サンドバッグ、チート、スペシャルモーターなど
今回のレースでは、ストックレースって、いったいなんだろう?とか、いろいろと考えさせられました。
スペシャルモーター、チート問題
コースレイアウトが非常に難しく、特にトリプルが大きくて本当にクリアするのが難しかったです。 僕はジャンプは苦手ということもないので、普段はあまり飛べないことはないのです。しかし今回は難しい。だけど、トップレベルの人たちは軽々とクリアしています。
はじめは、僕も「すごいなぁ。うまいなぁ。どんなセットなんだろう」と素直に見ていました。
しかし、10分間のメインレースを観て、さすがに「これはおかしい」と思いました。
10分近く走ったあとでも、まだ軽々と難しいトリプルを決めている人が何人かいます。これはいくらなんでもおかしい。
いくらなんでも、差がありすぎです。
ズバリ言えば、モーターが違うとしか、思えません。
誤解の無いようにいうと、その本人の人間性とか、チートとわかってわざとやっているとか、そういうところを非難したいわけではありません。 彼らはモーターのメーカーからスポンサーを受けています。そのときに入手できるモーターが、市販のレベルのものではないだろう、ということです。
実際にスポンサーをもらっている人の口からも聞きましたが、やっぱり違う。速い、と言ってました。モーターが違うから、ギアも違う。発熱量も違う。安定感が違う。
ただでさえ上手いのに、モノもこれだけ違うんだから、勝負すること自体馬鹿馬鹿しくさえ思えてきました。
それから、上位で軽々とトリプルをクリアできていた人以外にも、僕よりも下のレベルの人でもたまに楽々と飛んでいる人がいました。
あれは完全にチートでしょう。
チートの方法は僕だって知ってはいます。充電を 8.5V 近くまで行なう、重りを抜く、ローターをモディファイド用にする、という方法で簡単にチートは可能です。 テックをした後も、ピットに戻ることは可能ですから、車検はほとんど意味がありません。
僕自身、ルールでがんじがらめになるのは望んでいないので、もっと厳しく取り締まれ、と言いたいわけでもありません。 そもそもメーカーの協力まである場合には、ローターの刻印などはあってないようなもので、取り締まるのはほぼ無理でしょうし。
フォーラムでは、チートの疑いをかけられた人を擁護する発言がみられますが、僕はその内容は全然信用していません。そもそも擁護する人自体、 この人だって、スポンサーもらってるじゃん、っていう人が見受けられるからです。
その他、TLR もトップレーサーの一人をストッククラスに出してきたりしていて、かなり問題を感じざるを得ませんでした。
トップクラスの人がストックで走るのは、ストックナショナルのようなストック専門の大会であったり、あるいはスポンサーを受けている人と一般のレーサーを区別するような仕組みがある場合にのみにしてもらいたいものです。
もっと言いたいことはありますが、今日はこの辺で・・・
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