IERC で 4PX、ESC のテスト再び。そして・・・

4/26/2015

4月26日(日) も OCRC ではストックナショナルが引き続き開催されているため、先週と同様に IERC に練習に行ってきました。

IERC は自宅から約1時間半ほどフリーウェイで内陸に行ったほうにあります。

今回はファーマーボーイズというハンバーガーショップでご飯を食べて行きました。

サラダやオニオンリングが最高においしいです

昼過ぎから夜までずっとテストテスト!

今回はただ走行練習に行くのではなくて、トランスミッター、レシーバー、ESC の組合せを変えるテストをしてきました。

ちなみにアメリカでは送信機はプロポとは言いません。トランスミッターとしか言わないです。それで、僕も普段からトランスミッターと言ってます。言葉遣いについてはおかしいかもしれませんが、ご了承くださいませ。

9/3/2024 追記:確かに厳密にはトランスミッターというと思いますけど、もっと普通には「ラジオ」としか言わないです。「プロポ」とは、絶対に言わないです。そもそも、変な言い方ですよね。

先日のブログに書きましたが、4PX を購入したものの、これまで愛用してきた 4PLS と 4PX の操作フィーリングがあまりにも違い過ぎて 4PX は当面使えない、という結論になっていました。

・・・

でもですね、やっぱり見た目は 4PX が断然カッコいいので、できれば使いたいんですよ

そこで、どうにか使える道は無いものか、IERC で色々と設定を変えて試してきました!

4PLS から 4PX への乗換えで感じた問題点

まず、何が問題かというと先日のブログでも書いたように、4PLS から 4PX に乗り換えたら、車がスッ飛んでいく感じになりました

それでラインを外すことが多くなり、結果的に良いタイムで走れない、ということになってしまいました。

しかし同時に、スピード感は格段に上がりました。スロットルを握った瞬間にシュッと前に出るので、調子良く走っているときは、自分の車をワンランク上の人が操縦しているかのような錯覚になります。車の動きが全く別物に変わるのです。

この良い所を活かしつつ、ダメなところを解決して行きたいです。

ブレーキは簡単に解決。少なくとも回避。

さて、上記の問題をどうするか、ということですが、まず「スッ飛んでいく」という問題でが、これは案外簡単に緩和できました

先日既に気付いていた通り、4PLS と 4PX ではトリガーの形状が違います。4PX の方が大きいです。僕は男の中では手が小さい方なので、そのまま使うとトリガーがスカスカです。

このため、補正無しの標準状態で走ると、ブレーキを掛けるタイミングで、ブレーキをかけるべく指は動いているのですが、指がトリガーまで届いていないので、ブレーキがかかっていないことに気付きました

爪でトリガーをコツコツと叩いているだけで、ブレーキが掛けられてなかったのです。とほほ (苦笑)

そこでトリガーにスポンジを貼って対策。これでブレーキがかかるようになり、行き過ぎが緩和されました。

ブレーキ側は、まぁ、これでよし・・・

ただ、指の大きさなど人それぞれなので、トリガーくらい数種類付属するか、調整可能な仕組みになっていてもいいと思うのですが、どうでしょうか。

スロットル。4PLS と 4PX では大違い。

さて、問題は前進側です。これが最大の問題です。

4PLS でマイルドに動いていたものが、4PX にしたとたんドーンと前に出るようになります。

今回試したのは ESC は ヨコモの RPX と LRP の Flow ですが、どちらも同様の傾向です。RPX の方が変化のふり幅は大きいように思われました。

また受信機を F-FHSS や T-FHSS に切り替え、送信機は 4PX と 4PLS で切り替えて比較していきましたが、条件はなんであれ 4PX を送信機として使った場合に、とにかくドーンと前に出るようになりました。

それでは、これをどうしたら良いのでしょうか ・・・

これまで練習してきて慣れてきた積み重ねもあるので、あまり大きな変化を感じずに、以前の環境からスムースに、新しく、より優れた環境に移行したいのです。

このままでは、あまりに変化が大きく、タイムが短縮できるどころか、ラップタイムは確実に落ちます。

4PX の設定で「レスポンス」の値を落とすと、確かに 4PLS に近い感じにはなりましたが、同時に 4PX の良さとも言える「鋭さ」が消えてしまいます。

EXP を多めに下げると、低速域は簡単になりますが、結局は途中からグンとスピードが上がるので好きではない感じです。4PLS では基本的に EXP は変えずに走っていました (Flow 利用時)。

4PLS に比べると、 4PX で中速域のコントロールが難しくなるのは確かだと思います。

今度は逆に 4PLS が遅いと感じる。これが「反応速度」の差?!

何度もトランスミッターを切り替えたり、設定を変えて試していたのですが、試すにつれて、今度は逆に 4PLS に戻したときの遅さが気になってきました

恐らく、最初から 4PX を使っている人に言わせれば、4PLS を使えば
「なんだこりゃ!遅っっ!」
という感想を持つと思います。

僕は切り替えてテストしているときに、そう思ってしまいました。

フタバのサイトを見ても、性能的には主に「反応速度が改善した」ということしか書いていないのですが、単に反応速度という言葉では表現しきれない差があると感じました。

中堅機は初心者でも操縦しやすいように、あまり前進しないように出力を抑えてあるんじゃないか、とか、あるいは逆に 4PX の有効性を示すために、 少々パンチが効いてるような効果を醸し出しているのではないか・・・とか、いろいろと考えさせられてしまいました。

・・・いずれにせよ、とにかく違います。

4PX に移行すべき!

計測機器を使って確認したわけではないので、違いを生む本当の理由は分かりません。

でも、とにかく 4PX で走ったほうがパワフルで速いです。いずれはこのパワーを使いこなせるようにならないといけないのは明らかです。

操縦できる腕前さえあれば、速い車の方が速いのは当然ですから。

これだけスピード感が違うなら仕方がありません。理由はどうあれ、もう一度出直すつもりで、4PX を使っていくことにしました

ストックからモディファイドに切り替えて数ヶ月。やっとモディファイドに慣れてきたと思ったところで、またやり直し・・・。慣れるまで当面遅くなることは覚悟しなければなりません。

正直、そういう残念な気持ちはありますが、ハイエンドの機種になれたときにはさらにワンランク上の走りができるようになる、と信じて頑張ります

今後のプラン

まずは次回の OCRC のクラブレースで、どのくらいのタイムを出せるか確認したいです。

今の OCRC のコースレイアウトは、ストック・ナショナルのためのレイアウトなので、インフィールドがかなり難しく出来ています。 モディファイドではあまり気持ちよく走れないのは仕方がないと思います。

しかし、中速域を上手く使う特訓には絶好のレイアウトともいえるでしょう。

一日も早く新しいモノに慣れるように、頑張って練習したいと思います!

SCVRC で練習 & テスト 4PX への移行問題解決か?!
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