のバンプの穴は、少し大きくなってきているようで、想定よりも、もう少しインコース側に避けないとコケるようでした。
トラギーの予選2本目。タイヤは、こちらも使い古しの TZO T202 (Super Soft)。
何度もぶつけられて、冷静でいられなかったです。誰だ、あのトラギーボディーのやつ・・・・・・いや・・・いかんいかん、冷静にやらないと。
というか、このトラックでトラギー11台同時走行は、そもそも無理なのでしょう。あと、一人か二人、エントリーがあれば、2ヒートになったはずですけど、今回は運悪く、11エントリーという最悪の状況ですね。さらに、知っているボディーペイントも、自分含めて11台中、4台のみ。そのうち、2台は似た色のボディーの人が走ってるし。今回は、まともに走るのが無理っぽい。
以上で、トラギーは予選11人中3位。
メインレース
Sportsman E-Buggy A Main は、午後7時前。ドライバーズスタンドは東向きなので、前日練習の時、日が沈む時間帯はまぶしくて大変でしたが、そこまで遅い時間にならなくて良かったです。
タイヤは TZO 501 の Soft にしました。
TQ はホットロッドでよく会うダンさん。かなり走り慣れているようで、Q1, Q2 もほぼノーミス。ただ一発はそんなに速くはないので、こちらも丁寧についていけば、勝負はできるかな、と考えていました。
スタート後、自分はトリプルで2度ほど危ないところがありましたが、運良くコケきらず、7周程じっくりついていけたので、相手がトリプルでミスしたところで抜き、その後は丁寧に周回。
ダンさんと、レベッカちゃんが、2位争いをしている後ろに追いつきましたが、僕が先に行く必要もなかったので、ペースを落として2位争いを見守った形で無事1位でゴール。
レース後、ダンさんがクリーンで良いレースだったと、ご機嫌だったので良かったです。
今回はテクノの帽子と、テクノの T シャツにしてます。写真撮影も少し慣れてきて、胸のロゴが見えるように気をつけることができました。
トラックサイドに、こちら在住の日本人の友達ご夫婦が来ていて、レース後、写真を撮っていただきました。
Open E-Truggy A Main は、しっかり日が暮れた午後9時頃になりました。照明がしっかりしていて、見えにくいことは全然ありませんでした。
トラックも狭いし、メンバーも知らない人が多くてお互いが尊敬に欠けていて、どうせあまり良いレースにならないだろう、と思っていたので、タイヤはメインレースでも温存してしまいました。TZO T202 Ultra Soft の使い古しです。
レース内容としては、予想通り当たりあってグチャグチャになりましたが、肝心なところでミスが出て上位にいけなかった点は悔やまれます。もうちょっと丁寧に走るべきだったなー。
ちなみに、スロットル操作後、一瞬動かない現象が2回ありました。センサーワイヤーに問題があったのかも。
ともあれ、以上でレースは終了。
イベント終了後、トラック内で記念撮影して帰りました。
現時点での JBRL シリーズポイント。現時点では両クラスポイントリーダー
今回で、バギーのシリーズポイントは、次の通りになりました。
まだ、シリーズ優勝は確定していませんが、3位以内に入ることは決まりました!スポーツマン卒業決定。来年からは、上のクラスで走ります。
上のクラスはほぼ全員が、シャーシメーカーのスポンサーをもらっている人ばかりで、かなり手強いですが、僕も普段通り走れれば、「インターミディエートの普通のレーサー」くらいには走れると思いますので、 面白いレースができればいいな、と思います。
一方、トラギーの方のシリーズポイントは、次の通りに。
ビッグマイクさんとポイントリーダーを争っていますが、今回はひとつ僕の着順が上だったので、1 ポイント差をつけれました。
このまま Open Truggy もシリーズ1位になれたら良いのですが・・・いや、欲を出したらダメですね。しっかり練習して、一生懸命走るだけです。結果は、後からついてくるものですよね。
ちなみに、今回は4位ゴールでしたが、シリーズポイント的には、今回の上位3名には逆転される可能性はありません。
反省点
レース直前に車をいじりすぎた
直前に EB48 2.2 にアップグレードしたのは、間違いだったんでしょうね。車の特性や性能がどうこうではなく、ネジの締め忘れなど、メンテナンスにうっかりミスがあって、車を壊す原因になってしまいました。
暇な時期ならともかく、仕事も忙しい中だったので、そんな中で万全を期そうと思ったあまり、余計なことをしたのが裏目にでてしまいました。
小さいトラックをナメていた
そのつもりはなかったのですが、振り返ると、「ま、小さいトラックだし、ドライだし、大丈夫でしょ」と、油断していたのは否めないかもしれません。
ストレートに入るところにあるバンプにできてきていた穴に、もう少し早く気付きたかったです。トラックのチェックは、常におろそかにしないように気をつけたいです。
情報共有をスムーズにしたい
ちなみに、バンプの穴については、トモコさんは「おや?」と、気付いていたそうです。
逆に僕はトリプルをクリアするコツ的なものや、トラック向かって左側の S 字コーナーのクリアの仕方について、少し早めにコツをつかんでいたようです。
こうした点については、前日練習からレース最中に渡って、もう少し情報共有できていたら、結果は違ったかもしれません。
今回、E-Buggy で3位に入ったレベッカちゃん家族は、弟二人、お父さんともにインターミディエートクラスで走っている RC ファミリーなのですが、レース中はナイトロのレーサーのようにヘッドセットをつけて、情報を得ながら走っています。
さらにいえば、今年の DNC の Pro E-Buggy A-Main で優勝した、スペインのカナスも E-Buggy のときにヘッドセットをつけていました。
僕もこうしたツールを有効活用して、情報戦でも負けないようにしたいと思っています。実はもうヘッドセット (Eartec) は用意してあるのですが、まだ、活用できていません。
カマリロでのタイヤ選び
結果的に、カマリロのドライ路面では TZO 501 が常に良かったように思います。
プラクティスでは、TZO 401 が良い時、TZO 402 が良い時、いろいろでしたが、一番安定していたのが、TZO 501。思い返せば、TZO 501 はサンダーアレーでも、ダートでも、ドライで悪かったことがありません。かなり優秀なタイヤだと思います。
セットアップシート
TEKNO EB48 2.2
Hobbywing Xerun XR8 Pro G3
Motor: Hobbywing 4268SD G3 1900kV
TEKNO EB48 2.1 と EB48 2.2 では取り付けるギアの向きが異なっているため、2.2 の説明書通りに組む場合は Motor Rotation は CW (Clockwise, 時計回り) になります。私は 2.1 の名残りで CCW のままでした。
ブレーキはラジオ側で EPA 55% から 60% 位の範囲でその場で調整。
← 前の記事 | 次の記事 → |