JBRL R3 両クラスとも TQ & WIN!

7/12-7/14/2024

この週末は JBRL ラウンド 3 に参加してきました。

会場はプロラインのテストトラックです。普段は一般開放されていないコースで、私は去年の JBRL R2 で走った以来の2回目です。

JBRL 前日練習

JBRL前日の7月12日(金)は、ピットスペースを確保するのと走行練習のために、プロラインのあるバニング市に向かいました。

IN-N-OUT でお昼

お昼は IN-N-OUT で。

ボーモントの IN-N-OUT です。ここはサンダーアレー RC レースウェイとプロラインのちょうど中間くらいになります。

サンダーアレーまでは、4.1 マイル。ローカルの道で10分ほど。

プロラインまでは 4.9 マイル。フリーウェイを使って7分ほど。

いつもサンダーアレーにプラクティスに行く時は、IN-N-OUT のオープンする10時半前より早く到着してしまって、なかなか来れないので、久しぶりになりました。

アメリカには美味しいハンバーガー屋さんがたくさんあると思いますけど、IN-N-OUT は安いし美味しいし、野菜もレモネードも新鮮な感じがしますし、その上、活気がありながら伝統的なカリフォルニアらしい雰囲気があります。

食後はすぐ近くのウォルマートで、レッドブル、マウンテンデューなどのドリンクとクーラーボックスに入れる氷を買いました。

プロラインに着いたのは、ゲートオープンの12時ちょうど頃になりました。

プロラインレースウェイで練習

ピットはトラック横のスペースの良いところにとれました。

ただ、電源が少し遠くて、手持ちの 50ft の延長コードでは足りなかったので、隣のピットにお願いして、コンセントを使わせてもらいました。

現在、JBRL のポイントレースでは、 Spt. E-Buggy で1位なので、今回はポイントリーダー用の緑のカーナンバーになりました。

今回のレイアウトは、走ってみると、見た目以上にテクニカルで、さらに路面が結構凸凹が多くて、非常に難しかったです。

練習中、トモコさんがバギーのスピンドルを壊してしまい、スペアがなかったので、テクノのファクトリチームドライバーのカルロスにパーツを譲ってもらいました。

もともとは標準のパーツを使っていたのですが、-2mm の方が常に良いから、ということで急遽 TKR9141B を使うことに。

この日の僕のベストラップは 40.4秒。一方、トモコさんが 39.6秒で、その上何回か39秒台で走ってました。これは、アソシのリチャードサクストンさんとほぼ同じペースで、かなり速いです。1秒近く差をつけられるのも珍しいので、このパーツ良さそう。あとで試します。

前日練習で疲れてしまってはいけないので、やりすぎてはいけない、と、知りつつも、あまりに走れないので帰るのは7時過ぎくらいになってしまいました。

サナムラングで晩御飯

日中の暑さで疲れ切ったので、晩御飯は帰り道途中のサナムラングで食べて帰ってきました。

ウォルマートで買い出し

トーランスまで帰ってきてから、まず日系スーパーのニジヤで、翌日分のお茶、パン、お菓子を買い込みます。

それから、トーランスのウォルマートで、電源の延長コード 50ft、追加のドリンクとしてマウンテンデュー、コーラ、翌日分の氷、 さらにアリの巣がピットの近くにあって困ったので、アリ用のレイドと洗剤のAJAX (これは隣のピットの人に AJAX を勧められたので)をゲット。

氷はすぐにクーラーボックスに入れておきました。

少し遅くなってしまったので、帰ってすぐに寝て翌日に備えました。

JBRL R3 - プロラインレースウェイ

翌朝は自宅を4時半発。昨晩入れた氷はそのままでした。

まだ暗い中、バニングに向かいます。

バニングに着く頃には、明るくなってきました。

6時ちょうどくらいにプロラインに到着。もうピットがとってあるので、朝は余裕があります。

去年は前日練習もしなかったし、プロラインに来るのも初めてでした。食料等も、当日の朝に買い込んでましたし・・・。そんな状況でよくやってたな、と思います。今年はだいぶ JBRL に参加するのにも慣れました。

8時まで走行練習できますが、タイヤをどうするか迷いました。202 か 402 か・・・。朝、走り比べた限りでは、202 の方が良さそう。ベストラップで 40.1 秒がでました。トラフィックがなければ、それなりに安定して走れそうです。

でも、日中は朝ほど路面もウェットではなさそうだし、路面の凸凹もどんどん酷くなりそうで、ドライになって固くなりそうだし・・・。そうなると、The Dirt と同じように 402 かもしれないし・・・。どっちかなー・・・。

今回のラウンドは全体で 198 エントリー。今年は TNR のアリーナクロスレースや TNS などのレースが毎週のように開催されていることで、JBRL のエントリーがやや少なめになっています。

Q1 - 予選1本目

さて、予選1本目。まずはバギーから。タイヤは TZO 202 Super Soft にしました。

予選1本目は運悪く、急に突風が吹き荒れて、ドライバーズスタンドの端に立っていた僕は風に煽られて、操縦している間に何度もよろめいてしまい大変でした。

さらに強風の中、トリプルを飛んでしまい、ミスも続き、レースタイムは残念な結果に。

ヒート内3位で、全体でも21人中3位。TQ には遠いスタートになってしまいました。

トラギーは、一度、大きなミスもありましたが、基本的に普通に走れました。

ヒート内 1 位。全体でも21人中1位。今回はインターミディエート上位組が参加していないので、チャンスがありそうな感じになりました。

ちなみに、マリオン君は良いペースで走っていたところ、バッテリー切れで DNF になりました。 確かにレース前、ピットの電気がシャットダウンしていたので、うまくチャージできなかったのかもしれません。特にプロラインは電源が不安定なようなので注意が必要そうです。

Q2 - 予選2本目

Q2 は特に風の影響もなかったのですが、路面が前日練習以上に非常にドライで硬く、難しかったです。タイヤは TZO 402 Super Soft。

さらに路面やタイヤという以上に、トラフィックの影響でペースが上げられず、だいぶ遅くなった印象のまま、大きなミスを減らすように走りました。

かろうじて走り切れ、ギリギリの 0.008 秒差で TQ 獲得。4月の JBRL R1 では 0.5 秒差、R2 では 0.3 秒差で TQ を逃していましたが、今回やっと TQ になりました。

トラギーの方は、特に大きな問題もなく、あまり気負わず、リラックスして走れました。やっぱり Q1 でリードしていると展開が楽ですね。

Q2 でも1位。結果 Open E-Truggy でも TQ 獲得


日中、非常に暑くて、ピットにいるのもキツくなってきていたので、予選終了後、少しエアコンの効いた車の中で少し休みました。

早朝から昼過ぎまでに小さなパンを二つとサラダを食べただけなので、さすがにお腹が減ってきました。 しかし、食べに出掛ける余裕があるのかどうか・・・普段の JBRL では A Main は日没後、 9時とか10時近くになるのですが、今回のエントリーは 200弱でいつもより少なめなので、案外早くメインレースが始まるかもしれないし。

とりあえず、車を準備して、時間があったら晩御飯に出かけることにします。

この時はとりあえず、ベアリングなどの基本的なチェックと、バギーのショックを作り変えることに。

ちなみに、今回は実験的に、MAYAKO のショックブーツを使ったのですが、残念ながら TEKNO のショックブーツの代わりとしては良くなさそうでした。 走った感じが少し硬い感じがします。オイルを柔らかくするなど、少し対策をすれば使えると思いますが、ポン付けで交換可能、とは言えない、というのが使ってみた感想です。


メインレースは全 23 レースの中で、Spt. E-Buggy A Main は 15 レース目、Open E-Truggy は 19 レース目です。

メインレース - Spt. E-Buggy A-Main

Spt. E-Buggy A Main は 7時半前にスタート。まだ明るい時間帯でのレースになりました。

タイヤは迷いに迷って決めた TZO 402 Super Soft。基本的に通常 JBRL のようなビッグレースでのメインレースは、 夜、暗くなってからのレースで、ウェットで砂がやや深くなる「耕し路面」になることが多いです。その場合は TZO 202 が良いことが多いです。 ところが、今回はまだ明るい中でのレースで、さらに路面も乾いて凸凹も多い路面。それならば、やはり The Dirt 的な感じで 402 の方が良いかな、と判断しました。

最後まで、タイヤの選択が合っていたか不安でしたが、スタート前のプラクティスラップを走って、十分走れそうと思ってホッとしました。(最終的にベストラップが遅いのは、路面の状況とトラフィックを考えて、無理せずゆっくり走ったことが原因と思います)

TQ なので先頭スタートですが、スタート後、2周くらいで後続がミスしてついて来ない感じになったので、難しいトリプルは避けてダブル・シングルでクリア。ラップする時も、慎重にミスを待ってから通過する作戦で、特に問題なく逃げ切れました。

3位のケーシーはプロラインのエンジニアで、前回は Mugen でしたが、今回から車も会社でもらった TLR になりました (プロライン、TLR 共にホライゾンホビー傘下)。2位のマットさんは、前回もそうですが、「次はお前をやっつけてやる」という意気込みを感じますので、次回も頑張って返り討ちにしたいと思います 😁

初の TQ & WIN 達成です。

メインレース - Open E-Truggy A-Main

Open E-Truggy A Main は8時半頃になりました。日は暮れて、照明下でのレースでしたが、プロラインのトラックの照明はとてもみやすく、昼とあまり変わらない見え方でした。

こちらも TQ だったので先頭スタートでしたが、3周目くらいで後続が来なくなったので、基本的にはバギーと同様、トリプルはダブルシングルで行きました。左奥のジャンプは最後までうまくいかないままでしたが、転倒するミスは防げたのでよかったです。

スピードを出す練習もしないといけないところですが、ま、とりあえず勝てそうな時はクルーズモードで走っても良いかな、と。

無事に逃げ切れて、両クラスとも TQ & WIN 達成です。これまで、一度も TQ すら獲ったことがなかったのに、今回は出来過ぎですね。

僕を含め 1 位から4位までみんな TEKNO のトラギーです。

さらに、僕のトラギーはオプションパーツと言えるものは、スパーギアをスチールにしているだけで、ほぼ何もいじっていない「素トラギー」。それでレースで勝負できるのですから、ほんとテクノにしてよかったです。

ピットを片付け、レース観戦をして、イベント終了後、トラック内で記念撮影をしました。

車が見えるように撮ることも覚えてきました・・・が、車は横を向けて TEKNO や TZO が見えるようにしないとダメかな。

トラギーは「楽しいレースができればそれで良い」と、気負わずリラックスできているのがいいのかもしれませんが、普段、あまりに何もしていないので、もう少し調整したりしてみようと思います。

夕食は WHAT'S UP MEN で

晩御飯を食べ損ねたまま、帰る時間になって疲れたので、ラーメン屋さんに寄って帰ってきました。フラトンにある "What's Up Men (麺)" というラーメン屋さんです。午前1時まで営業しているようです。

調べてみたら以前ここに来たのは 10年前。LRH に来た時っぽいです。詳細は忘れてました。

写真の通りの「中華そば」。普通の、完璧に期待した通りのラーメンで、とても美味しかったです。

JBRL 翌日

前日のレースで疲れてはいましたが、レースで走ったまま泥も落とせてないし、荷物類もぐちゃぐちゃに車に積んだままで片付けないといけないので、日曜日も朝からサンダーアレーに向かいました。

WABA Grill でお昼ご飯

ご飯はボーモントの手前のカリメサで、WABA Grill。パン類が続いていたので、ご飯物が食べたくなりました。

プラクティスとお掃除

珍しくトラギーを持ってきていたので、少しトラギーで走ってみました。

タイヤは練習用に去年買った JConcepts の Reflex Aqua 3 です。ちょっと走って気付きましたが、モーターの熱がヤバい感じでした。夏は対策しないとまずいですね。去年は無頓着すぎたようです。

ひとまず、大きなレースが終わって、少し余裕があるので、トラギーの方も調整してみようと思います。

その他、普段あまり使わない、レース用のタイヤなどはきれいに洗って片付けました。

ちなみに、タイヤの接着は全く問題がありませんでした。濃いめの IPA で拭いて、BSI Tire Glue で貼る、というので間違いなさそうです。

反省点

さて、今回の JBRL について、今後のため反省点を振り返っておきたいと思います。

風が強い時はビッグジャンプを飛ばない

E-Buggy の Q1 では風が強く、時々突風が吹き荒れました。自分自身が風にあおられ、ヨロめいたことも数回。

反省すべきは、そんな中で少々難易度の高いトリプルを飛ぼうとしたことです。覚えている限り、空中姿勢が乱れ2回は失敗してしまいました。 風が強いのですから、ビッグジャンプは飛ばずに、ダブルシングルで行くべきでした。

晩御飯を食べ損ねた

予選が終わった後、これまではひとまずご飯を食べたりして、ひと息ついていたのですが、今回はあまりに暑く、 少し車で休憩する必要がありました。

そして、少し体力も回復できましたが、エントリーがやや少なめであったこともあって、メインレースの準備をすると、晩御飯を食べに出かける時間がありませんでした。

ギリギリ、持っていたお菓子等で、今回はなんとかなりましたが、もう少し非常食的に、さっと食べられるものがあっても良いのかもしれません。これは今後、考えてみたいと思います。

車の調整が不足しているかも

今回、-2mm のスピンドルを使ったトモコさんに、プラクティス時のファストラップで 1 秒近く差をつけられてしまいました。

車のベースの状態を、もう少し見直しても良いのかもしれない、と思われたので、まずは人気の設定やパーツやらをもう一度洗い直して、試してみたいと思います。

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