JBRL 最終戦!

10/28-10/29/2023

10月28日、ホットロッドで 2023年度の JBRL 最終戦が開催され、今年の JBRL シーズンが終了しました。

最終戦の参加の様子をざっと振り返ります。

JBRL R6 前日まで

車のメンテナンス

先週のナイトロエクスプロージョンで、トラギーの痛みが目についたので最終戦の前にしっかり直しておきました。

フロントのドライブシャフトは曲がっていたので、新品に交換。

シャーシがすり減って穴が開きそうになっていたので、こちらも新品に交換。

バギーは駆動系がやや重くなっていたので、全体的にお掃除。リア側のデフオイルが少し漏れて、ギアにまとわりつき、回りが重くなっていたようです。

そのときに、ジョイントカプラーが割れていることを発見。これは放置したら棄権の可能性があったので、見つけられて良かったです。

レース前日の買い出し

今回もレース前日の夜にレース日の午前中分の食料を買い出しに出かけました。

トーランスのお隣のガーデナにある日系スーパー、東京セントラル (旧マルカイ) へ。

今回はおにぎりにしてみました。だいぶ涼しくなってきたので、翌日午前中までなら痛まずにすむかな、と。

それから、レッドブルはウォルマートで。

10月28日 - JBRL ファイナルラウンド当日

朝5時、自宅を出発。

6時頃にはホットロッドに到着しましたが、駐車場は既にいっぱい。かなり遠くに駐車することになったので、荷物を運ぶのが大変でした。 今後はホットロッドでのラウンドでは、前日に準備することも検討した方が良さそうです。

ドライバーズスタンドに近いスペースにピットを作りました。この日のエントリーは全体で 203 エントリー。所狭しと EZ-Up が並びます。

朝のプラクティスでは、路面はしっかりウェットな感じ。タイヤは TZO 402 (Ultra Soft) で走りました。これで良さそうです。

Q1 - 予選1本目

まずバギーの予選1本目。まずまず調子良く走りましたが、中盤からずっとトラフィックに捕まり、ずっと前についていくような形になってしまいました。

前で走っていた人が、絶対に道を譲らないぞ、という気迫を感じるような走り方で、正直困りました。こっちが1位で走ってる時くらい譲ってくれたらいいのに・・・と、思いつつ、辛抱辛抱。結果、39人中6位

トラギーの予選1本目は、散水後で路面が異様に滑ったのと、車の安定感が悪くミスも続いてしまいました。結果、18人中6位

ちなみに、ホットロッドはトラックが小さい都合上、同時出走できる台数に制限が厳しく、バギーは10台まで、トラギーは8台までになってます。二人バンプアップするレースフォーマットなので、 メインレースではじめから A メインに入るには、バギーは予選順位8位以内、トラギーは6位以内に入る必要があります。現状、ギリギリです。

Q2 - 予選2本目

バギーの予選2本目。こちらも前半に、ちょっと遅めの車が前にいるので、しばらく辛抱していましたが、抜かそうと思った時にこちらがミスする、というようなことが続いてしまいダメでした。

ただ、ラップライムを見ると、トラフィックなく、一人で走った時の方が悪いくらいでした。ひとりで走った時に、ついつい、のほほんと安全運転してしまったのかもしれません。今のままの走り方ではまずいな、と反省。

結果、バギーの予選順位は 40人中7位。なんとか A メインに入りました。

トラギーの予選2本目。1本目の車の感触が悪すぎたので、いちかばちか、リアスプリングを Tekno Orange から TLR Red に交換。少し硬くしました。

スプリングの変更は当たりだったようで、一度大きなミスをしてしまいましたが、その他は堅調に周回。わずかに Q1 のレースタイムを上回りました。結果、トラギーの予選順位は18人中5位。こちらもなんとか A メイン入り。

ホットロッドでのレースは久しぶりでしたが、小さいトラック独特の難しさがありました。時々はクラブレースに来た方が良さそうだな、と思いました。


予選が終わり、メインレースまでの間に買っておいたおにぎりなどをいただきました。

が、残念ながら、これがパサパサで、端からどんどん米粒がパラパラと落ちていく感じ。うーむ、普段はこんなことないので、レースに持って来る時は何か工夫して持ってこないといけなかったのか・・・。次回は何か別のものを考えたいと思います。

レースを観戦しながら、出番を待ちます。

僕の出番は28レース中、19レース目 (Spt. E-Buggy A Main) と 24 レース目 (Spt. E-Truggy A Main) です。

上の写真で貼り出されているのは、JBRL シリーズの総合ポイント (左側) とメインレースのヒートセットアップ (右側) です。

夜になり、お腹が減ってきたので、ホットロッドのショップの並びにあるタイ料理レストラン Siam Rice で、Pad Thai を To-Go してみました。

入ってすぐのレジカウンターで、オーダーして入り口付近で待つこと5分ほどで、出来上がりました。注文したものが出てくるのが早い上に、美味しかったので、また利用したいと思います。

メインレース

バギーのメインレースは午後8時半頃になりました。

1周目、そこそこうまくスタートでき、うまく上位に上がれたのですが、直後に残念な転倒。力んでしまったのでしょうね。マーシャルにも見放され、上位争いからは早々と脱落。終盤にも一度ミスしてしまい、結局8位ゴール。

トラギーのメインレースは午後10時前頃。

バギーの反省を活かし、序盤のミスは避けたかったのですが、不運にもスタート後の前方のクラッシュを避けて走る時にウィングを引っ掛けてしまい、やはり1周目に下位に転落。

コツコツと順位を上げるべく粘りましたが、結局5位でゴール。

バギー、トラギー共に、中終盤はそこそこ根気強く走れたものの、序盤に大きく出遅れるという失敗が重なりダメにしてしまいました。

JBRL シリーズ総合表彰式

普段のレースは、レースが終わった人からどんどん盾をもらって帰っていきます。しかし、この日は JBRL の最終ラウンド。全レース終了後に、年間のシリーズポイントによる表彰式がありました。

気温は、真冬のような40°F台。かなり寒かったです。来年からはちゃんと防寒具を用意しないと。

トラック内に盾を置いたテーブルが並べられ、すべてのクラスで総合ポイントで1位から10位までの人が表彰されました。

僕の今年の JBRL シリーズの総合順位はバギーが総合9位。トラギーは総合4位でした。

トラギーの4位は副賞として $100 いただきました。ありがとうございます。

シリーズ前に目標にしていた3位には届きませんでしたが、せっかくなので記念撮影。

スポーツマンクラスのどれかのクラスで総合3位以内に入ると、スポーツマンを卒業 (次年度はスポーツマンクラスへ参加不可)となります。 僕の力ではまだ上のクラスで走る自信はありません。来年度もスポーツマンで走りたいことを考えれば、どちらも3位に入らなくてよかったのかもしれません。

今年の JBRL シーズンはこれにて終了。大変でしたが、本当に楽しかったし、自分も成長できました。

翌日 - リベレーションで車のメンテナンス

JBRL の表彰式が終わって家に帰ってきて、午前1時を過ぎていました。車を掃除する時間はなかったので、翌朝は車のメンテナンスのためリベレーションへ向かいました。

お昼は初 PHO TRANS

朝になってもまだ疲れは残っていて、体は痛かったです。何かちょうど良い食べ物はないかなと思っていて、たまたま見つけたのがベトナム系のレストラン PHO TRANS。チノのセントラルアベニュー沿いです。

シンプルなフォーとエッグロールにしてみました。店内は広く、落ち着けますし、フォーも細麺で美味しかったです。

リベレーションで車のメンテナンス

リベレーションのピットで、バギー、トラギー両方のお掃除。

ショップで少し買い物をしてから、帰りました。

JBRL 総括

4月の第1ラウンドから参加してきた JBRL も、これで今年のシリーズは終了です。

大きなイベントに慣れた

はじめは、早朝からのレースにも慣れていなかったですし、エントリーが200〜350などのイベントに出るのも慣れていなくて、途中でグッタリすることもありました。

しかしこの JBRL への参加を通して、こうした大きなイベントに参加すること自体に慣れました。これはとても大きかったです。

これまで、普通のクラブレースなら、たとえエントリーが20とか30あっても、意外と簡単にそこそこの成績を収めることができていました。しかし、JBRL ではレースレベルがグッとあがるので、なかなか簡単に上位に行くことはできません。

良い状態を維持して、自分ができることを、しっかりレースで出せるようにならないと、上位に食い込めません。

朝6時半から8時までプラクティス可能。8時半から予選開始。予選終了は午後1時から2時頃。メインレースは夜9時頃・・・。こうした中で自分の力を、最大限に発揮するためにどうしたらよいか、今年 JBRL に参加することで少しずつ見えてきました。

アメリカでは DNC やシルバーステートといった、1000エントリー級のイベントもちらほらありますが。

僕の場合は、次のような点に気をつけることで、レースが楽になりました。

  • レース日の朝食・昼食までは前日の夜までに買っておく (早朝に無駄な時間を使わないため)
  • 前日の夜はなるべく早く寝る。(カフェインの摂取に注意)
  • ゲートオープンの30分前には現地に到着する (快適なピットスペースを確保するため)
  • はじめは何も考えず予選に集中する (1日を昼までと夜とに分けて考える)
  • 夕方には夕食をとり、静かな車の中で寝るなりして休む
  • メインレースの一時間くらい前からは他のレースを観戦する (暗いコースに目を慣らすため。および、路面の変化に他の人がどのように適応しているかみる)

たくさんの人と知り合いになれた

楽しいレースにするには、お互いが少しでも知り合っていて、ある程度互いにリスペクトの気持ちがあった方が良いはずです。

4月から JBRL に参加して、たくさんの人と知り合うことができました。これからさらに、レースをするのが楽しみになりました。

技術的な課題

広いトラックへの適応とか、ナイトレースへの適応とか、そういったところは、もう克服できたと言って良いと思います。以前は、夜のレースではどちらを向いているのかわからなくなって、走れない時がありましたが、もうそんなことはありません。

技術的な課題としては、特にレースの序盤に大きな失敗をすることが続いているので、まずはそうした大きなミスを無くす必要があります。このために、クラブレースの参加回数を増やして、レースに慣れていこうと思います。

タイヤ選びに関しては、最近はトラクション重視よりも、コケにくいタイヤを選ぶのが好みになってきています。もう一度、いろんなトラックでクラブレースに出て色々試そうと思っています。

その他、1日の中での路面の変化、気温の変化を見極めるとか、そういった点に注意を払って、普段通りの力を出せるようになれば、まずはスポーツマンの中ではしっかり勝負できると思っています。

ひとことでまとめて言うと

とにかく楽しかった!参加してよかった。これに尽きます。

来期がスタートする春までに、技術的な課題を克服して、来年度はより良い成績を取れるように引き続き頑張ります。

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