TLR 8IGHT 2.0 のスタート

2/11/2023-2/12/2023

去年の12月上旬に、TLR に一旦区切りをつけアソシの B4e を使ってきました。 ところが、その後のレースでは全くうまくいかず、結局また TLR を試すことに。TLR を試すなら、元の 8IGHT XE Elite ではなく、最新バージョンの 8IGHT X/E 2.0 にしよう、ということで新しい TLR 8IGHT 2.0 を組み上げました。

この週末は、リベレーション・レースウェイに行き、TLR 8IGHT X/E 2.0 を試してきました。

結論から言ってしまうと、TLR の圧勝。ラップタイムが平均でも、アソシのときから 1 秒以上改善。旧ロッシより、だいぶ良いです。

では、土曜日から、順番に振り返ります。

2月11日、朝からリベレーションへ

土曜日は朝からリベレーションに向かいました。

お昼ご飯はオンタリオ・ミルズというアウトレットモール内の台湾系のお店で。オンタリオミルズというショッピングモールは、 リベレーションからフリーウェイで10分ほどのところにあります。

大きなアウトレットモールなので、旅行でリベレーションにお立寄りの際には、ご家族はこちらでお買い物をして、お待ちいただくのが良いかと😁

お昼は、台湾スタイルのスープヌードルにしました。

新ロケーションのペガサスホビーズ

リベレーションに戻る途中に、ペガサスホビーズがあることがあることがわかったので、寄ってみることにしました。

ペガサスホビーズは昔からあるホビーショップで、以前は小さなレーストラックもあって、JBRL が開催されることもありました。今は移転して、トラックがなくなったというところまでは知っていたのですが、新しいロケーションに行ったことがなかったです。

リベレーションまで5分くらいのところにありました。外観からは、ここがホビーショップとはわからないですね。

ENTRANCE と書いてあったので、恐る恐る入ってみると・・・確かに中はホビーショップになっていました。

奥行きがあって広い!入り口から入って右手側はプラモデルや鉄道模型などが中心っぽいです。

僕は左手側のラジコンコーナーを中心にみてみました。

所狭し、と、商品は陳列されていますが・・・少々、古いかな?TLR のパーツはこれだけかな・・・?

1/8 スケールバギー向けのタイヤはこれだけかな。

ある程度、キットも売ってました。

いろいろあって、楽しげなお店ではありましたが、僕みたいにレースしかしない人にとっては、あまりパーツなどの品揃えはなさそうです。

上の写真に写ってますが、京商や無限のキットなどは売ってましたが、そうしたものも含めて、やはりレースが趣味の人には、リベレーションにいけば十分そうです。

ペガサスホビーズでは、安く売っていたボディクリップだけ買いました。

TLR 8IGHT X/E 2.0 DAY ONE

その後、さっそくリベレーション・レースウェイへ。まずは受付。そのとき、MIP の 0.05" のヘックスドライバーを購入。

さて、いよいよ 8IGHT X/E 2.0。

詳細は下に書きますが、はじめは旧ロッシに合わせたセットにしました。キットを組み立てたら、思いの外、旧ロッシに似た感じだったので、以前テストしていたものを信じた形です。

これでも悪くなかったです。ベストラップで 31.9 秒まででました。これは自分のアソシの車で出したベストラップと同じ。タイヤは TZO 601。

ところが、(ほぼ) キットセットアップのままの車を貸してもらって走り比べたところ、これが非常に良い感触。とても走りやすい。この時、自己ベストの 31.2 秒のラップタイムがポンと出ました。この時のタイヤは TZO 402。

キットセットアップに近い形からスタートした方が良さそう、と、少々当たり前の方針が決まり、初日が終了。

結局のところ、旧 8IGHT っぽいところからスタートする、というのは、余計なことでした。アソシの RC8B4e のキットセットアップがあまりに悪くて、トラウマになっていました。

TLR 8IGHT X/E 2.0 DAY TWO

翌日も、朝からリベレーションへ。

トラックをみると、かなり上手に走っている車が1台、目に止まりました。

ドライバーズスタンドを見ると、なんとドライバーはキャバラリ。そりゃ、うまいわけだ。今年から WRC のドライバーらしく、スタッフらしき人といろいろとやってました。キャバが走っている時は、なるべく観て、どこをどう走るのか勉強させてもらいました。ベストラップは 30.7 秒くらいのようです。

さて、自分の車は 8IGHT X/E 2.0 の標準セットから。ドラッグリンクの取り付け位置 (アッカーマン) とスウェイバーだけ変えた状態からスタートです。

走ってみると、基本的にはこれで決まり、というくらい文句ないです。

そうか、アソシはトラクションがあったのではなくて、ギアがカチ上がっていたので、前にポンと出ていただけだったのか。新ロッシで走ってみて、全然違ったので驚きました。

自分がミスしやすい点が、少し突っ込み過ぎに関わるところが多い印象だったので、モーターのタイミングを下げたり、ESC の周波数を上げるとか、そうしたことで対応。

以上で、自然に走って、31秒台中盤から後半くらいで走れる感じになったので十分満足。もしレースでこのペースで走れたら、先月の自分を楽に周回遅れにできます。

この後は、他のタイヤを試したり、ウェイトを変えて走るとか、ちょこちょこ変えて様子を見て終了。

もう少し、やりようはあると思いますが、とりあえず、二日目としては十分の成果です。

車の変更点など

この週末試したこと、変更点等はざっと次の通りです。

ジオメトリ・リンク系

旧 8IGHT と合わせて、アクスルの高さを変えるなども試しましたが、結局のところ基本的には 8IGHT 2.0 の標準設定が良かったです。

スピンドルシムは下が 2mm、上が1mmです。

変更点は、ステアリングのドラッグリンクのみ。内側を一番後方に動かし、アッカーマン角を多めに変更しました。

ドライブシャフト

自分としては、ドライブシャフトはユニバーサルジョイントよりも、CVA であるべき、という気持ちがあるので、CVA に問答無用で変更しました。

パーツの型番は2世代前の 8IGHT のもので TLR242029。回転時の機械的な動作どうのこうの、という以上に、ドライブシャフトが曲がった時に、それだけ交換できる (パーツ番号 TLR242031) のがとてもありがたいです。ユニバーサルジョイントだと、全て一体型なので高価です。

ただし、ベストラップはユニバーサルジョイントの時に出てます。ユニバーサルの方が良いかもしれないと思うと、ちょっと悩ましいことは、悩ましいですが。今はランニングコストを下げる方を重視します。たぶん、CVA でも同じように走れるはずです。

モーター・ESC 関連

ピニオンとスパーギアに関しては、旧 8IGHT のときは結構たくさんテストして 47/14 で落ち着いていました。 8IGHT X/E 2.0 の内部ギア比を調べてみたら 3.23 で、旧 8IGHT と同じであることが判明。

前回、ホビーウィングのモーター 2200kV には 47/16 のギアが良いと聞いてきましたが、僕にはちょっとアグレッシブ過ぎるだろうと判断し、とりあえず、47/14 からスタートすることにしました。

ホビーウィングではエンドベルタイミングがデフォルトで 30° になっています。今回は走り比べて、 20° まで下げました。

さらに、もう少しマイルドにしたかったので、ESC のドライブ周波数は 12kHz から 16 kHz にしました。

ウェイト

バッテリーの下に敷くタイプのウェイトを何パターンか試しました。ウェイトを増やした時に、トラクションが上がるなど、確かに良い気がする点がありました。ただ、どのくらい乗せたらいいか、判断しにくく、現状 Lipo 1個につき 20g 乗せるところで落ち着いてます。

そもそも、今使用している Protek のバッテリーが 1 個 207g と比較的軽めです。前回のチャネルアイランズのメインレースで、カットオフの憂き目に遭っているので、そろそろバッテリーを買い替える可能性があります。それを踏まえ、少し重いバッテリーに変えても良いように、少しウェイトが多めのところに合わせておこうと考えました。

ショック系

旧 8IGHT のときに、標準セットにしていた状態 (ピストン F/R とも 1.2 にスプリング 紫/オレンジ) や、標準セットからリアスプリングをやらか目なども試しましたが、結局、標準のキットセットアップに戻しました。

フロントスプリングは、微調整するための替えのスプリングを持っていないし、そもそも TLR243055 はどこも在庫切れ。代わりのものを探さないと。今、目をつけているのは HB のスプリングです。硬さのラインナップなどをみても、今のロッシにちょうど良いのが揃っているようです。

それから、先日スプリングを収納するために、アメリカのクォーターをいれるチューブを買ってみました。これがビンゴ。

10本入りで $10 と安く、サイズもちょうど良かったです。(ちなみに、ロッシのスプリングはフロント70mm、リア80mm)

以上、TLR 8IGHT X/E 2.0 は良いスタートが切れたと思います。このまま、レースに出てみてどうなるか、試してみたいです。

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