今週末は EOS!アメリカからはアソシが参加
5/12/2015
いよいよ、今週末はヨーロッパで EOS (ユーロ・オフロード・シリーズ) 、2014/2015 シーズンの最終戦ですね!
カーペット路面のコースで行われるこのレースは、人工芝路面で行われる今年の世界戦に環境が近いということで、注目されています!
谷田部での世界戦本戦(およびウォームアップレース)では、現行のようなオフロードコースの上に芝を敷く形ではなく、 オンロードコースにジャンプ等を敷設する形になります。
土ではなくカーペット。基本的に平らな路面への障害物の敷設。この2点で、 EOS は世界戦に近いということのようです。
アメリカからはアソシ!
アメリカからは、チーム・アソシエイテッドの開発陣が乗り込む予定になっています。アソシの設計者兼ドライバーであるコディ・ニューメダール。および、ドライバーとして、ライアン・キャバラリとカーソン・ウォナマンの二人の計三人が走る予定です。
キャバラリがドライバーとして素晴らしいことは言うまでもないことなので、特に書きませんw。
特筆すべきはカーソンの参入です。
カーソンは 2012年のリーディーレース・オープンクラスで優勝。その後も特に 1/8 スケールで実績を重ね、去年の世界戦ではテスマン、キャバラリに次ぐ 3 位になっています。
先日、アソシのチームマネージャーのブレント・テウキーが某ウェブサイトのインタビューに応えていましたが、今年の年初からアソシのドライバーになったカーソンのフィードバックが非常に的確で開発に役立っているとのことです。
アソシが今回何を試し、今後どうして行くのか楽しみです。
キャバラリの EOS 仕様車は・・・
ちなみに、今回キャバラリがインスタグラム等でチラッとみせた EOS 仕様車はこちら・・・
フロントアームは普段のフラットアームではなく、ガルウィング。トランスミッションも、モータープレートが見えないところからすると、ヨコモの YZ-2 的なものを試すように思われますが、どうなんでしょうね。
他のアメリカ勢は?
今回の EOS といい、来月の世界戦のウォームアップへのエントリー状況といい、他のアメリカ勢はいったいどうなっているんでしょうね?
現状、ティーボとアソシ勢が参加を表明していますが、他のドライバーはどうしちゃったのでしょうか? たとえば、メイフィールド (TLR) や、タイテスマン (HPI) らはウォームアップにも参加しないのでしょうか・・・?
さすがに本番前に一度も情報収集に来ないとは考えにくいので、ウォームアップレースの後のプラクティスにのみ参加するのでしょうか。
人口芝路面、さらに、全日本選手権との合併開催など、外国選手にとっては違和感のある状況であるのは間違いないでしょう。
世界戦のウォームアップとは名ばかりで、実際のところは9割の選手は世界戦に参加しないわけですからね・・・ 毎年の全日本を楽しみにしている一般の参加者にも違和感があり、 世界戦に焦点を合わせるトップドライバーにも違和感がある・・・
どうでしょうね。うまく行って欲しいですが・・・
世界戦が終わった後に、妙なしこりの残るようなことにだけはなって欲しくないですね。
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