多くを学んだ JConcepts Stock Nationals
2013/05/02
4月27日(土)、28日(日) の2日間、OCRC にて開催された JConcepts Stock Nationals に参加してきました。
このイベントはその名の通り、ストックだけのレース。それでも参加エントリーは 170 を超え、下はルーキーから、上はキャバラリ、ハートソンをはじめとする、トップレーサーまで集まり、ハイレベルなレースが展開されました。
ストック・レースの可能性を再認識
これまで度々このブログでも書いてきましたが、アメリカではストック・クラスが非常に盛んです。これについては、以前「アメリカンスタイル・ストック・バギー」で詳しく書きましたので、まだの方はぜひご覧ください。
僕はこれまで WCRC や OCRC のクラブレースで100レース以上、ストックレースに参加してきました。参加しないときでも、レース観戦、研究はじっくりやってきたつもりです・・・
しかし今回、ライアン・キャバラリ、スティーブン・ハートソンらのストック・レースを観て、ストック・クラスの可能性、重要性を再認識させられました。
とにかく、恐ろしく速かったのです。
そして、本当に美しい。
特にハートソンが完璧でした。キャバラリすら寄せ付けずに、グングン差を広げて走ります。
僕はこれまで、ストッククラスでも速いのはわかるけど、いくら速くても、ジェイソン・ディアスくらいが上限なのかと思っていました。
(ジェイソンは WCRC のストック・レースのスペシャリストで京商のプロドライバーで、ストック・クラスの表彰台の常連です)
ストックでは操縦技術もさることながら、良いモノを使えば、ある程度上に近づけるのか、とも思っていました・・・
しかし今回、ハートソンが走るのをみて、ジェイソンよりもさらに上の世界があることがわかり、そしてそれは、モノの差以上に操縦の差である、と、ハッキリ悟ることができました。
とにかくラインが美しい。
加速、減速、コーナー、ジャンプ・・・どれも一切、無駄なくスムースに走ります。
1人だけ、誰も真似のできない走り方をしていました。
エキスパートクラスには、ハートソン、キャバラリの他、コディ・ニューメダール、マット・カスティラーノ、コディ・ターナーといったリーディーの招待選手もいました。もちろん皆速いのですが、今回はハートソンだけ別格でした。
ジェイソン・ディアスやマット・ギルバートら、ここ南カリフォルニアでのストック・クラスの有名人たちよりも、さらに1秒も速いレベルのストックレースを、はじめて目の当たりにしました。
観戦だけでも、本当に学ぶものがたくさんありました。
#自分の結果、レースについては、次回、書きたいと思います!ではまた!