ナイトロ・エクスプロージョン初参加

10月22日はプロライン・ナイトロ・エクスプロージョンというレースに参加してきました。

先に結論から書けば、結果は散々 (1/8 Sportsman Electric Buggy クラスで21人中6位)。反省することはしっかり反省し、次に繋げたいと思います。

車に関しては、しっかり準備して、かなり調子良かったと思います。でも、前日、当日の過ごし方はあまり良くなかったのかもしれません。ほぼ徹夜に近いような状態になってしまい、メインレースの頃には元気とは言い難い状態でした。

練習日の前日までの車の準備

先週のリベレーションの練習で、リアのドライブシャフトとショックシャフトが曲がってしまったので、交換。

それから、フロントのドライブシャフトも曲がっていたのですが、こちらは標準では脱着不可のユニバーサルジョイント。ドライブシャフトが曲がるときに、高価なユニバーサルジョイント全体を買い替えるのはきついので、CVA に交換。

そもそも、ユニバーサルジョイントでは、振動すると思うのですが、なんで採用されているのでしょうね?フォーラムとかの意見をみると、CVA よりも断然スムースだから良い、とか、コーナーリングの出口でうんぬんカンヌンなのですが、根拠が僕にはわからないです。CVA 一択だと思ってます。

さらに、ebay で古いバージョンのスパーギアが安かったので、標準の 46T から 47T に変更。2200kV にしたときに、46/14 ではアグレッシブすぎるのかな、と思っていたので、ちょうどよかったです。

ちなみに、これはディスコンで、最近のは肉抜きされたバージョンの TLR342022。僕は安い方がいいので、これで十分。

47T のスパーをつけるとき、スパーを止める中央のプレートは、カーボンのものから、プラスチックのプレートに替える必要がありました。カーボンのものは、少し干渉するようでした。

故障箇所は完全に修理できたと思います。

10月21日 - 前日練習

練習日前日、本番用に取り置いていたタイヤ (ホールショット) を貼ろうと思いましたが、運悪く、なんとホールショットの中にひとつ、なぜかバックショットが混ざっていました。

仕方がないので、練習日の朝は、ホールショットを買いに、ULTIMATE HOBBIES (アルティメートホビーズ) に寄ることに。

アルティメートホビーズは11時のオープン。少し早く着いたので、吉野家で早めの昼食。

その後、アルティメートホビーズへ。数年前移転して、今はこんな感じの店舗です。

アルティメートホビーズの店内。みていたら、楽しくなってきました。子供の頃、仙台の石井模型に入り浸っていたのを思い出しました。

無事、お目当てのタイヤがありました。

TEKIN の GEN3、ちょっと安いかな?

いかにもパワフルそうなものが多いですね。

このタイヤ、でかい。1/8 バギーのタイヤが、小さく見えます。

ごちゃごちゃっと、古いものが。日本語がチラホラみえますね。

普通のレース用のキットは、レジ上のここだけかな?テクノ、アソシ、ロッシくらいでしょうか。

ホールショットを買って、サンダーアレーへ。

ピットエリアは良いところを確保できました。空き地のスペースにも、電源がとれるようになっていました。

2時から練習走行が可能に。

夜の8時過ぎまで、走行練習したり、壊れた箇所を直したり、マーシャルしたり。ヘトヘトになってから、やりすぎたかな、と反省したものの、時、既に遅し。このまま頑張るしかない。

9時過ぎ、近くのサブウェイで少し食べて、帰宅。

ちなみに、サンダーアレーと自宅は、道のりで 150km くらい離れています。深夜の帰宅となりました。

途中、セブンイレブンで、翌日分のお菓子、パンなど購入しておきました。

さらに、朝買ったタイヤを貼って準備。午前2時前に就寝、4時半起床で5時、またサンダーアレーに向かう、という強行スケジュールになってしまいました。いい歳して、さすがにきつい。

10月22日 - レース当日

早朝4時半、寝坊せず起床。5時発。

スタバで、サンドウィッチ (インポッシブル) を買って、食べながら向かいました。

途中、道路工事もあって迂回があったので、いつもより時間がかかりました。なんとか7時前に到着。

7時から8時までの1時間だけ、練習走行が許されているので、急いで準備。 前日走っていましたが、新しく貼ったタイヤの具合をみたかったので、走りました。

午前9時過ぎ、予選1本目

ミスが続いてダメでした (21人中4位)。サンダーアレーで初めてのレースで、どこから車を出すのか、どこに並ぶのか、とか、直前まで落ち着かなかったのも敗因か。

11時頃、前日の夜セブンイレブンで買っておいたパンを一つ食べました。

12時過ぎ頃、予選2本目

まあまあ悪くなかったものの、1周、ひどい失敗があって、これ以上悪いことはないだろうと思っていた予選1本目を下回ってしまいました。残念。

これで、予選結果は21人中6位。

天気予報では、雨が予想されていて、もし雨が降った場合は、予選順位で決まるとのこと。

夕方5時頃、ご飯を買いに行きました。

夜8時半過ぎにメインレース。

5分近くまでは、小ミスがあったものの、どうにか3位で踏ん張れましたが、ミスして抜かされ、4位に落ちた後にもう一度ミスしてしまい、慌てたことをきっかけに崩れてしまいました。

結果は残念な6位。

ガッカリしながら次のレースのマーシャルをしていましたが、そのレースで友達が、アソシのレジェンド、リチャード・サクストンさんらを抑えて優勝。喜んでドライバーズスタンドから降りてきた、祝福の輪に入れたのは、楽しい瞬間でした。

もともと、その彼らのグループに誘われて、1/8 を始めたのですが、彼は上のクラスで優勝。僕は下のクラスで撃沈。残念ながら、1/8 ではかなりの差があることを痛感しました。必ず、近いうちに少しでも差を縮めたいです。

反省と総括

まず、良かった点。

ピットの準備がちゃんとできた

キャノピー、テーブル、照明、電源の確保、など、これまでに、アウトドアでのレースに備えて準備してきましたが、十分な準備ができていたのは良かったです。運良く、場所も良いところに設営できたと思います。

車の調子が良かった

少しぶっつけ本番になってしまった準備もありましたが、プラクティスではある程度走れていたし、感触も良かったので、車自体は良かったと思います。

一方、今回失敗し、今後に活かしたい、と思った知見は次の通り。

体調を整えることも重視するべきだった

二日間なら、少々の疲れでも乗り切れるだろうと楽観的に考え、無理をしてしまった。前日練習で走りすぎてしまい、車のダメージも、体のダメージも残ってしまった。 結局、メインレースでは、練習日の1回目の練習のファストラップ程度しか出せなかったことを考えると、体調を整えた方がよっぽど良さそうです。

走り方を変える必要を感じた

これまでは、スロットルはあまり入れず、転がすイメージで走るようなスタイルできましたが、これでは 1/8 スケールには、やや弱いような気がしてきました。もう少し、メリハリのある走り方を心がける方が良いと感じました。抜くところは抜くけど、基本、しっかり入れて走ろうと思います。

路面の変化の対応にも、周りの車とのバトルにも、もう少し強く走らないといけないと感じました。

ジャンプの姿勢制御、ひねり技はマスト

姿勢制御はオプショナルではない、と痛感しました。プロだけじゃなくて、普通のレベルでも、「できたらいいね」「かっこいいかも」みたいなものではないですね。インターミディエートクラスの人は、みていた限り全員、程度の差こそあれしっかりできています。僕も苦手ではないですが、丁寧に走ろうと思うと、やらないで済ますことも多かったです。いつでもしっかり、空中にも完全に気持ちを払いたいです。

もっとビッグレースに慣れるべき

長時間の待ち時間の間に、集中力も、体力も切れてしまいました。多くの人は複数クラスに参加しているので、何度も走ることでウォームアップもできているように見えます。レース間隔があいた時に、どう過ごせば良いのか、まだわかりませんが、まずはもっとレースに出て行って、経験を積み、自分でどうしたら良いか、良い方法を見つけたいです。

可能なら、トラギーなども含めて、複数クラスへの参加も検討したいです。

ボディーカラーは変えるべきではなかった

良かれと思って新しくしましたが、残念ながら、「橙色ならみやすい。青は見難い」という単純な話ではなかったようです。人間、車を見るときはもっと、全体的な柄の歪みや、反射の仕方など、総合的なものを見ているのかもしれません。

広いトラックの遠くに行った時、特に夜間のレースでは、車の向きを見失うことがあり、ミスを続けてしまう原因になった気がします。まずは、ボディーの色は慣れた青に戻して、再出発します。

ウェットの路面に慣れる

普段、どこで走るにもドライで走っていましたが、本番のウェット路面は、普段と違って難しいと感じました。これに関しては、ホットロッドのクラブレースでも、練習できるはずなので、ビッグレースだけでなく、クラブレースももっと参加しようと思いました。

荒れるレースを想定し強く走る

クラブレースではよく知った仲間とレースするので、ボディーカラーだけで誰とどうなったかわかります。しかし、ビッグレースでは知らない人も多く、荒れる場合が多いのではないか、と思います。知ってる人には甘く、知らない人には厳しいなど、世の常でしょう。

ドライバーズスタンド内の立ち位置を決める

ホームトラックでは、いつもだいたいこの辺の立ち位置から操縦する、ということを決めています。

このイベントでももう少し、ちゃんと立ち位置を決めて、練習の効果を最大限に高められるようにすべきでした。ついつい、「どこに立つかわからないから、どこでも走れるようになっておこう」などと、普段と異なるやりかたでいろんなところから操縦してしまっていました。 最後の方で立ち位置は決めた方が良いのではないか、と気付き、固定しましたが後の祭りでした。今度から、慣れないところにいっても、しっかり立ち位置を決めるところから、ちゃんとやりたいと思います。

「負けに負けるな」

今回の失敗に負けず、よりパワーアップして、次では良い成績を残せるように準備したいと思います。

「良薬は口に苦し」といいます。厳しかった体験は、良い教訓を残すはずです。負けに負けずに、頑張ります。

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