JBRL R2@プロライン・レースウェイ

5/20/2023-5/21/2023

5月20日はJBRLラウンド2に参加してきました。

事前準備

バギー (TLR 8IGHT X/E 2.0) については、ドライブシャフト、ヒンジピン、ベアリング等のチェック。

前後のドライブシャフトを外してチェックすると、アクスルを受けるベアリングは、リア側が全て全く動かないかゴリゴリになっていて、全て交換になりました。うーむ、最近チェックし忘れていたのかな・・・😅

ヒンジピンもいくつか交換。アームマウントは、フロントの前側のアームマウント (A) が割れていたので、交換。スペアがあって良かったです。

故障箇所が多くて引きましたが、これでだいぶ良くなると思えば良かったです。

ボディーは、最近練習で使っている JConcepts の S15。レース用の色で塗りました。

トラギー (TLR 8IGHT XT) は、先週 ESC が焼けたのでスペアの ESC (HW XR8 G2 Plus) に付け替え。こちらは長持ちして欲しいのですが、どうなることやら。

先週の練習時にトラックのパワーを少々持て余したので、ピニオンを落とそうと思ったのですが、スパーギア 48T に対してピニオン 14T をつけてみたのですが、ギアメッシュが広くなり過ぎるので断念。結局、ややジャジャ馬になりそうなのは覚悟の上、このまま本番となりました。

JBRL R2 当日

さて、JBRL R2 当日の朝。会場はプロライン社のテストトラック。ロサンゼルス方面から、車で東方面にフリーウェイで1時間半から2時間程のところ。サンダーアレーから、さらに東に10〜15分の Banning という町にあります。

家は朝4時半に出発。近所のセブンイレブンで、少し食料を。24時間営業なのですが、この時間はお店に鍵がかかっているようで、入り口で鍵を開けてもらってお店に入りました。

品揃えは完璧。朝の軽食にストロベリージャムとピーナッツバターのサンドウィッチを、ランチ用にハムとアメリカンチーズのサンドウィッチとサラダを買いました。

郊外の方に行ってしまうと、なかなか思ったように買い物ができないので、トーランスで買っていくのが得策ですね。

フリーウェイ91は、The Dirt に行く道と同じなのでだいぶ慣れました。

Banning に近付くと、Google Maps でフリーウェイの出口がクローズしているという情報が出ていたので、少し早めにフリーウェイを出ました。(結局のところ、クローズではなかったみたいですが)

道路の左手。奥に見えてきたのがプロラインの社屋のようです。

6時半頃到着。入り口から入ると、奥にキャノピーがみえました。建物の奥側にピットエリアとプロラインのトラックがあります。

スケジュールでは6時から8時の間が、走行練習可能。8時半から予選が始まります。トラックでは既に練習している人がたくさん。

ちなみに、プロラインのレーストラックは、年に一度、JBRL の開催ためだけに使用されているそうです。今年は4月下旬に、トラックを整備してコースを作ったとのこと。 トラックの整備前はこんな状況 (下の写真) だったそうです。雑草が生えて、大変なことになってますね。

レース前日の金曜日は、終日練習可能でしたが、僕は仕事がある都合上、事前練習はできていません。

早く準備して、走らないと・・・

ピットも、比較的良い場所にとれました。

先にサインナップも済ませて、結局、7時過ぎから6分間毎のコントロールド・プラクティスに。2回、バギーで練習走行できました。

時間がなかったので、バッテリーを交換せずに、一度走り終わって、マーシャルが終わったら、すぐにまた練習の列に並びました。2度目の練習で、少しつかめたものがあったので、バッテリーが足りないだの、細かいこと言わずにすぐに並んで走って正解でした。

今回はイベント全体で307エントリー (161名)。僕がエントリーした Sportsman Electric Buggy は54エントリーSportsman Electric Truggy は27エントリーでした。

JBRLは最近エントリー数が増えてきたので、予選は一回だけ。7分走り、トップ5周のラップタイムの平均で予選順位が決まります。

8時半から予選開始。全28ヒート中、僕は11ヒート目 (E-Buggy) と19ヒート目 (E-Truggy) に走ります。

少し時間ができたので、バギーの準備をしてから、朝買っておいたサンドウィッチをいただきます。

プロラインの建物は、こんな感じです。

正面に山並みが。Mount San Jacinto ステートパーク方面だと思います (たぶん)。

正面入り口前からトラック方面を見るとこんな感じ。

エアコンプレッサーと仮設トイレ。

駐車場。電源さえあれば、どこにピットを作っても良さそうです。

予選

さて、予選。まずはバギーから。

タイヤは試す時間がなかったので、現在の僕の Go-To タイヤである TZO 202 (Ultra Soft) で。本来は Super Soft の方が良さそうですが、TZO に在庫がなかったので今回は Ultra Soft です。

調子は悪くないと思ったのですが、前後、車のトラフィックがあって思うように走れませんでした。トップ5のラップタイムで順位を決めるフォーマットなので、前後に車がいた時に少し止めて間隔をあけるなり、少し工夫が必要だったかもしれません。(もちろん、究極的にはもっと速く走って、ズバッと抜かせたら良いのですが)

ヒート内3位でしたが、全体でもなんとか、54エントリー中5位に。

一方、トラギーの方は逆に、安定感に欠け、非常に難しい感触が続きましたが、運良くトラフィックがなく、あまり周りを気にしないで走れたので、少しタイムが良かったです。

ヒート内1位。全体で全27エントリー中3位。

ちなみに、タイヤはホールショット M3。前回の JBRL R1 で使った中古タイヤです。TZO タイヤはまだ入荷しないので、あてにできなそうです。

予選は1回だけなので、これで終了。無事、両クラスとも A メイン入り。前回があまりにひどくて、正直、自信をなくしていたので、ホッとしました。

空いた時間に、朝買っておいたサラダを食べたり・・・

レースを観たりして、メインレースの出番を待ちます。

夕方頃、一旦外に出てご飯を買ってきました。サンダーアレーの近くの、チャイニーズにしました。車で15分弱で行けました。

隣のスーパーで飲み物類を買い込みました。朝からずっと外なので、冷たい水がおいしかったです。

メインレース

メインレースはバギーから。5番手スタートです。

最初の周のクラッシュに巻き込まれ順位を落としましたが、なんとか這い上がって、中盤は4位を走っていました。二人追ってきていたのですが、どうにか堪えていましたが、11周目に一台抜かされ5位に。さらに最終周、最終コーナーでイン側から仕掛けられて、踏ん張れず外に出されてしまい抜かされ、最終的に6位でゴール。

最後まで踏ん張れず、順位を落としてしまいましたが、そこそこ頑張れていたように見えていたらしく、ドライバーズスタンドから降りる時には、アソシのリチャード・サクストンさんら数人からフィストバンプしてもらいました。

続いてトラギー。

こちらは3番手スタート。

予選の時から、とにかく感触が悪く難しかったので、何回かクラッシュがあることはあらかじめ覚悟の上、スタート。

ところが意外なことに、1周目も3番手のまま。そのまましばらく走り続け、11周目から2番手に。後続も少し離れ、2位のままファイナルラップに突入。アナウンスでも「キース、はじめての表彰台か!」と賑やかになった矢先、 コースアウトの凡ミス。遠くの位置でよく見えないこともあって、マーシャルに直されたあとも、なんと再度コースアウト。この間に、後続に次々抜かれ、結局残念な4位ゴール。

がっかりしてドライバーズスタンドから降りる時には、いろんな人から「うまく走ってたよ」とか「次回頑張ろう」とか、声をかけてもらい、励まされました。

収穫と反省点

レース前のプラクティスについて

上位のほとんどの人がレース日より前に、同じコースで練習してから、レースに参加しています。僕の場合、レースシリーズに参加するからといって、毎回仕事を休むわけにもいきません。そのため、早朝来て、1セッション (6分)、うまく行って2セッションくらい走って、すぐに予選になります。しかも、JBRL は現在、予選は1回しかありません。

前回の JBRL があまりに悪かったので、「当日朝だけのプラクティスでは、上位を狙うのは無理なのかな」と、思い始めていました (ま、前回は体力温存ということで、朝に全く走らなかったですが、あれは大失敗)。

ところが今回は、初めて来た場所でかつ初めてのレイアウトという悪条件でも、朝のプラクティスだけで、そこそこ頑張れました。「このやり方でレースに参加するのでも、もう少し上手くなれば、なんとかなるかな」と思い直せたのは収穫でした。

トラギーの感触が悪い ← パワーがあるだけ?

「感触が悪い」のは、たぶん単純に、パワーを持て余しているからではないかと思ってます。

バギーは TEKIN 1900kV ですが、トラギーは HW 2250kV にしてます。速いのは良いですが、今回のコースのように、それほど広くないコースでは、完全に持て余していて、どのジャンプも、どのコーナーもそ〜っと、そ〜っと、走るような感じになっちゃってます。

TEKIN 2000kV くらいで、もう少し落ち着かないか、気持ちよく走れないか、試してみたいと思います。

バギーは調子良い

バギーの感触は良かったです。プラクティスの時点で 37秒前半は出せていたので、レース本番でももうちょっとやれる気がします。

前日までに、故障箇所を洗い出せたのも良かったです。それから、TLR のライアンなどからのアドバイスもあって、車が実践的に調整できているのも良いように思います。

最近、 The Dirt で特訓してきましたが、今の調子で練習するのでうまくなれそうだな、と思えて良かったです。

目標の修正

年始の目標として、JBRL のスポーツマンで総合3位以上ということを考えていましたが、残念ながら現状、実力的にまだ足りないことはハッキリしてきました。

前日からプラクティスにきて走り込むことなどで、もう少し順位は上げられるかもしれません。 しかし、そこまで無理して順位を上げて、スポーツマンクラスを卒業できたとしても、実力が十分でなければ、上のクラスにいけば勝てる見込みはないだろうと思います。

スポーツマンを卒業するのは、実力が上がって、もっと楽に勝てるようになった時で良いので、無理なプランは立てないようにしたいと思います。無理すると長続きできないですから。

引き続き、全力で練習して頑張ることには違いありませんが、今年はとりあえず全てのラウンドに参加して、しっかり経験を積むことを第一に考えて行きたいと思います。

リベレーションでの練習

夜中帰宅し一夜明け、翌朝からまた、普段通りリベレーションにプラクティスに行きました。

まずは JBRL のメインレースで汚れた車のお掃除から。

走行練習は、コースの左側のセクションを安定して速く走れるように気をつけて練習。

奥のリズムセクションは、もう練習する意味がないので、車を痛めないようにビッグジャンプは飛ばないようにして走りました。そのため、ラップタイムはいつもより遅くなってます。

JBRL のラウンド3 は少し間隔があいて、7月15日、サンダーアレーで行われます。

その前に、TNS (トップナッチシリーズ) のラウンド 1 (6月3日/チャネルアイランズ) とラウンド 2 (7月1日/サンダーアレー) があるので、まずは TNS も JBRL と同様に頑張りたいと思います。

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