JBRL R1 @ The Dirt の反省

4/8/2023

4月8日(土)は JBRL のラウンド1に参加してきました。場所は The Dirt Racepark at Perris です。

反省の多いレースになってしまったので、まずはざっと振り返ってから反省をまとめます。

車は前々日までに準備完了。

前日はなるべく早く寝て、朝のプラクティスも走らず、体力を温存する方針としました。(この方針は良くなかったです。後述)

朝は5時45分に自宅を出発。

事故渋滞もあってペリスに到着したのは7時40分頃。8時半からレーススタートなので、急いでピットの場所を確保してから、サインナップしました。

少し遅かったみたいで、ヒートセットアップの紙には手書きで名前が追記される形になってしまいました。

参加クラスは Sportsman Electric Buggy と Sportsman Electric Truggy の2クラス。それぞれエントリー数は59と28。

予選

今回はイベント全体で351エントリー。予選は1本のみ。

コースレイアウトは基本的に 2月の DNC のためにインストールされたコースのままです。変更箇所は一箇所。ドロップダウンのところのブリッジが撤去されて、クロスオーバーがなくなっていました。

まずはバギーから。

3月18日のレースでは、メインレースで立ち位置が悪くなってしまい、操縦が難しくなったので、はじめから人気のない場所から操縦する作戦に。

ところが、この立ち位置からは思った以上にコースがみえず、ジャンプした後、車が隠れてしまいしばらく車が見えないまま走らないといけないところが二箇所あり、そこだけでもかなりの回数クラッシュしてしまいました。

一度走ったことのあるコースだと思っていたので、大丈夫かな、と楽観しすぎました。バギーは59人中31位と大きく出遅れてしまいました。残念な C メイン。

次にトラギー。

慣れることを優先し立ち位置はまた同じ場所に。難しい場所を気をつけて走りましたが、トラギー自体先週始めたばかりなので、なかなか難しいものがありました。

結果は28人中14位。ギリギリの A メイン入り。2人バンプで、16人のフォーマットです。

お昼ご飯は、会場内の PINK'S のホットドッグとフレンチフライ。

ちょっと値段は高かったですけど、バギーが下位メインとなってしまい、レースの準備をしないと行けなかったので、手っ取り早く済ませました。

普段は PINK'S はあまり好んで行ってなかったのですが、外でこうして食べると美味しいですね。また食べるかも。ただ、ソーダは1本5ドルもしたので、あらかじめ、よそで買っておいたほうがいいでしょうね。

自分のレースを待っている間は、なるべく気持ちを切らさないよう、他のレースを見たり、しっかりメンテナンスをしたりしてメインレースに備えました。

トラギーもあると、荷物が多いです。

メインレース

バギーのメインレースは5時頃になりました。夜のレースが苦手なので、暗くならなかったのは良かったですが、下位メインなので喜んではいられません。

結局のところ、主に見えない箇所での失敗をぶり返してしまい、いいところなく終了。

トラギーのメインレースは夜8時半頃。こちらはしっかりと暗くなりました。

トラギーはまずまず自分なりにしっかり走れたように思います。 ただ、肝心なところで単独でのクラッシュが数回あって、その度にせっかく抜いた人たちにまた抜かされていたので、順位は思ったように上がらず。結局 A メイン16人中11位で終了。

ま、先週始めたばかりのトラギーですし、ある程度頑張れた感触があっただけでも、こちらは良しとします。

反省点

事前練習・事前のコースチェック

今回のコースレイアウトは DNC 向けにインストールされたレイアウトだったので、2月下旬から走行可能。DNC の本番レースこそ、雨の影響で特設会場で行われたものの、プラクティスの日は数日走れていました。 さらにその後もプラクティスで解放されていて、クラブレースも開催済み。僕も3月18日のレース日に一度走っています。

その後、JBRL 前にはプラクティスにこようと思っていたのですが、自分が練習を予定していた日には また雨でトラックがクローズになり、プラクティスできず。

今回の JBRL 前の、水曜日からまたトラックがオープンして練習可能でした。上位に入った友達の話では、3月から練習に来てクラブレースも参加し、JBRL の直前も木曜日、金曜日と二日間みっちり走り込んでの、土曜日のレース、ということでした。

僕はペリス自体が2回目。前回のレース参加時には2パック練習して、レースが始まりました。今回はコースレイアウトも一部は変更されてましたので、厳密には一度も練習していない状況。予選で初めて走りました。

そういうわけで、自分は事前に走れなかったのですが、走り込んでいた人は結構走り込んでいて、自分と差があることがわかっていました。その点で 正直なところ、もともと「今回は無理かな」と思っていました。そのくらい走行練習の差があっても、自分が勝てるほど、甘くないと思ってます。

そこで逆に、当日は体調重視。メインレースの一発勝負にかけてみました。当日朝にプラクティスをしようと思うと、朝3時半くらいに起きないといけないので、早朝に行かずに、いきなり予選で初走行としました。ところが、それでも全く太刀打ちできなかった、という結果でした。

さらに、予想外だったのが、思っていた以上に、コースに穴や轍などががたくさんできていた、ということです。

前の週は雨でトラックがクローズしていた、ということだったので、直後に路面が大荒れになっているであろうことは、容易に想像できるわけですが、 レース前にトラックメンテナンスがあるという話もあったので、ある程度、コースは整備されるものと思っていました。

しかし、実際は所々に大きな穴があいていて、避けないといけない箇所がたくさんありました。マーシャルをしに、トラックに出たときに気付いたことがたくさんあって、気付いたときには、時既に遅し、という感じでした。

路面のことをわからないで走って、コケた場合、コケた理由が正確に把握できないです。広いトラックではドライバーズスタンドからは、穴があったとかわからないですし。 本当は穴を踏んでコケたのに「スピード出しすぎだったかな」などと思ってしまうと、次回からはスピードを落とすことしかできず、それでも問題は解決しないので、どんどん遅くなってしまいます。

たとえ以前に来たことのあるコースでもやはり、走る前までには、一度、コースを歩いてチェックしておく必要があるな、と、今更ながら痛感しました。

総じて言えば、今回に関しては、当日の朝に 1、2 パック走ったところで、埋め合わせられるような差ではなかったように思われるので、練習不足に関してはある程度仕方がなかったかな、と。 ただ、それにしても、もう少し路面のチェックくらいしておけば、予選を走っている中で、状況を正確に把握でき、メインレースまでにもう少し何かできたかな、と思われました。

タイヤの選択

僕のタイヤの選択肢は多くありません。トレッドパターンに関しては TZO の 202 か 402 のどちらか。コンパウンドに関しては Super Soft (SS) か Ultra Soft (US) のどちらか。それだけです。トラギーについては M3 ホールショットしか用意していないので、迷うことはありません。

そういえば、前回走ったときに The Dirt では、 202 の方がずっと食ったことを忘れていました。メインレースは、少しドライになると思って、402 (US) にしたのですが (SS がなかったので)、走り終わってから、ジャンプのショートのミス、ないし、ジャンプ前に少し振らないと難しくなったな、と反省。そこではじめて、「ああー、、しまった。そうだった、前回のプラクティスの時2パックを、US と SS で走って、202 の方が明確に良いと思って 202 を選んでいたんだった」と思い出しました。

前回のレースの記事を読み返しても書いてなかったです。書かないと忘れてしまいますね。

ドライバーズスタンドでの立ち位置

今回はいつも同じようなところで走れるように、他の人と被らないように、ということを優先して、人気のない立ち位置を選びました。しかし結局のところ、人気がないのには訳があって、車が見えなくなることが多くて、そこでクラッシュが多くなってしまいました。

今後はなるべく中央を狙いたいと思います。そこから、難しい場所があったら、それに少し近づくようにするなりしたいと思います。

ちなみに、僕くらいの身長 (5'5"位) の場合、The Dirt ではステップは必須です。少しステップに乗らないと、手すりにラジオがぶつかります。6インチくらいの高さで十分です。

広いトラックの攻略の糸口

今回、トラギーが思いの外、ちゃんと走れたのですが、走っているうちにひとつ、広いトラックを攻略するヒントのようなものに気付きました。

それは、スピードを出す、スピードを落とす (ブレーキをかける)、ということを、コースに合わせて今まで以上に無条件に行う、ということです。 こう書くと当たり前のような感じがするので、もう少し説明すると、これまでは僕の感覚では、コーナーに近付くと、スピードを落としたくなる感覚があって、それに応じて自然にブレーキをかけるなりしていたと思います。 ところが、広いトラックの遠い箇所でのコーナーリングでは、そもそもスピードが出ている感触があまり感じられていない (特に夜間のレース) ために、 ブレーキをかけたい、という感覚自体が発生しないことがある、ということに気付いたのです。ブレーキが適切にできなければ、当然、大回りもするでしょうし、遅いはずです。

1/10 スケールに近い、もしくは、1/8 向けでもあまり広くないトラックでは、車がよく見えていることが多いので、こんな問題はあまりないのですが。

今回、トラギーのメインレースを走りながら、「コーナーの手前だから、(今どのくらいで走ってるのかピンときてないけど) とりあえずスピード落としておくか」というように、 コースに合わせて、いわば無条件に操作することで、遠いところでも他の車を抜くこともあったりと、いい塩梅だったように思いました。

少し、こんな点に気をつけて、しばらく練習してみたいと思います。

車の変更

今回成績が悪かったので、一度、初心に帰って車を全面的に見直してみようと思います。

特に、以前 TLR のひとにアドバイスをもらったとき、「HW 2200kV ならギアは 47/16 でスタートするといいよ」と聞いていたのですが、 自分の感触ではもう少し穏やかな方が走りやすいと思って、基本 14T で走っていました。これが気がかりだったので、やはりアドバイス通り 16T で練習するようにしたいと思います。2枚間違っていたら、かなりまずいですよね。

それに合わせた車、それに合わせた操縦にしていきたいです。

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