TEKNO でバギー始動!

2/1/2024

さて、先週でひとまずオンロードに区切りをつけて、オフロードに戻ることにしたのですが、 実はその前からコツコツと TLR のバギーのメンテもやってきていました。

TLR 8IGHT X/E 2.0 の問題点

8IGHT はオプションパーツが多数必要。しかも高価。

ところが、細部をチェックすると、バギーの痛みが激しいことがどうしても気になります。この状態でもう1シーズン戦うのは、どう考えても無理・・・ってか、今すぐ交換しないといけないパーツが多数。

消耗した部品は全て新品に交換したいところですが、TLR のパーツは値段が高く、予算の都合で十分には交換できません。オプションパーツ山盛りだったので、キットを買い直してもダメ。リフレッシュにはキット+オプションパーツ一式が必要なのです。

去年は頑張って各種パーツを揃えましたが、また同じものを揃えるのはきつい。 フロントのスピンドルキャリア (v2)、アルミリアハブ (v2)、アルミインクラインスピンドル、4mm ショックシャフト・・・交換したいオプションパーツだけで、$500 近くになります。

去年は JBRL の R1 で大撃沈して自信喪失してまったので、他人に言われるがままに車を変えてきましたが、本当に必要なパーツだったのか、今から思えば疑問です。 結局、バギーの順位は年間を通して喜べるような順位になることはなかったし、実際喜んだこともありません。

このため、オプションパーツの類を最小限度に抑えるべく、もうちょっと自分なりに自信を持って、これまでのセットを一旦リセットして自分なりにやってみようと考えました。

それで用意したのがこちら。GTB のスピンドルキャリアとリアハブです。

TLR の標準の樹脂パーツは精度が悪くて使い物になりません。最低でもスピンドルキャリアとリアハブはどうしてもアルミ製にしないといけないのです。純正のオプションパーツは高いので、安いパーツを探しました。

セットをやり直すなら、新車でもよいのでは?それならテクノで!

・・・と、まあ、こんな風にコツコツと準備してきたわけなのですが・・・

よく考えたら、これまでのセットを一旦捨てゼロからやり直すくらいなら、もしかしたら他の車からスタートした方がいいのかもしれない、と思えてきました。

なるべく標準状態で走る車の方が、もちろんありがたいですからね。調整は構わないですが、TLR のようにパーツの交換を必要とするのはなるべく避けたいところです。

そこで考えたのが TEKNO (テクノ) です。TEKNO は同じ南カリフォルニアのメーカー。正直、前々から試したいと思っていました。みるからに良さそうなのです。 周りでも TEKNO で調子よく走っている人はたくさんいます。

もしかしたら、TEKNO でやり直した方が、速くはしれるかもしれない。もしかしたらダメかもしれないけど、やってみないとわからないから、一回、試しておこう。

というわけで、TEKNO の最新Eバギー EB48 2.1 を試すことにしました!

TEKNO をオーダーして間もなく、The Dirt で開催された TNR A-Main Challenge というレースで、TEKNO のメイフィールドが3クラスで TQ。Pro E-Buggy と Pro Truggy で優勝を飾りました。プロクラスの A Main に TEKNO が数台入りました。

TEKNO EB48 2.1 の組み立て

TEKNO EB48 2.1 が到着。

組み立ててみると、期待していた以上に精度が良いです。その上、細部まで飾りっけのない無骨なデザインで、シビれました。これは良い。

標準パーツでちょっと不安があったのはスパーギアのみ。樹脂のスパーは、アソシのときに壊れまくった印象があるので恐いです。さっそくスチール製のスパーをオーダー。

それ以外は満足。精度もいいし、ゴツいし、いうことなし。スピンドルキャリアも、はじめからアルミ製。アルミのサーボホーンも付属します (25T のみ)。

ショックオイルは何から試すか迷いましたが、とりあえず AE 45wt/40wt くらいから試すことに。 スプリングは各種セットアップシートを漁ったところ、TEKNO の Yellow や Orange あたりを使っている例が多いようなので、まずはその辺からはじめます。

バッテリーは 4S Lipo ですが、LCG だとボディとの間にだいぶ余裕があります。

ボディは JConcepts S15 も用意しました。こちらも隙間は結構ありそう。

2S Lipo を二つ重ねても大丈夫。フルサイズの 4S Lipo でも大丈夫そうです。

現状、4S バッテリーの手持ちは LCG 4S Lipo が2本あります。どちらも 5600mAh。これだと 10分のレースでは持たない可能性があります。 当面はこれを使いますが、JBRL 開幕前までにはバッテリーも決めないと。

ESC は、8IGHT に載せていた Reedy Blackbox 850R を積みましたが、ボロボロで正直萎えてしまいました。TLR は ESC の搭載スペースが狭すぎて、 ESC の側面はトレーに擦れるし、擦れることでワイヤもちぎれそうになります。

ESC は小型で評判の良い HW G3 辺りを検討中。

以上、テクノ EB48 2.1 は作った感じが非常に良かったので、バギーを走ってみてある程度良ければ、トラギーも乗り換える方向で考えたいと思います。

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