引き続き曲がる車に調整

7/27-7/28/2024

来月カマリロで行われる JBRL R4 に向けて、先週から引き続き、車の調整をしています。 先週までの車が基本的にあまり曲がらない状態で、小さなトラックでは不利と考えたので、この際、もう少し曲がる車をベースセットにできたらいいな、というのが狙いです。

ホットロッドでの調整

7月27日は朝から、ホットロッドのあるサンタクラリタに向かいました。

ご飯はサンタクラリタの北部、シエラハイウェイ沿いの YOSHINOYA にしました。開店は10時ですが、少し前に着いたので、車で少し待ちました。

以前はホットロッドに来ることでさえ、かなり遠くに来たものだと思っていましたが、今では1時間ほどで着くなら「近場」という感じです。サンダーアレーは、渋滞がなくても1時間半はかかりますから。遠出するのも、慣れるものですね。

レギュラービーフボールも今や $9.79。僕がカリフォルニアに引っ越してきた 2006 年の頃は、確か $4 しなかったと思うのですが、だいぶ変わりましたね。クーポンを持ってないと、ちょっと高くて敬遠してしまいます。

食べ終わり、ホットロッドに行く前に、TARGET に寄って、氷とドリンク類を買い込みました。

多くのスーパーマーケットでは、レジの近くに氷のバッグが売っているのですが、ターゲットでは売り場の中に紛れてました。売っている氷はウォルマートと同じ。40セントほど高いけど、コンビニ的なところよりは安いです。

ホットロッドでは、プラクティス料金は $15 なのですが、月曜日から数えて1週間の内に2回以上来ると、2回目以降は $10 にしてくれることになっています (特に記録されているわけでもないので、「2度目ですよ」と、こちらから申告する必要はありますが)。

ところがこの時は、はじめから $10 におまけしてくれました。最近はウェルカム感があって、ありがたいです。

さて、引き続き調整。基本的なジオメトリはもう良さそうな気がしたので、ショックオイル、ピストン等を試しました。

さらに、サーボは前回、一瞬止まったような気がして不安があるので、Reedy RT3507A から、スペアにしていた Reedy RT5012A に載せ替えました。少し遅いのですが、さて、これでどうなるか。

MIP の High Flow ピストンが非常に感触が良くて、気に入りました。明らかに固くなるので、もう少し何かやらないといけないのは明らかですが、ジャンプの着地がとても安定しました。ま、曲がる曲がらないとはあまり関係ないですが、いろいろ試す中で、気付いて良かったです。

バルブの種類は試せていませんが、今は真ん中の硬さの BLUE を前後とも付けています。もう少し余裕があったら、バルブについても各種試してみたいです。

サーボに関しては遅いと感じることはなかったです。気にならないので、このまま採用です。

タイヤは TZO 202 と 402 で走り比べて、ハッキリと 402 が速かったです。路面はややウェットからドライになりかけ、という程度。レースの時、特にメインレースではもう少しウェットになると思うので、202 でもいいのかもしれませんが、昼の時間帯で散水直後でなければ 402 の方が良さそうです。

それから、トラギーも走ってみました。前回、モーターの熱が高くなっていたので、TEKIN 2000kV から HW 2250kV に付け替えて、タイミングとギアを落として走ってみました。エンドベルタイミングは 20°、ギアは 44T/14T。

これはとても良かったです。十分速い上に、熱も上がりません。ホットロッドのような小さめのトラックでも、オーバーパワーな感じもしないです。

ホットロッドでやれることは、やり切れたと思うので、またしばらくホットロッドは来なくていいかな。コンプレッサーが稼働しておらず、車の掃除ができないのが特に不便ですし。

サンダーアレーでの調整

翌、日曜日はサンダーアレーへ。よく曲がる車になったと思うので、サンダーアレーでも、もしかしたらラップタイムの改善ができるようになったのかな、という期待を込めて行ってみました。

ご飯はカリメサのバーガーキング。カリメサは、ボーモントの手前の町で、サンダーアレーまでは10分ほどのところです。

$5 のセットがお目当てで行ってみたのですが、$5 のコンボがメニューに記載がなくてオーダーできず、普通の朝食メニューになってしまいました。ブリトーとクロワッサン。悪くないのですが・・・まあ、普通です。

よくみたら、お店の外には $5 のコンボの広告が貼ってあったので、後で聞いてみたら、$5 コンボはいつでもオーダーできるとのこと。次回からは、そちらにしたいと思います。

サンダーアレーの近くの CIRCLE K で氷を買って行きました。

さて、サンダーアレーで、早速新しいセットで走ってみました。

路面もカラカラのドライで、砂もあまりなさそうなので、はじめは、丸坊主に近いタイヤでもいけるかな、とやってみましたが、これが難しすぎました。滑る、滑らないではなく、オフパワーのステアリングがあり過ぎて、これまで練習してきたものとは全くの別物です。 素早く向きが変わるので、ラップタイムが良くなる可能性も感じつつも、うまく操縦できません。

MIP のピストンの影響だと思うのですが、足回りが固くなったので、前後 TLR 37.5wt (463cSt) から TLR 32.5wt (388cSt) に変更。タイヤはピンのある 202 でテスト。はじめは、これまでと違うのでミスもありましたが、次第に慣れてきて、ポツポツと 29 秒台も出ました。今のレイアウトで 29秒台は悪くないはずなので、これでもう少し練習してみようかな、と思えました・・・というか、結構、実践向きで速いかもしれません。

一方、トラギーも 2250kV で走ってみましたが、こちらは全く問題なし。普通に走れば 29秒台で周回できました。モーターの温度も上がりません。今後もこれで行きます。

結局、トラギーのモーターもホビーウィングになったことで、バギー、トラギー共に、モーターとESCは全てホビーウィングになりました 😅

この日は JBRL のインターミディエートで上位組のローガンやトラビスもきていました。ちなみに、トラビスは、今でも現役のオートレーサーですが、RC レースをおととしから始めて、あっという間に上達。いまや RC レースでもプロクラス目前まできてます。(既に、エンジンはドレイク、シャーシは Mugen がスポンサーです)

彼らによれば、タイヤは TZO 601 か 501 が良いとのこと。202 は、あっという間にダメになったので、良いタイヤを探したいです。去年のこの時期にどうしていたのかな、と過去の記事をみると、そうか JConcepts のタイヤを中心に探していたのか。今は TZO なので、601、501 からやり直しですね。

ちなみに、彼らはいま車は Mugen ですが、TEKNO のスプリングの評判を聞いて、スプリングのテスト等をしていました。

次の課題

2週続けていろいろ試して、だいぶ良くなってきました。もう少し最適なポイントを煮詰めるために、以下を引き続き試したいと思っています。

  • 夏場のドライ路面向けタイヤテスト

    安定したテストを実施するためにも、高温ドライの状況でもう少し長持ちするタイヤを見つけたいです。次に TZO 601 と 501 をもう一度使ってみたいと思います。去年の記録を見ると、601 は Ultra Soft をよく使っていたようです。これは確かリベレーションで走り比べて、それより硬いと引っ掛かりが気になったためだったと思います。しかし、今はあまりそういう問題はなさそうなので (腕も上がってますし)、より硬くて長持ちしそうな Soft や Medium を試したいです。

  • 荷重移動

    荷重移動について調整します。これまでは、あまり曲がらない車を、荷重移動を使って曲げて走っていました。しかし、今はオフパワーのステアリングが強めになりました。ステアリングを切ればいいだけなので、ある意味曲げるのは簡単です。曲がり過ぎに気を付けるのみです。

    おそらく、メカ的にはキックアップアングルを減らすか、あるいは単純に ESC のブレーキや周波数の再調整などで荷重移動は調整できると思うので、次回はその辺りを中心に試してみたいと思います。

  • MIP High Flow ピストン

    MIP High Flow ピストンで、ジャンプの着地とバンプの走破性が上がったと思うので、もう少しショックオイルとバルブのバリエーションを試して最適なところを見つけたいです。

次の JBRL R4 は 8月24日。まだ少し時間的な余裕があるので、いい車にして、それで慣れて、速く走れるようになりたいと思っています。

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