【2023年度版】キース流のタイヤの貼り方

7/10/2023

7月15日は JBRL のラウンド3。それに向けて、いろいろと準備しました。

その中で特に、私の「タイヤの貼り方」について、去年記事にした時からいくつか大事なアップデートがあるので、書いておきたいと思います。

JBRL ラウンド3 は結局、サンダーアレー近くで発生した山火事の影響で、直前になって延期となりました。

タイヤを貼ったことない人にもわかるように、順番に書いてみたいと思います。

今回貼ったのは、こちら、JConcepts Kosmos (Blue)。ホイールも JConcepts。

まずは、タイヤの穴あけ。穴を開けることで、タイヤがゴムマリみたいにボンボンと跳ねるのを防ぎます。

インサートをとり、タイヤを裏返します。タイヤの裏面に、タイヤのサポートがある場合があるので、それを切らない位置に穴を開けます。

こんな風 ↓ にサポートのラインを切らないような位置に穴を開けます。

僕は、ちょうど反対側との二ヶ所、1/8 インチ (=約3mm) の穴を開けています。

タイヤの接着面を、ガラスクリーナー (Windex) で拭きます。以前は紙のブルータオルで拭いていましたが、最近はマイクロファイバータオルを使っています。

念の為、最後にアルコールスワブでも拭いています。必要な工程かどうかわかりませんが、最近うまくいっているので。

タイヤの接着面を拭いたら、インサートをタイヤ内に戻します。

ホイールにバリがないかチェック。バリがあったらナイフや、ドレメルで削ぎ落とします。

ホイールの接着面 (ビード) の部分も、軽くアルコールスワブで拭きます。

タイヤをホイールに取り付けます。コンパウンドを示すカラードットは、内側しています (外側にすると、取れやすいため。ただし、向きのあるタイヤもあるので、その場合は必要に応じて変えます。)

タイヤとホイールがちゃんとなじんで、凸凹がないことを確認しておきます。

さて、瞬間接着剤。僕は、ラジコンメーカーなどからいわゆるタイヤグルーとして販売されているものではなく、一般の安い瞬間接着剤 (LOCTITE SUPER GLUE) を利用しています。

経験的に、瞬間接着剤は鮮度管理が一番大事だと考えています。以前は開封後から数えて１ヶ月以内に消費することにしていましたが、今は購入日から１ヶ月以内に消費することにしています。

このため、接着剤の購入日をパッケージに記載しておき、開封後もその日付を書いておきます。

写真の接着剤は「7月6日購入」なので、１ヶ月後の「消費期限は8月6日」とします。

ただし、密封容器にいれ、冷蔵庫などの冷暗所に保存するなら、消費期限はそれよりずっと長く、数ヶ月は問題ないようです。しかし僕の場合は、開封した接着剤は、乾燥剤と共にジップロックにいれてツールボックスに入れて持ち歩いています。冷蔵庫にはいれていません。気をつけているつもりですが、知らず知らず接着剤は劣化してしまうことがあるので、安全そうな期間でのみ使うことにしています。

RC メーカー、例えばプロラインのタイヤグルーは $12.99。AKA も $12.99。ProTek は $9.99。高価な接着剤だと、消費期限を過ぎたから、と、すぐに捨てるのはもったいないと思ってしまうので、安い接着剤を選ぶようにしています。

それから、接着時作業には必ず、目を保護するためのセーフティ・グラス (保護メガネ) やセーフティ・ゴーグルをかけるようにしています。

基本的にピットで作業する場合は、なるべく保護メガネ類を使用しましょう。怪我をしてからでは遅いですから。