パームデザートで Toys 4 Tots
12/7-12/8/2024
12月7日(土)はパームデザートレースウェイ (PDRC) で、 Toys For Tots レースに参加してきました。
ちなみに、12/7 はサンダーアレーは、公園のイベントのためにクローズでした。
Toys For Tots とは
Toys For Tots (トイズ・フォー・トッツ) というのは、アメリカ海兵隊予備役 (MARFORERES) が実施している慈善活動プログラムのひとつです。
具体的には、クリスマスに向け、おもちゃを集めて、恵まれない子供達におもちゃを配布するという慈善活動です。1947年から始まって、今年で 77 年目になるそうです。
この時期になると、スタバなど、街のあちこちでおもちゃの寄付を募る箱が設置されて、さまざまな団体かおもちゃを集めています。
パームデザートレースウェイでの Toys For Tots レースは、この Toys For Tots に参加していて、レースに参加するために、新品のおもちゃをひとつ持ってくることになっています。
僕もアマゾンで買っておいたおもちゃを持って、パームデザートに行ってきました。
PDRC の Toys For Tots レース
PDRC のゲートオープンは朝の6時半とのことだったので、トーランスの自宅は午前4時過ぎにでました。PDRCは遠いので、結構大変です。
途中、ガソリンスタンドに寄りましたが、順調に、6時半前にはパームデザートに着きました。
無事に、トラックから近いところに車を止めることができました。
コースのレイアウトが変わってから、まだ一度も走っていないので、急いでピットを準備して走行練習。8時前くらいまで練習できました。
朝、少しだけ走ってのレース参加、ということで自信が持てなかったので、Open E-Buggy ではなく、40+ E-Buggy にエントリーしました。これは、後で後悔することになります (後述)。
サインナップするときに、おもちゃを寄付。たくさん集まってます。
全体のエントリー数は思ったより多くなく 99 エントリーでした。
予選
Q1 では、タイヤは TZO 202 Ultra Soft で。大きなミスもなく、なんとか 2位。
地元の人は、しっかり走り込んで準備しているようですが、思ったほど差をつけられなくて良かったです。
ちなみに、アソシのレジェンド、Jay Halsey さんも同じレースに参加されてました。最近、世界戦優勝時の復刻版が出た方です。
PDRC では TZO 202 を使いたいところでしたが、うっかり TZO 402 ばかり準備してきていました。前回のレースで、もしかしたら 402 も良かったのかも?と、思った印象が強すぎました。
新品の TZO 202 は Q1 で使った1セットしかなかったので、それをメインレースに温存するために Q2 では TZO 402 Super Soft で。
どうも前に進まず、走りにくく、ミスが増えてしまいました。PDRC ではやっぱり 202 ですね。
以上で予選2位。
お昼は、今回新しい試みとして、カップ焼きそばを準備してみました。
いつも、レースの時はパンとサラダだけなのですが、これからの季節、暖かい食べ物も準備できないかな、と思ってやってみました。
これは良かった!疲れた時に、体に染み渡るウマさ。しばらく続きそうです。
メインレース
メインレースは6時過ぎ。あたりはすっかり暗くなりました。
今回はボディー、タイヤ、ウィング、全て黄色にしました。
メインレース。結果は散々でした。
序盤に当てられ、コース外に押し出され、下位に転落。そこで慌ててしまい、覚えていないくらいミスを連発。残念な内容でした。
40+ に参加した自分の弱さ
反省点として、まず 40+ クラスに参加したこと自体が間違いでした。
このクラスはスキル別ではなく「年齢別」で、どちらかと言えば「若い速い選手と勝負するのは避けたい」という、年齢を気にした人たちのためのクラスと言えます。よく考えると、そんな姿勢は自分らしくありませんでした。年齢なんて忘れて、今の自分が持てる力を全力でぶつけるべきだったと強く思います。
そもそも僕は、同世代や少し年下の人たちが、「昔は速かった」「今は歳だから無理」と言うのを見るのが大嫌いです。「じゃあ若かったら本当にできてたのか?そんな保証はあるのか?」と問いただしたくなります。
特に RC レースは、陸上競技などのスポーツとは違い、パフォーマンスを示す純粋な記録が残るわけではありません。たとえば、陸上の100m走なら、若い頃に 11 秒で走れていた人が、年齢を重ねてタイムが落ちるのは理解できます。肉体的な衰えは確かにありますからね。
しかし、RCレースでは毎回同じコース、同じ車で走るわけではありません。「若い自分」と「今の自分」を並べて比較することは不可能です。だから、今の自分が「歳のせいで」若い選手たちに負けているのかどうかなんて、実際のところ分かりません。ただ単に、彼らのスキルが上なだけかもしれません。それなのに、年齢を言い訳にして「昔ならできた」と考えるのは、どうしても受け入れられないのです。
年齢など気にせず、今の実力で精一杯勝負する。そしてその結果を受け入れ反省し、自分の糧とする。それだけです。
加えて、40+クラスの雰囲気も自分には合いませんでした。やりにくさを感じる場面が多かったです。
「初めてのコースでのレースだから」と言い訳をして、Open/Expert クラスから逃げた自分の弱さを強く反省しました。 今後は、可能な限り年齢別クラスには出場しません。 今年はスポーツマンクラスで十分な実績を残したので、自分には上のクラスに挑戦する資格があります。強い気持ちと自信を持って、よりレベルの高いクラスで挑戦していきます。
それから、相手をリスペクトしすぎた点も反省すべきところです。負けてから言うのもなんですが、あれだけ転倒を繰り返したにもかかわらず、レース後に結果を確認すると、意外にもそこそこの順位で前を追いかけられていました。慌てる必要は全くなかったのです。序盤で下位に落ちても、焦らず冷静に走り続けていれば、もっとチャンスがあったはずだと強く感じます。
今回の敗因は、相手に負けたというより、自分自身の「弱い気持ち」や「自信の足りなさ」による自滅でした。本当に情けない思いです。
良かった点としては、ベストラップが悪くなかったところでしょうか。予選より改善してました。夜のレースで、さらに、慌てた時は、たいていベストラップも遅くなってもおかしくないのですが、その点は大丈夫でした。
全然、面白くないレースをしてしまいました。後悔先に立たず。今後、こういうレースをしないよう、十分気を付けます。このレベルで慌てていたら、先がないですからね。
帰りはロサンゼルス方面に戻ってきてから、What's up men で食べて帰ってきました。夜遅くまでやっているのでとてもありがたい。
今回はトンコツラーメンにしてみましたが、おいしかったです。ただ、いつもの中華そばの方が、ここならでは、という感じでいいかも。
セットアップシート TEKNO EB48 2.2
主にトー角あたりを、測り直しました。これまで 2° 近くあったようです。
広くないトラックなので、少しブレーキを強めにしてみましたが、どうだったかな。左奥の 180° コーナーで横転するミスが多かったのは、少し坂になっていたからか、足回りが渋くなっていたからか、ちょっとわからなかったです。
ちなみに、コーナーリングではタイヤの摩擦に関するフリクションサークルを意識して、ブレーキングとステアリングのバランスを取るのが重要だそうです。これは、どういうことかというと、前後動が弱い時には、左右に曲がる余力があるので、低速から中速域でのコーナーリング時にタイヤのグリップを余すところなく使うには、ブレーキをかけながら曲がる、などの動作が不可欠になるということです。
今回のレイアウトでは、バックストレートエンドが 180° ターンだったのですが、そこで転倒のミスもありましたが、ブレーキをかけながら速く曲げるという感覚が少し掴めた気がしました。
レース翌日・サンダーアレーでプラクティス
翌日は朝からボーモントへ。情けないレースをしてしまったので、練習し直しです。
ボーモントのウォルマートで買い物をしてから、ファーマーボーイズでご飯。
前回同様、オムレツとサラダ。
食後、すぐサンダーアレーへ。
この日はウィングをテスト。これまでは、いつも TEKNO の標準のウィングばかり使っていましたが、 Protek のウィングに穴を開けたものと比較して、ラップタイムを計測し、どう変わるかみてみました。
ところが、途中でフロントスキッドプレートが曲がってしまい、はずすことに。フロントスキッドプレートの重さは 30g 以上あって、 チャシーガードの役目以外に、ウェイトとしての役目もあります。タイヤも揃わず、比較実験するのが難しい状況になったので、残念ながらウィングのテストに関しては結論はでませんでした。
ちなみに、ベストラップは Protek のウィングをつけた時。なんとなく、直進性が良くて走りやすいような気がしたのですが・・・
この点はもう少し、走り比べたいと思います。
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