サーフシティークラシックの結果と感想

8月2日(土)3日(日)はOCRCのサーフシティークラシックに参加してきました。

メイフィールドが TLR 移籍後はじめて、ティーボやキャバラリと対戦するということで、注目を集めた大会であったのですが、いろいろと思うこともあり、僕としては複雑な心境となりました。 詳しくは後ほど書きたいと思います。

自分の準備とレース結果

前日までの練習

今回はOCRCでは次のようなスケジュールとなりました。

7月28(月)~29日(火)トラック・リビルド。トラック・クローズ
7月30日(水)オープンプラクティス → 午後7時からクラブレース
7月31日(木)終日プラクティス(ほぼコントロールドプラクティス)
8月1日(金)終日コントロールドプラクティス
8月2日(土)予選1ラウンド→予選2ラウンド→(組み換え)→予選3ラウンド(2WD バギーを除く)
8月3日(日)予選3ラウンド(2WD バギー)→ メインレース(下位メイン5分、Aメインのみ10分)

ちなみに、南カリフォルニアで開催されるたいていのビッグレースは、これに似たスケジュールになります。 「1週間前の日曜頃にレイアウト変更(リビルド)して、火曜か水曜には走行練習可」 という感じです。

僕は水曜のクラブレースを観戦。木曜の夜から練習開始です。木曜の夜から既にコントロールドプラクティスになっていました。

去年は土質が急に変わって困ったのですが、今年はだいたい普段通りの路面状況。 僕は Dirt Webs の新品を木曜の夜から使って、結局ずっと同じタイヤで本番も走ることができました。

[ビデオ] 前日練習・コントロールドプラクティスでメイフィールド、ティーボ、ダスティン・エバンスのショートコーストラック

急遽 B5M で!

C4.2 の破損

木曜の夜、コントロールドプラクティスのときに、残念ながらセントロ (C4.2) が壊れてしまいました。

アームが折れるだけだったらまだ良かったのですが、リアアームのヒンジピンを支えるリアプレートが壊れてしまったので、残念ながら走行不可能に・・・ C4.2 のパーツはさすがの OCRC でももう在庫は置いてないので、ジ・エンド。

というわけで、木曜の夜に家に帰ってから B5M を組みなおして、金曜の朝から急遽 B5M での練習となりました。

B5M の事実上のスタンダードセット?

今回は各種設定を試す時間が無かったので、評判がいいものをとりあえずドンドン取り入れてみました。

まず、メカのレイアウトは、先日のブログでご紹介の通り。

プラスチックの区切りをもぎ取り、ESC を後ろに寄せました。

それからフロントの足回りを変更。B5M のガルウィングアームではなく、B5 用のフラットアームを採用。 さらに、ショックタワーも B5 用を使いました。これはアソシのロブ・ジルスピーから教えてもらいました。操縦が楽になるので、ぜひ試してみて、と。

写真手前が B5 のショックタワー。後ろが B5M のショックタワーです。確かに違うんですね。これも B5 用を採用。

それからリアハブはアルミのものに変更。0°の記載がある側がショックに向くように取り付け。ボールスタッドは後ろ側の内側で、シムは3mmとするのがスタンダードセットになるそうです。

・・・と、とりあえずスタンダードセットにして、どうにか操縦でごまかすことにしました

予選

春のストックナショナルで、「いくら前日練習しても当日の朝にしっかりウォーミングアップするのが大切」と、学んでいたので、朝6時前にOCRCに到着(開場6時)。 急いで準備して、なるべく走りこみました。

といっても、今回のサーフシティーは全エントリーで360以上あり、練習時間は早朝からずっとコントロールドプラクティスとなり、なかなか好きに走らせるわけには行きませんでしたが。

そうして臨んだ予選は次の通り。

予選 R1

Prolite はミスもちょこちょこ。そして遅い、という感じでイマイチパッとせず。

ちなみにここで2位のジェイソンはカクタスクラシックで優勝している実力者なので、最速としての目安はこのくらいです。去年だとジェイソンにはファストラップで2秒差以上つけられていたので(苦笑)、 これでもだいぶ進歩です。

バギーはトリプルのクリアが課題でした。

とにかく難しい、ギリギリのサイズです。無難に走るならトリプルを避けたほうが良いのですが、トップレベルは飛んでいたので自分もなるべくなら飛びたい、という気持ちで、 いけそうなときだけ行くように、気をつけつつ走りました。

予選 R2

SC は78/26 から 81/26 へギアを変更。少し下げて、1周を通した速度差を減らす(減速を減らす)ように心がけ、丁寧に走ることに。

ファストラップはグッと上がりましたが、残念ながら、途中でボールカップがはずれレースタイムはダメでした。

バギーもギアを見直し、72/32 (40deg) から 69/31 (35deg) へと変更。

ファストラップは改善されたものの、大きなミスがありタイムが伸びず。

予選 R3

SC は R2 で快調のセットのまま、ミスの無いように走りまずまずのタイム。

バギーはタイミングをやや落とし、69/31(34deg) としてトリプルのクリアを狙いますが、また失敗していまひとつの記録。

以上、ショートコースは31エントリー中14位(Bメイン)、バギーは108エントリー中32位(Dメイン)でした。

苦手なショートコースでなかなかの成績。バギーは、パッとしない感じですが、同じメインにマイクフィスク、ジェイソンでもCメイン、エイブはEメイン・・・という状況を見ると、 まぁ、実力はこんなところなのかな・・・逆に言うと実力は出せたのかな、と思いました。

[ビデオ] キャバラリとメイフィールドの 1/8 バギー

メインレース

» メインレース組み合わせ

それぞれの結果は次の通り。

ショートコースは、序盤にミスがあり出遅れ、少しペースを上げて前を追いましたが追いつかず。

苦手なショートコースで、いいファストラップが出せるようになったのはかなりの収穫です。

バギーは、残念ながら整備不良で1周目で故障。

慣れない B5M でポカをしてしまったのは悔やまれます。観戦していたOCRCの人に直してもらい、少し走れたのは嬉しかったです。

こちらもまずまずのファストラップで走れたので、ちゃんと5分走れたら、と悔やまれます。

以上が、僕のサーフシティーの練習、準備、本番の様子です。

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