メモリアルデーの連休。三日間とも朝から晩までホットロッドで。
アメリカでは、5月の最後の月曜日はメモリアルデーという祝日です。州の祝日ではなく、連邦政府で定められた祝日です。
アメリカは日本と比べると、祝日がとても少ないです。今年は、5月28日がメモリアルデーでしたが、その前の連邦の祝日は、2月21日 (プレジデンツデー) です。
この貴重な3連休ですが、僕は三日間とも、朝から晩までホットロッドに入り浸ってました。
5月28日 - クラブレース。反省の多いレース
5月28日(土)。朝からホットロッドに。ホットロッドの近くにある、ショッピングセンターのフードコートでランチ。
前回と同じ STONE OVEN のサンドウィッチとサラダに加え、今回は SHARKY'S というメキシカンのお店のタコをつけてみました。
一番シンプルなタコにしました。1個4ドル弱。サルサでいただきました。さっぱりしてて美味しかったです。
ランチの後、ドリンクを買って、ホットロッドへ。
今回の課題は ESC を XR8 SCT に変えて、瞬断の問題が解消できるかどうか、ということです。
最初に結論を言ってしまうと、残念ながら、結局、ESC を新しくしても、問題は解決できなかったです。 特にこの二日後の月曜日に、症状がひどくなりました。 XR8 Pro も XR8 SCT も、最初はいいけど、すぐにおかしくなってきます。
それでも、初めは、「以前よりは、だいぶ良くなった」とホッとしてました。
少しだけ、おかしな動きがないわけではないけど、ま、だいぶ良くなったから、これでいいや、と。
問題は解決したように思えたので、これで、レースも出ないで帰ってもいいかな、とも思ったのですが、一応、予定通り参加することに。
予選 - Q1
以前は、スポーツマン、エキスパート、トラギーなどの混成クラスでしたが、今回はちゃんとエキスパートのみで1ヒートありました。
タイヤはとりあえず、以前と同じホールショットで出走。
無事、無難にタイムがまとまり、1位。
予選 - Q2
Q2 はバックショットを試してみました。少しウェットな状態で、よく食いました。ホールショットよりスムーズな印象。
ファストラップは改善したものの、自分のミスがあってレースタイムはあまり伸びませんでした。
これで TQ。
一緒に参加のトモコさんは、以前の僕と同様の ESC トラブルで DNF。
メインレース - 残念な4位
メインレースは完全に集中力を欠き、ひどい内容で4位で終了。
一度ミスした後、慌てて、失敗を繰り返したり、といった、初歩的なミスが出てしまい、全くダメでした。
操縦台で、ギャーギャー騒ぎながら操縦している人が、ひとりいたのですが、そんなのも気になるようではダメです。次回はそういう人もいることも、ちゃんと想定して、気にしないようにします。
それから、タイヤの剥がれも、Q2 のあとタイヤを洗ったときに、少し、なんか変だぞ?と気付いてはいたのですが、ちゃんとチェックしておらず、ひどい状況になってました。完全に、レース前のチェック不足、準備不足です。
前回、タイヤの貼り方を書きましたが、あの貼り方ではダメ、ということになります (汗) 以前の記事には、注釈を書いておきました。
これまで、ホットロッドのクラブレースでは、ある程度、良い成績で終われていました。今回も予選は TQ でしたし。はっきりと意識して、ナメてかかっていたわけでは全くありませんが、普通に走れば大丈夫かな、と、どこかに慢心があったのではないか、と猛省しました。
また1から出直しです。
5月29日 (日) ホットロッドでプラクティス
前日のレースの惨敗を反省し、ちゃんと練習して出直そうと思い、朝からホットロッドに向かいました。
タイヤ修理
まず、剥がれたタイヤ (バックショット) を修理。
みると、瞬間接着剤の量があまりに少なかったようです。接着剤が流れた痕跡が、見当たらないくらい綺麗に剥がれてました。
接着剤がしっかり流れ込むよう、「タイヤのゴムバンドを最後に取り付ける」「瞬間接着剤のノズルを使わない」という風に、貼り方を変えます。
走行練習
以前、ファストラップで 18.9 秒でていましたが、よく見るとそのタイムが出た頃と比べ、路面のギャップもだいぶ増えていているので、全く同じように走ること自体、違うのではないか、と思えてきました。
これまでトラブル続きで、冷静に考えられていなかったのですね。
今の路面では、ストレートに入る前の箇所に、大きな凸凹ができているので、そこの走り方を変えることにして練習。
5月30日 (月) - メモリアルデーもホットロッドでプラクティス
連日になってしまいましたが、昼からホットロッドで練習。メモリアルデーで、祝日ですが、人はまばらです。
貸切り状態の時間も長かったので、路面の砂や石をブラシで掃きました。
ESC 誤動作の問題再発と回避?
練習していると、ESC の変な挙動が、また増えてきました。意図していないところで、ちょくちょくブレーキがかかるような動きになります。
人が少なかったので、はっきりわかりましたが、ブレーキをかけたときの「フォ〜ン」という音が変なタイミングで聞こえます。
ジャンプ中に問題が発生すれば、前につんのめる形でクラッシュ。スロットルを入れようと思っても、逆にブレーキがかかって、ストレートで急減速したり、ジャンプしようと思っても飛ばなかったり・・・。まあ、ひどいものです。
転倒しなければ、またすぐに走り出せますが、これはレースで起きたらまずい。
徐々に、問題の発生頻度も増えてきて、10分タイマーをセットして走って、変なブレーキが7回(か、8回)発生するようになりました。
なんなんだ、これは。
他のひとの設定の真似をしてみたり、ファームウェアを変えてみたり、アンテナ線をレシーバーボックスの外に出してみたり、と、色々と試しましたが、どれも効果なし。
XR8 Pro も、初日は気持ちよく走って、2、3日目に妙な挙動が増えてきました。今回の XR8 SCT も同じ。
問題が解決できないまま、時間が過ぎ、トラックのクローズ時間も迫ってきました。
もうあきらめかけた、最後の1パック。藁にもすがる気持ちで、パーツケースに入っていた新品のピニオンギアをつけて、トランスポンダーを予備のものに付け直して走ってみることに。
あまり有効な対処方法とも思いませんでしたが、もう、他に何もやれることがなくなってしまったので、何か変えないと・・・という気持ちだけです。
ところが、なぜか、これがよかったようです。意外なことに、10分タイマーをセットして走って、なんと、誤動作ゼロ。全く問題なく走れました。
ま、厳密にいうと、一瞬「あれ?」っと思うことがありましたが、かなり軽微な誤動作が、たかだか一回。
言われてみれば、1/10 に比べて、1/8 の方がモーターもサーボもパワフルです。詳しくは分かりませんが、いろいろとノイズの多い状況にあるとのでは、と思われます。 ステアリングの方で問題を感じなかったので、ESC ばかり疑っていましたが、全体的な問題なのかもしれません。
次回は、レシーバーにキャパシタをつけて、走ってみます。
Protek のグリッチバスター。最後の希望か。
ホットロッドのショップで聞いても在庫がなかったので、帰宅してから、AMain でレシーバ用のキャパシタを探しました。
最近、Protek でいいことが多いので、今回も Protek で。
Protek RC Glitch Buster Receiver Voltage Stabilizer にしました。
キャパシタの足にコネクタつけるだけのものなら、自作も考えたのですが、トラブルシューティングをしているときに、下手な自作で、問題を複雑にしたくなかったので、既成品を購入することにしました。
現状は、ピニオンギアとトランスポンダを付け替えて、問題が回避できている状態。とりあえず、1パックだけ、ちゃんと走りました。
でも正直、誤動作の問題の対策としては、これで全て解決できたとは、到底思えません。
ホビーウィングの ESC を買ったこと自体が大失敗だった、と考えればいいのか、 サーボとのコンビネーションが問題なのか、とか、なんだか原因はわかりません。
もうとっくに予算オーバー。
あれこれ試す余裕はありません。
もし、キャパシタで問題解決できなかったら、どうしようかな。
次はカスタマサポートの良い、リーディーにするか・・・
でも、もう、これ以上浪費するのはかなり厳しいし、嫌だな・・・
グリッチバスターで問題が解決するのであれば、ありがたい。
もしかしたら、XR8 Pro の方も、使えるのかもしれないし。
でも、解決できなかったときの策がないです。
4月30日の E-Buggy 初走行から、まる1ヶ月。文字通り、シャーシに穴が開くほど、練習してきました。
だいぶ慣れてはきましたが、まだ、どういう風に走るのがいい走り方なのか、わかってないです。
がんばらないと。
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