サンダーアレーでプラクティス & DNC 観戦

3/16-3/17/2024

この週は The Dirt で DNC (The Dirt Nitro Challenge、ダートナイトロチャレンジ) が開催中。今年は 25年目の節目。

DNC はアメリカ西海岸で行われる 1/8 オフロードのイベントとしては最大規模のレースで、世界各国からも頂点を狙うプロレーサーが集まります。

アメリカで行われる主な 1/8 オフロードビッグイベント

ちなみに、アメリカで開催される 1/8 スケールの主なビッグレースには、DNC を含めて次のようなレースがあります。

  • Southern Indoor Championship (SIC) [アラバマ州 Autaugaville]


    通常1月開催。今年は512エントリー。

  • The Dirt Nitro Challenge (DNC) [カリフォルニア州 Perris]


    通常2月開催でしたが今年から3月開催に。今年から800エントリーの制限ができました。

  • Psycho Nitro Blast (PNB) [テネシー州 White Pine]


    通常4月開催。2023年は767エントリー。

  • The Silver State Indoor Championship [ネバダ州 Las Vegas]


    5月、ラスベガスのホテルで開催。DNC と同じ The Dirt のクルーが主催。2023年は1106エントリー。

  • The Wicked Weekend [ジョージア州 Gainesville]


    通常7月開催。2023年は659エントリー。

これらのレースの開催場所を地図で示すと次のようになります。ロサンゼルスは左下。

この他にも 400 エントリーを超えるレースはあちこちでありますが、主なところはこのくらいです。

そういうわけで、DNC はカリフォルニア開催の貴重なビッグレースですし、見ない手はないと思いつつも、先週覚えたことを練習したかったので、まずはサンダーアレーに向かいました。

3月16日(土) サンダーアレーでプラクティス

朝、8時半自宅を出発。途中、サンダーアレー近くの Jack in the box で朝食を食べて行きました。

The Dirt で DNC が開催中なので、もっとガラガラなのかと思っていましたが、意外とガラガラというほどではありませんでした。

今の課題は先週、ロナフォーク、カナス、リブキンらが走るのを見て学んだことを、ひとつでも吸収すること。

特に「ひとつひとつの動作を止めずに流れるように走ること」「コース中央のドロップダウンから左に曲がってビッグダブルに入る箇所の走り方を変えること (斜めにジャンプできるようになる)」、これら2点に注意しながら練習しました。

課題がはっきりすれば、意外とできるものですね。先週、カナスとかをみているときは、「到底、あんな走り方は無理だ」と思っていましたが、自分的に55点くらいにはなってきたかな、と思えるくらいはできてきました。残りの45%は、全体的なスピードと正確性です。ま、それが難しいのですけどね。

午後、少し雨が降ってきました。天気予報は雨の予報ではなかったのですが。

車は汚れますが、ウェットの方がレースの時のコンディションに近いので、そんなに嫌ではありません。

しばらくしたら晴れてきました。雨が降って、帰る人もいましたが、待っててよかったです。

テクノにして壊れなくなったので、バギー、トラギー両方ともプラクティスができています。

この日はトラギーのモーターを 2250kV (HW) を試してみました。確かにギュッと入れるとウィリーするくらい、勢いはあるのですが、少々ライン取りが難しくなるのと、車の挙動が結構変わって、あちこち調整が必要になる感じでした。特に今回のレイアウトは結構テクニカルですし、パワーは無駄っぽいです。 トラギーは 2000kV に戻します。

3月17日 - 引き続きサンダーアレーでプラクティス

翌日も朝からサンダーアレーにプラクティスに向かいました。

朝食は El Pollo Loco (エルポヨロコ) で。

チキン2ピース、いつになく熱々で美味しかったです。 写真はあまり美味しそうに写ってないですけど 😅

路面はドライ。昨日に引き続き、同じことを練習。

トラギーは HW 2250kV から TEKIN 2000kV に戻しました。

タイヤはドライ路面で減るのが嫌だったので、残っていた JConcepts Reflex Green でプラクティス。TZO のトラギータイヤ1セットしか持っていないので、家に帰ってから T202 を追加オーダーしました。ホイールも早く全て黄色にしたいところです。

この日も、3時過ぎに雨が降ってきました。今年はほんとに雨が多い。

雷もなって、結構降りました。晴れましたが、すぐに走れるような状態ではなかったので、車をきれいに掃除してプラクティス終了。

現状トラギーは、ほぼキットセットアップのままです。黄色の箇所だけが変更箇所。

テクノはネジが緩む以外、何も壊れてません。ほんとに丈夫。スペアパーツ類は、まだ何も買ってないです。

ネジの緩みに関しては、先週の実験の結果、キット付属のスレッドロッカーがあまり良いものではないっぽかったので、今後は LOCTITE 243 を使うことで解決しそうです。

DNC 観戦に The Dirt へ!

さて、雨も降って少し早めに切り上げることができたので、The Dirt に DNC を観戦に行くことにしました。 LiveRC でレースの進行状況を見る限り、ちょうど PRO クラスの E-Truggy が観れそうなタイミング。

サンダーアレーからザ・ダートまでは、車で30分程です。下の地図のルートで行きましたが、ここを通るのは初めて。

景色の美しい、気持ちの良い道でした。

この地区は酪農が盛んなようで、The Dirt に到着するまでに牧場がたくさんありました。

ペリスに到着。この日は入り口は BMX のトラックの裏側から、駐車場に入るようになってました。裏手側に車を止めて、トラックをぐるっと回って正面に向かいます。

ドライバーズスタンドが遠くに見えます。

プロクラスのレースの一つ前のレースがスタートするところでした。

ドライバーズスタンド前に、かっこいいゲートが出来てました。

アナウンスブースのすぐ横があいてました。いいところで観戦できます。ラッキー。

ちなみに、会場のレースディレクターは JBRL のジミーさん。 緊迫した A メインレースのアナウンスの中、ジミーさんに観戦に来たのが見つかって、急に名前を呼ばれてびっくりしました。南カリフォルニアの人なら、だいたいわかると思いますが、他所から来た人には「キースって、だれやねん」ってことになるでしょうね (苦笑)

いつでもウェルカムな明るい雰囲気で、この RC コミュニティのカルチャーが大好きです。

Pro Electric Truggy の A メインドライバーの紹介が始まりました。

すぐ隣はリブキンのお父さんでしたので、今回はテクノだけじゃなくて、アソシも応援することに 😅

先頭から TQ のメイフィールド (TEKNO)、ラッツ (Kyosho)、ヘッカート (TEKNO)、ローズ (SWorkz)、ウィギンズ (TEKNO)・・・

1/10 スケールの頃は WCRC や OCRC でのリーディレースなど、トップクラスのレースを観ることはたびたびありましたが、1/8 スケールでは、このレベルのレースは初めてです。

このレースの様子は YouTube の LiveRC のチャンネルに上がってました。

レース後のドライバーズスタンドの裏手。

このあとはナイトロの各クラスの A メインが始まりましたが、これだけ観て帰りました。

会場に PINK'S も。

各メーカーのピットが所狭しと並んでました。

今回の DNC の結果、上位は次の通り。

NITRO

1/8 Pro Nitro Buggy
  1. ELLIOTT BOOTS (TQ) [イギリス, SWorkz]
  2. DAVID RONNEFALK [スウェーデン, XRAY]
  3. DAKOTAH PHEND [USA, TLR]
  4. SPENCER RIVKIN [USA, Team Associated]
  5. JOE BORNHORST [USA, SWorkz]
1/8 Pro Nitro Truck
  1. RYAN MAIFIELD [USA, TEKNO]
  2. DAKOTAH PHEND [USA, TLR]
  3. ELLIOTT BOOTS [イギリス, SWorkz]
  4. JOAO FIGUEIREDO [ポルトガル, TEKNO]
  5. MARCO BARUFFOLO [イタリア, WIRC]

TQ: SPENCER HECKERT [USA, TEKNO]

ELECTRIC

1/8 Pro Electric Buggy
  1. JUAN CARLOS CANAS CARRASCO [スペイン, SWorkz]
  2. SPENCER RIVKIN [USA, Team Associated]
  3. BRANDON ROSE [USA, SWorkz]
  4. DAKOTAH PHEND [USA, TLR]
  5. RYAN MAIFIELD [USA, TEKNO]

TQ: DAVID RONNEFALK [スウェーデン, XRAY]

1/8 Pro Electric Truck
  1. RYAN MAIFIELD (TQ) [USA, TEKNO]
  2. RYAN LUTZ [USA, Kyosho]
  3. BRANDON ROSE [USA, SWorkz]
  4. RYAN CAVALIERI [USA, XRAY]
  5. JOEY BOURDON [USA, TEKNO]

E-Buggy は今後はぜひ、スタートの間隔をもう少し広げた上で、トリプル A メインでやって欲しいものです。 2位以下7位くらいまでは団子状態でしたから、1回で順位を決めるのもどうか、と。

今週末は、天気が良ければサンダーアレーでクラブレースがあります。 バギー、トラギーの両方出るか、1クラスだけにするか、まだ決めてませんが、いずれにせよレースがあれば参加したいと思います。

そのあとは、そろそろ The Dirt で走らないと。JBRL の開幕戦まで一ヶ月を切っています。JBRL R1 は DNC のコースレイアウトのままになりそうですが、DNC に参加した人は既にコースに慣れているでしょうから、早く自分も走って、コースに慣れておかないといけないですね。

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