プロライン・ナイトロエクスプロージョン 2023

10/20-10/21/2023

10月21日、今年も Pro-Line Nitro Explosion に参加してきました。

去年のこのイベントは、1/8 スケールで参加した初めてのビッグイベント。 ものすごく気合を入れて準備したものの、いろんな面で足りないことを痛感させられたイベントでした。

あれから1年。このサイトに書いてきたようにいろんな失敗をしながらも、頑張って練習してきました。

車の準備

メンテは主にバギーを。トラギーの方は、前回の JBRL に参加するために準備していて、比較的良い状態のままだったので、ほぼ何もやることがありませんでした。

前々日までに、バギーのアームの交換、ドライブシャフト・ベアリングのチェック、ガタ取り等を済ませました。

ドライブシャフトは、ユニバーサルジョイントではなくて、前後とも CVA にしました。性能がどうのこうの、という話ではなくて、 単にランニングコストの問題です。

TLR 8IGHT XE Elite のリアの CVA ドライブシャフトが装着できることがわかったので、それを取り付けました。スペアのボーンも数本残っていたのでちょうど良かったです。

前日練習

レース前日の金曜日は有給を取って、ピット設営と走行練習のため、サンダーアレーに行きました。

トラックのオープンが 2pm-9pm ということになっていたのですが、もしかしたら、早めにいけば良い場所にピットを設営できるかな、と期待して少し早めに行きました。

自宅を10時過ぎに出発。スタバでコーヒーを。

ショックオイルが足りなくなりそうだったので、リベレーションに寄ってショックオイルを買っていきました。

平日の昼にリベレーションに来るのは珍しく、新鮮な感じがしました。

12時半位にサンダーアレーの近くまできました。平日の昼、ということで結構道路が混んでいて、いつもより時間がかかりました。

Yucaipa の In-N-Out でお昼。

食後すぐにサンダーアレーに向かって、だいたい予定通りの 1時半くらいには到着。

すでにサンダーアレーのゲートはオープンしていて、結構たくさんの人が集まっていました。もう少し早くきたほうが良かったかもしれません。 とはいえ、無事、常設のピットテーブルにピットを構えることができました。

2時前にはトラックがオープンして、プラクティス可能になりました。

コントロールド・プラクティスにならずに、ずっとオープンプラクティスのまま。30分に一度散水がありました。

去年の反省を踏まえ、自分の体力を削りすぎないよう、バギーでバッテリー2パック分だけ練習。

5時頃には練習を切り上げて帰りました。帰り道も結構渋滞で普段以上に時間がかかったので、早く切り上げて正解でした。

夜、サムズクラブでサラダを、日系スーパーでパン類やお茶を買い込み、当日に備えました。

Pro-Line Nitro Explosion 当日

10月21日、ナイトロ・エクスプロージョン当日の朝。5時に自宅を出発。

サンダーアレーには6時半くらいには着きました。

プラクティスは7時から8時の一時間の予定でしたが、少し早めにトラックはオープン。僕は前日練習のときに、他の車と接触したのが気になっていたので、ショックメンテだけやり直してから、1パック分だけウォーミングアップ。

トラックは、バッテリーを新しくしてから全く走行せずに本番になりました。

バギーはなんとなく、感触は良い感じ。

予選 Q1

予選1本目。バギーのタイヤは TZO 202 Ultra Soft で行きました。

そこそこ無難に走っていたと思いますが、最後の方でトラフィックが難しくなってしまって、クラッシュしてレースタイムを落としてしまいました。Q1 は28人中5位。

トラギーは、新しいバッテリーパックで初めての走行。車の動きが全く違います。慣れない感触のため序盤、マーシャルのいないところでコケてしまい、望みのないレースタイムに。トラギーの Q1 は24人中11位。

ちなみにトラギーのタイヤは TZO 202T (Super Soft)。今はこれしか持っていません。JBRL には間に合わないけど、早めにタイヤも揃えないと。

予選 Q2

予選2本目。バギーのタイヤは TZO 202 Super Soft で。

Q1 と同じように、予選の終盤でトラフィックに巻き込まれてしまい、レースタイムは改善せず。結局、バギーの予選は29人中6位。A メインに入りました

トラギーは、Q1があまりにひどかったので、どんなミスが多かったか振り返り、まず ESC の周波数を 24 kHz に爆上げ。ラジオ側のブレーキの EPA を70%だったものを 60% まで下げました。とにかく車がバタバタしないように抑えて走り、どんなに遅くても良いのでコケないことだけを目標に走りました

どうやら、この作戦がうまく行ったようで、予選タイムはだいぶ改善。トラギーの予選は24人中3位。こちらも無事 A メイン入り。Q1 があまりにひどかったので、どうなるかと思いましたが、どうにか無難にまとまって良かったです。


予選は2時過ぎくらいに終わりましたが、メインレースは夜8時過ぎの予定。

メインレースのための車の準備が終わってから、近くのパンダエクスプレスで晩御飯をいただきました。

ついでに食後、車の中で1時間ほど寝て休みました。これは良かったです。先月からの体調不良で、あまり運動ができない状態が続いていたので、体力が落ちていたので、普段以上に疲れていたので良かったです。

メインレース

バギーは序盤、自然に抜け出して3番手争いをしていましたが、僕がミスして後退。なんとか、そのまま踏ん張り、4位でゴール。

トラギーは大きな失敗をしないように気をつけつつ、終盤まで3位をキープ。1位を走っていた人がバッテリー切れでスローダウンのため、タナボタで2位に浮上。そのままゴール。トラギーは望外の2位

Q1 終了時点では、これまでのトラギーと走行感が全く違っていて、本当にマズいと思っていました。まさか、トラギーで表彰台とは思いませんでした。

ちなみに、一緒にレースに参加しているトモコさんは、トラギー A Main 4位 👍 表彰台目前まできてます。

反省

去年のこのイベントには、ものすごく気合を入れて臨んだものの、色々と経験不足があって残念な結果に終わってしまいました。去年も順位だけみれば、 A Main 6 位 (Spt. E-Buggy) と、それなりの順位ではありましたが、感触が悪いというか、色々と思うようにできなかった点が残念だったのです。

今年の反省点、良かった点、悪かった点は次の通り。

ビッグレースにだいぶ慣れてきた

去年のこのレース (ナイトロエクスプロージョン) が、1/8 スケールでの初めてのビッグレースでした。

1/10 の頃もクラブレースには頻繁に参加していましたが、ビッグレースにはほとんど参加しませんでした。このため、大きなイベントに参加すること自体が慣れていなかったです。

1/10 ではストックをやりたくなかったので、モディファイドで走っていました。すると自ずと、ビッグレースに参加するとなると、キャバラリやリブキンらとレースすることになってしまうので、事実上参加できないわけです。

早朝に自宅を出てレーストラックへ行き、朝7時くらいに走行練習。朝から昼にかけて予選。メインレースは夜、8時か9時頃・・・。 こうしたスケジュールになるイベント自体に、そもそも慣れていませんでした。

1/8 になってからは、早朝からレースすることも珍しくありません。クラブレースでも 100 エントリーを超えることもよくあります。 JBRL なら毎回 200 エントリーを超え、300 エントリーを超えることもあります。

早朝に出かけることにも慣れましたし、メインレースまで6時間近く待たされることにも慣れました。

この点で、この一年でだいぶ成長したと言って良いと思います。

広いトラック・ナイトレースへの適応

去年はホットロッドで練習することが多かったのですが、去年の秋くらいからは主にリベレーション、The Dirt、サンダーアレーなどの広いトラックで走ってきました。

やっと広いトラックで走ることに慣れてきたように思います。

また、ナイトレースになっても、あまり違和感を感じることなく走れるようになったと思います。夜の照明の下では、路面の見え方がだいぶ変わります。この点、十分注意しないといけないことも気をつけることができるようになりました。

路面の状態、ラインの変化のチェック

朝には、プラクティス開始前にトラックを歩き、路面をチェックすることも実践できました。

また、1日の中でも路面の状態が変わるわけですが、これについては、プロクラスのレースを観戦する中で気付くこともできました。たとえば、キャバラリが一箇所、コーナーを膨らんで走っているところがあったのですが、よくみるとインコース側に路面に穴が空いているところがあり、それを避けていました。僕も自分のレースの時には、その場所を避けて走るように注意できました。

前日の夜のコーヒーは控える

これは失敗した点ですが、前日練習から帰ってきてから、夜コーヒーを飲んだのがどうやらまずかったようです。

レース前に興奮して寝れなかった、ということもあるとおもいますが、それにしても寝つきが悪かったです。これからはレースの前の晩にはカフェインは控えようと思います。

タイヤの準備

これまでサンダーアレーでのレースとなると、TZO 202 で走ることが多かったです。202 は JConcepts の Reflex のようなミニピンタイプです。

ところが最近は、プラクティスの時も TZO 402 で走ることが多く、こちらを Go-To タイヤにしたい気がしてました。(402 は JConcepts の Stalkers によく似た、少し大きめのブロックパターンです)

しかし今回は、気持ちに余裕がなく、402 をじっくり試せなかったです。これは今後、クラブレースなどで経験を積んで起きたいと思っています。

反省は以上。ざっくり全体的に総括して言えば、自分の1年間の成長具合としては 100 点です。 慣れないといけないこと、経験しないといけないことは、だいたい順調にできています。1/8 スケールの1年目としては、このくらいできたら上出来でしょう。

去年はとても残念な気持ちで終わったイベントでしたが、今年はとても満足して終わることができました。来年はもっと良い成績をとれるよう、引き続き、頑張ります。

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