The Dirt でクラブレースに参加
3/29/2024
3月29日はThe Dirtでクラブレースに参加してきました。JBRL の開幕戦が4月13日なのですが、それまでの週末は、ほぼいつも雨の予報。このままでは、JBRL前までに全く The Dirt でプラクティスできないままになってしまいます。それでは非常にマズいので、有給をとってThe Dirtに行って、レースに参加してきました。
前日までのバギーとトラギーの準備
今回のクラブレースは、JBRL前にThe Dirtでレースできる貴重な機会です。かなり気合を入れて準備しました。
バギー (TEKNO EB48 2.1) の準備
まずバギー (TEKNO EB48 2.1) は、シャーシを交換。
傷んだネジもなるべく交換しました。
バンパーも交換。2個セットとはありがたい。テクノのパーツは、TLR と比べると安いです。
センター、後方のユニバーサルジョイントのピンも交換。Mugen の治具とピンを使ってます。
今回はスキッドプレートも試してみることにしました。
薄いスチールの板を取り付ける形。
ちなみに、これ、このあと1日使ったらボロボロになりました 😅 今後も使うかどうかは微妙です。
トラギー (TEKNO ET48 2.0) の準備
トラギーに関しては車の変更は特にありません。タイヤだけ準備しました。TZO T202 Ultra Soft です。
タイヤに関しては、最近いろいろと貼り方を試しています。
まず、トラギーのタイヤでは、インサートはホイールにカーペットテープで貼り付けました。
ホイールの穴も開けています。
ベントホールの穴は少し大きく、5/32 インチ (4mm) にしました。(バギーのタイヤは 9/64 (約3.5mm))
少し試してから、ちゃんと記事に書こうと思っていたのですが、前回のバギーからタイヤの接着剤は BSI IC-2000 にしています。
IC-2000 は色が黒く、粘土の高い、独特の瞬間接着剤です。「ラバーとプラスチックの接着に最適。ゴムを強くする」、という触れ込みだったので使ってみることにしたのです。
最近はこの接着剤を気に入って使ってます。
普通の瞬間接着剤は、固まるとパリパリに固くなりますが、IC-2000 は固まってから少し柔軟性があります。接着した部分を曲げてもパリパリ割れたりしません。
今回トラギーのタイヤを貼るために、こんな風にボテっと接着剤を乗せています。
これを1日置くと、次のように固まります。タイヤとホイールの継ぎ目が見えなくなります。
前回のサンダーアレーのクラブレースでも、こうして貼ったタイヤでバギーで走ってますが、よかった気がしてます。今回もこれを全面的に使っています。
難点は接着剤が黒いので、接着時に汚れやすいところです。もう少し貼り方を試行錯誤してみて、これでよし、と思ったところで記事にしたいと思ってます。
ちなみに、BSI からは Insta+Flex という接着剤も販売されています。Insta+Flex は IC-2000 から、黒色の原因である炭素化合物を抜いたものなのだそうです。それでも、ゴムを強化する (Rubber-toughened) 接着剤とされていますが、その成分が無い分、強さが IC-2000 に劣る、とのこと。 見た目に引き換えには、強度は妥協できないので、もう少し IC-2000 で頑張ってみようと思ってます。
The Dirt でクラブレース
3月29日は朝からぺリスに向かいました。クラブレース "Friday Night Lights" は夜7時から。それまでに練習して、コースに慣れておきたいところです。DNC に参加した人たちは、コースに慣れているでしょうが、僕はまだ一度も走っていないですから。
朝ごはんはぺリスに着いてから、ファーマー・ボーイズで。
食べてすぐ、The Dirt に行きました。
トラックでは、The Dirt のオーナーのジョーイさんがひとりでローダーで路面を整備中でした。
しばらくしたら、こちらのピットに来てくれて、「路面が荒れてたから整備しておいたよ。でも、まだ結構凸凹は残ってるから路面をチェックしておいて。楽しんでいってね〜」と。トラックメンテ、ありがとうございます!今年は雨も多くて、本当に大変そうです。
ピットを準備して、アドバイス通り、走る前にコースを歩いてチェック。確かにすごい凸凹のある箇所があります。これは避けて走らないとマズい。
走ってみると、思っていた以上に、かなり難しい。あちこち見えないし。トラックを歩いてチェックしたイメージを頭に浮かべながら、ある程度予想して走るしかないです。
レース開始は7時なので、それまでに慣れないと・・・
はじめは、かなりマズかったですが、徐々に慣れて順調にラップタイムは改善できました。
はじめは TZO 202 を使っていましたが、402 を試して 47秒台に入れました。このレイアウトでは 402 の方が、ジャンプを飛び切るのがやりやすいので、明らかに良いです。
4時頃一旦、パンダエクスプレスに行って晩御飯を食べてきました。
戻ってきて、プラクティスして、レースの準備・・・。かなり忙しい。
この日のレースでは、バギーとトラギーの2クラスに出ますが、結局、トラギーでは一度もプラクティスをする時間は取れませんでした。
7時過ぎにレースが始まりました。
Q1 - 予選1本目
E-Buggy Q1
ちょうど暗くなってきた頃に、予選の1本目。バギーから。
暗くなってくると、思った以上に車が見えにくく、何回か単純な凡ミス。それに加えて、ESC が HW G3 なのですが、「この ESC は本当に壊れてないんだろうか?」という疑念が払拭できず、 少し車が滑って思わぬ動きをするたびに、「あ、ESC 壊れたか?」とか、色々考えてしまい集中しきれませんでした。
1本目は11人中6位。ちなみにレースのタイトルはスポーツマンとありますが、E-Buggy クラスは他にないので、スポーツマンレベル以上の人も数名混ざってます。
E-Truggy Q1
トラギーを走る頃には、周りはもっと暗くなり、その一方で、照明は明るさを増してきていたので、だいぶ見やすくなってきてました。
車自体はバギーより走りやすかったのですが、ナニクソーと絡んでくる車がいて、後半にミスがでてしまいました・・・というか、避けきれず、ぶつけられてしまいました。まあ、あれは、わざとぶつけてきたのでしょうね。あまり自分が知られていない、不慣れなところでレースをすると、そんなもんです。気にしないでいきます。
1本目は9人中2位。Truggyも、"Sportsman" と名前がついてますが、E-Truggy のレースはこれだけです。
Q2 - 予選2本目
E-Buggy Q2
タイヤは TZO 402 Ultra Soft です。タイヤはこれで良さそう。
バギーの Q2 は、やはり Q1 より見やすくて走りやすかったのですが、単純な凡ミスを何回かしてしまいました。
以上で、バギーの予選は全12人中3位。
E-Truggy Q2
現状、トラギー用にしているバッテリー (Gens Ace 7500mAh) は1本しか持っていないので、Q1 終了後に急いで充電。Q2 までに、無事、充電が完了しました。
それにしても、参加人数の少ないクラブレースで2クラスにエントリーするのは久しぶりですが、ほんと忙しいですね。走って、マーシャルして、走って、マーシャルして、2クラス分準備して持ってきて、走って、マーシャルして・・・ 7時の開始時点から終わるまで、目まぐるしかったです。
Q2 のトラギーは、トラフィックもなかったので、大きなミスはなく無事に走りきれました。
以上で、トラギーの予選順位は全10人中1位。
メインレース
予選はE-Buggy、E-Truggyそれぞれ2ヒートに分かれていましたが、メインレースは一斉に走りました。
E-Buggy メインレース
バギーはTQのピッチャーさんが車の故障らしくDNS。2位でのスタートになりました。
序盤に1度、シックスパックで大きなミスをしてしまい、少し出遅れ。それから前を追いかけて、どうにか追いつき、先頭に出たところでそれまで先頭だった人が棄権。その後は、大きなクラッシュは避けることができ、どうにかそのまま、1位でゴール。
E-Truggy メインレース
E-Truggy は先頭スタートだったのですが、最初のジャンプで2番手の人が、後ろから突っ込んできて空中でクラッシュ・・・取り残されてしまい、いきなり最下位に落ちてしまいました。とほほ。
せっせと1台1台抜いて、早めに2番手まで上がれましたが、少し先頭が見えてきたところで、そこで力んでしまったか、痛恨の転倒。そのままトップに追いつけず、2位でゴール。1位は一緒に参加のトモコさんでした。
以上で、バギーは1位、トラギーは2位。よくやったと言って良いでしょう。
ちなみに、レースタイムやラップタイムは、トラックのコンディションで全然変わってきます。 実際にDNCに参加した人のタイムを比べると、2秒近く落ちている人も多いので、この日はバンピーで難しかったようです。ラップタイムは絶対的なものではなく、その日毎に、相対的に見るべきです。
反省点
これまで、The Dirt でのレースでは、いいところがなく、いつも失敗してばかりでした。
今回は、「The Dirt でのレース」「夜間のレース」「その日に初めて走ったレイアウトでのレース」と、これまで苦手と思っていた条件が重なっていました。その中で、そこそこ安定した成績を残せたのはよかったです。
反省点、よかったと思う点、その他わかったことは次の通り。
- 車をテクノにしてよかった (安定感があった)
- バギーのタイヤは 402 (Ultra Soft) がよかった
- タイヤはインサートをホイールに貼ったのもよかったかも。接着剤も悪くはないはず
- コースを歩いてチェックしたので、凸凹を把握していたので、大きなミスは減らせた
- バギー、トラギーともに10分のレースでバッテリーは問題なし (ただし、1周1分くらいのコースになるので、トラギーに関してはプラクティスラップを3周以上回ると危なそう)
- 黄色のボディーとホイールも夜間のレースで良かったのかも
- 新しいピットテーブルも良かった
- 防寒はセーターとハンドウォーマーで大丈夫
来週も天気とトラックコンディション次第ではもう少し練習できるので、しっかり準備して JBRL の開幕戦で悔いの残らないようにしたいと思います。
セットアップシート
以下、自分の記録のためにセットアップシートを載せておきます。
バギー TEKNO EB48 2.1
ESC は Hobbywing G3
Brake の EPA はラジオ側で 70% 位。
トラギー TEKNO ET48 2.0
Brake の EPA はラジオ側で 65% 位。
← 前の記事 | 次の記事 → |