サンダーアレーでクラブレース

6/10/2023

6月10日はサンダーアレーの月例のクラブレースに参加してきました。

レース前日までの準備

HUDY のカースタンドのロゴを消す

最近トラギーも増えて、少し大きめのカースタンドが必要になったので、HUDY のカースタンドを購入しました。AMain で買いましたが、ちょっと高いですけど、他にちょうど良さそうなのがなかったので、これにしました。

ただ、ちょっと HUDY のロゴが気になるので消すことに。(HUDY は嫌いではないですが、別に好きでもないです)

マスキングテープで囲って・・・

黒のスプレーで消しちゃいます。

ちなみに使ったスプレーは Montana Cans の Montana GOLD の Shock Black (セミ・グロス) です。マット過ぎず、グロッシー過ぎず、ちょうどよかったかな。

TRL のデカールをその上に。HUDY 関係者の方がみてましたら、申し訳ない 😅

タイヤの準備 (GRP, PL, TZO)

TZO が値上げしてしまって買いにくくなったので、代わりのタイヤを探してます。

基本的に今の所、The Dirt、サンダーアレー、チャネルアイランズあたりはいつでも、TZO 202 で満足な感じです。ホールショットは、もちろん定番で良いし、実際に使っている人も多いのですが、値段が高いのと長持ちしないのがネックで、ちょっと使いにくいです。

今回は GRP Cubic を試します。

上の写真は、左端から、GRP キュービック、PL ホールショット、TZO 202 です。

ホールショット (左) と TZO 202 (右) の比較。

続いて、キュービック (左) とホールショット (右)。

こちらはだいぶ似てます。キュービックの方が丸みがありますね。

今回、キュービックは Extra Soft と Soft の二つを用意しました。Soft の方はインサートが硬く、早くもダメそうな雰囲気が出ちゃってますが、とにかく試してみたいと思います。

タイヤバッグ

TZO のタイヤバッグが4つ収納でき便利なので、似た形のプラスチックバッグを探して買ってみました。

10.5x11" のジッパー付きの袋です。

タイヤ四つ、ピッタリ入りました。

シャーシの交換

早くもシャーシがボロボロになったので、また交換しました。いまのところ、毎月交換するくらいのペースになっちゃってます。

英語で Chassis は「チャスィ」です。英語で話す時は僕ももちろん、そう発音します。が、どうも僕は小さい頃から日本語で「シャーシ」と覚えてしまっているので、こうして日本語で書いたり、話したりするときには「シャーシ」になります。

サーボを RT5012A に

これまで、バギーのサーボは Reedy RT3507A を使っていました。 ところが、アソシのセットアップシートを眺めていて気付いたのですが、なんと、Reedy のサーボを 1/8 で使っている人はみた限り全員 RT5012A を使っているではないですか。

RT5012A と RT3507A でのスペックは次のような違いがあります。

項目 RT5012A RT3507A
Input (V) 4.8-8.6 6.0-8.4
Motor Brushless Brushless
Speed (sec/60°) 6V .148 .095
Torque (kg-cm/in-oz) 6V 37.2 / 517 26.0 / 361
Dimensions (mm) 40 x 20 x 37.5 40 x 20 x 39.3
Weight (g) 82 75

ざっくりいえば 5012A の方がトルク型、3507A の方がスピード型ということになるかと思いますが、 5012A の方を好む人が多数、ということのようです。

幸い、トラギーに 5012A を積んでいたので、5012A は手元にあります。こんなところで我流を貫くような自信はないので、バギーに 5012A を載せることに。

トラギーには、スペアにしていたサーボ (Protek 370TBL) を搭載しました。スペックが近いのでちょうどよかったです。

項目 RT5012A Protek 370TBL
Input (V) 4.8-8.6 4.8-7.4
Motor Brushless Brushless
Speed (sec/60°) 6V .148 .135
Torque (kg-cm/in-oz) 6V 37.2 / 517 43.2 / 600
Dimensions (mm) 40 x 20 x 37.5 40 x 20 x 37.8
Weight (g) 82 72

サンダーアレーでのクラブレース当日

サンダーアレーでは、基本的に毎月第二土曜日にクラブレースが開催されます。

10時ゲートオープンなので、ちょうどその時間くらいに着くように行きましたが、その時間には既に混雑していました。

イベント全体でエントリー数は 127 エントリー。僕が参加する E Buggy クラスは 33 エントリーでした。今回はスポーツマン、エキスパートといったスキル別の区別なしです。

レース開始は12時。それまでに、1パックだけ練習走行できました。はじめ2周走ったところで、車の電源がシャットダウンしたので、ESC の故障が直っていなかったのか?と少し焦りましたが、大丈夫でした。単にスライド式のスイッチが、しっかり ON になっていなかったようで、何かの拍子に OFF になっただけでした。

予選

予選1本目は、タイヤは TZO 202 Ultra Soft にしました。プラクティスで TZO 202 Super Soft にしていたのですが、漠然と何か少し違うような気がしたので。

結果はヒート内1位。僕だけ10周走れたのですが、最後のラップを走っていたときに、おそらくレースが終わったと勘違いしたか、競ってぶつけてくる車がいて、無駄に遅くなってしまいました。

何はともあれ1本目終了時点で全体で4位だったので、A メインはおそらく大丈夫そうということで、ホッとしました。

予選2本目は、今後のためを見据えて、試しにタイヤを GRP Cubic Extra Soft にしてみました。

通常、レーススタート時には最低1周はプラクティスラップを走って良いのが普通です。しかし、進行のアナウンサー (=TNS の N さん) がプラクティスラップを忘れていて、トラックをオープンした直後にスタートの合図と共に名前を呼び始めました・・・

はじめてのタイヤで、5m も走らないままスタートとなったので、ドキドキでしたが、なんとかそれなりに無難にまとめることはできました。

10周目に入ったときに「10周へようこそ」みたいに言われたし (Q1 でも10周は走ってます)、次のヒートの人たちは3周も4周もプラクティスさせてるし、なんだかめちゃくちゃな進行だな、と呆れてしまいました。TNS なんか、出なくてよかった

以上、予選は33人中4位で終了。クラス分けがないので、数人はいくら頑張っても勝てっこないな、という人がいたので、なかなか良い結果だったと思います。

メインレース

メインレースのタイヤは TZO 202 Ultra Soft にしました。

開始時刻はちょうど暗くなってきたとき。これは難しかったです。 また、立ち位置も、下位の人が前に並んでいて、良いところが取れなかったので、少しイライラしてしまったかもしれません (後述)。

レーススタートしてからは、故意にぶつけてくる人が何人かいて全くもってひどいレースでした。これまでたくさんレースしてきましたが、下から3番目くらいには入ると思います。(これも後述)

結果は次の通り。僕は7位でした。

ちなみに、3位のジェット、9位のアレックスは共に今年のシルバーステートでもスポーツマンクラス A メイン (それぞれ3位と6位)、マイクさんは去年トラックで3位、ビルは一昨年の優勝者であったりとか、なかなか手強い相手がいる中だったので、まずまず健闘といって良いでしょう。

レースの収穫と反省点

タイヤについて

前後の顔ぶれ、状況など、総合的に言って、タイヤは無難に選べたのかな、という印象です。もちろん、いろいろと試してより良いものを選びたいですが、そんなに問題視するような程度でもない、と思います。

サンダーアレーでのレースで、気温は70°位、路面はドライから少しウェット、という状況では TZO 202 Ultra Soft で問題ないのは間違いなさそうです。

GRP Cubic はもう少しちゃんと試したかったです。いくらなんでも、トラックに車を出した後、いきなり名前を呼ばれてスタートするなんて、普通の進行ではありません。もちろん、プラクティスなし、というルールのレースがあって良いと思いますが、その場合は、他のヒートとの不公平がないので不満はありません。 さすがに「え?もうスタートするの?!」と、動揺したことは間違いなく、タイヤを試すにはあまり良いタイミングではなかったと思います。

レースの進行について

自分の力の及ばぬところに文句を言うことが建設的でないことは、重々承知していますが、それでも書き残しておきたいことがあります。レースの進行に関する不満がありました。

ひとつ目は前述の通り、「レースアナウンサーは、プラクティスラップをさせるのを忘れるなよ」ということ。 もうひとつは、レース内でふざけ出す奴がいた場合、レースの進行役のひとは、その人をちゃんと注意しなさいということです。スキルレベルに関わらずに、です。当然ながら、速いから、上手な人だからといって人に迷惑をかけるのを許したらダメです。

あまりに不愉快、だけど、もう忘れないように書き残しておきたい、ということで、読みたい人だけ読めるよう、不満の詳細などはポップアップ内に書いておきます。あまり、楽しくない話なので、適当に読み飛ばしてください。

と、まあ、いろいろと文句はありますが、こうしたことは僕の心がけで治せることでもありません。 その N にしても、完全に避けるわけもいきません。チャネルアイランズとかサンダーアレーには、このアナウンサーが出てくることが度々あるでしょうから。

僕にできることは、このアナウンサーの時は「どうせ、今日もめちゃくちゃなレースになるんだろうな」と覚悟しておくことだけです。

クラブレースは、「レースの練習」「レース時の路面のコンディションのときのタイヤ選び」「夜間の照明下での走行の練習」など、技術的な課題をもって参加してます。だから、進行がめちゃくちゃでも、出ないよりは出た方がいいことが多いので、今後もアナウンサーが誰でも参加はすることはしたいと思います。

予選の順位と立ち位置

ビッグレースでは、だいたい予選の順位順にドライバーズスタンドに上がり、立ち位置を決めることが普通です。それでも、しれっととぼけて前の方に並んでいる人もたまにいます。

クラブレースでは、そこまでは厳密ではありませんが、やはり同様のルールがある、ということが普通です。それはみんな、薄々知っているけど、知らないふりして有利になろうとします。

レースレベルが上がって、スキル的にも接戦になったときには、ちょっとしたことで順位が変わってきます。

今回、僕は予選4位だったので、十分、好きなところを選べたはずなのですが、ドライバーズスタンドに上がるときの列の後ろの方になってしまい、メインレースでは慣れないところから操縦することになってしまいました。

今回はお互い、ある程度顔の知っている人同士だったのでかえって、「君は予選順位はおれより下でしょ。そこよけて」と、言うか言わないか迷ってしまいました。結果的には、やはりちゃんと主張するところは主張するべきでした。

なんとなく、モヤっとした気持ちのまま、スタートになってしまったのは、僕の判断ミスによるものです。今後はちゃんと、予選順位通りに前に行こうと思います。

夜のレースでの注意点

メインレースの始まりが、ちょうど日が暮れて暗くなるとき。それで、難しかったのは一部、ジャンプの入り方を間違いやすいところがあった、ということです。

立ち位置も違った、ということもあるでしょうが、同じジャンプで2、3回ミスしたのは、暗くなって見え方が変わったということも原因のひとつだったように思います。今度からこうした点は気をつけたいと思います。

上達は感じられた 👍

嫌な話が続いているので、最後に明るい話題を。

今回で、サンダーアレーのクラブレースに参加するのは2回目。前回は3月の月例クラブレースでした。

前回のクラブレースの時点でも、サンダーアレーは広く感じていました。以前は全体をハーフスロットルで走り続けるイメージの「トー走り」をする、などと言っていました。今はそんなことは全くありません。

サンダーアレーが広いとは全く思わないし、必要なところではちゃんとスロットルも入れられるし、ブレーキもかけられる感触がありました。これは大きな進歩です。レースタイムにはまだ大きくは表れていませんが、今後、自分に期待できる印象です。

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