ベアリングのグリースとデグリース

6/14-16/2024

TEKNO EB48 2.1 では、ユニバーサルジョイントのドライブシャフトを受けるのに、大きめのベアリングが使われています。 ま、RC カーのことですから、大きいといっても 12x21x5 や 8x16x5 程度ですが。

これらのベアリングでは、そのままの状態ではグリースが重すぎて、動きが遅すぎるように思われます。もう少しスルスルに、軽く回るようにしたいところ。このため、ベアリングの中のオイルを変えて動きを軽くするようにしています。

スルスルにするといえば、WD40 の出番ではありますが、WD40 だけでは耐久性が悪く、すぐにゴリゴリになります。

そこで色々と試した結果、WD40 を少し塗った上に、Sta-Lube の Moly-Graph SL3144 を詰めて、ラバーシールのフタをすれば、回りが軽い上に結構持つことがわかりました。そのため、メンテのたびにベアリングの洗浄とグリース詰めをやってます。

ただ、そこで面倒なのが、ベアリングの洗浄です。

そこで、どうしたらグリースが早く洗い落とせるか、少し実験してみました。

ベアリングのラバーシールを取り、キッチン用の EASY-OFF、WD-40 DEGREASER、普通の WD-40、Simple Green Foaming Crystal 、それぞれに浸して、どれが一番グリースを落とすのかチェック。

少し浸してから、どれも同様にシャカシャカ振ってみた結果が、次の写真。

結局、グリースを効率よく溶かし出したのは、普通の WD40 だけのようでした。

これは、これまでやってきたことと同じなので、特に変わったことをする必要もないかな、と思った次第でした。

前の記事 次の記事
© 2024 キースの米国 R/C 情報