4PX への移行問題解決か?!

4/29/2015

前回までのブログで書いてきましたように、僕は今、新しいトランスミッターへの移行に苦戦しています。

僕はフタバの 4PL » 4PLS と使ってきたのですが、先日最上位機種である 4PX を購入しました。 しかし、どうにもフィーリングが合わず今まで通りに操縦できずに、かえってタイムが落ちてしまう結果になっています。

「すぐに慣れるさ。そんなに焦るなよ」 と自分に言い聞かせてはいるのですが、「このままでは、週末のクラブレースはどうなってしまうんだろう」と思うと、どうしても焦ってしまいます。

僕はもともと OCRC のモディファイドのドライバーの中では遅い方なので、0.5秒もタイムを落としてしまうと、ひどいことになってしまいます。

なんとしても、早く適応したいのです。

それで対策を考え続けているのですが、ひとつ、かなり大きな問題点をみつけました!

4PX と 4PLS のグリップとトリガーの違い

操縦の問題点としては、4PX を使った場合に急発進・急加速をさせてしまうという点があります。

この原因は大きく分けて、二つに分類されるはずです。

ひとつは、電気的な特性の相違に由来する問題。そしてもうひとつは、物理的な相違点に由来する問題です。

これまではつい電気的な特性ばかりに目が行きがちでしたが、今回は物理的な相違点を考えてみることにしました。

ちなみに、これまで解決済みの問題は、ブレーキ側トリガーの問題点です。これはトリガーにスポンジを貼ることで解決しています。

この他に何か問題が無いか、じっくり比較してみました。

ハイポイントスプリングの取り外し

まずは、Y さんから教えていただいた通り、ハイポイントスプリングを 4PX から外しました。トリガースイッチを利用していないので、このスプリングがあると、 単にトリガーのストロークが短くなるだけでいいことがありません。

この後、トリガーのカリブレーションを実行しておきました。

グリップの太さ。4PX は太い!

4PX は 4PLS と比べて見た目にはかなり大きいように見えるものの、グリップを握ると案外大きさを感じません。

これはメーカーの努力の賜物ですね。そんなに重くも感じないし、違いも分からないくらいなのです。

しかしですね、やっぱり大きいのだから、何か違いはあるだろうと思ってサイズを測ってみました。その結果、 トリガー操作に一番影響しそうな、グリップの親指の付け根からトリガーのニュートラル位置までの距離にかなり差があることがわかりました!

まず、4PLS ですが、こちらはざっくり測って 58.7mm でした。

次に 4PX を測ると、案外違って 64.8mm ありました。

差は約 6mm。6mm 違えば、スロットル操作を誤る可能性は十分です。

トリガーが遠いところについているので、ついついスロットルを握りすぎてしまうというのは筋が通る説明だと思います。

少しは「いつもと違うトランスミッターを使っているぞ」と意識しないと補正できないでしょう。

でも、そんな考え事をしていたら、正確なコントロールなど不可能です。少なくとも僕には出来ません。無の状態になって、車の動きに集中し、車の動きを感じつつ走りたいところです。

それではどうしたらよいか・・・

トリガー位置をスライドさせてグリップに近づけたいところですが、残念ながらこれで目いっぱい近づいている状態です。

仕方がないので、グリップのラバーを外しました。

うーん、高級感が・・・(涙)

でも、これで測ると 57.6mm になりました!

4PLS の場合との差は約 1mm です。しかも、近いほうに 1mmです。

4PX は電気的な相違点としては、前に出すぎる方向に違うと感じているので、握らない方向に 1mm 違うのはもしかしたら良いかもしれないという期待がもてます。

グリップを外しても、手で隠れてしまえば分からないでしょうし(笑)

4PLS と 4PX を交互に握って、違いを確認しましたが、違いはほぼ無いと言ってよい様な感じになりました。

明日、これで走って今まで以上に楽に操縦できるといいのですが・・・

IERC で 4PX、ESC のテスト再び。そして リーディーサーボとブラックボックスを B5M に。4PX 問題も解決。
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