SCVRC で車のメンテナンス
2月7日(土) は、OCRC でトップ・ナッチ・シリーズ (TNS) のラウンド 4 が行なわれるので、OCRC でいつものようにプラクティスができません。 このためサンタクラリタにある SCVRC に行ってきました。
ちなみに、TNS は JBRL のマネして出来たシリーズ戦です。2012年の暮れに始まり今年で3年目になります。主催者のナッチ・ジョンソンが IERC 所属になったことで、シリーズ戦の初戦と最終戦が IERC 開催になるなど IERC の集客シリーズ的な意味合いが強くなった感があります。 参加者の多くが IERC をホームトラックとするあまりみたこと無い人たち で、競技レベルもイマイチです(苦笑)。
・・・ま、TNS に関しては、競技レベルがどうこう言う前に、恐らくは「多くの人をとりあえず表彰して気分良くしてあげれば客も集まるだろう」と考えているのか、 クラスが乱立しすぎて、わけが分からなくなってます。
例えばストックバギーだけで、ビギナーストック、アマチュアストック、プロストック、40+ ストック・・・といった具合です。少なくともビギナーストック、アマチュアストックの区別は要らないでしょう・・・。
以前は参加したこともありましたが、 TNS はもう全く興味が無いので OCRC 開催でも参加せず。
そこで、SCVRC に逃げた形です
不満というか悪態ついたついでに言えば・・・(苦笑) SCVRC も走っていて気分の良い場所ではなく、前回もそうだったのですが今回も同じで、 あまり他人の車のマーシャルをする文化がないらしく、目の前に車がコケていても、その人の知り合いの車以外は直してくれないことが多々あります。
いくらなんでも、マーシャルに入っている人の目の前でコケていたら直してくれても良さそうなものですけどね・・・
とはいえ、SCVRC は人が少なくてピットが広く使え、ホビーショップが充実しているのでメンテナンスには良い場所なので、SCVRC に行ってきました。
車のメンテナンス
さて、SCVRC での作業に限らず、最近行なっている、または、最近行なった作業はこちらです。
17.5 ストックマシン、再作成中!
OCRC で 4月に開催されるストック・ナショナルには参加しようと思っているので、最近ストックマシンもメンテを始めました。
メインマシンの B5M はモディファイド仕様にしてあるので、ストックマシンをどうするか (B5 あるいは B5M Lite なども含めて) 迷ったのですが、今回はセントロで出るつもりです。 ストックで慣れているのはセントロの方なので、そちらの方が安心感があります。
あ、あと買い置いていたシャーシなどが余っていたので、使い切ってしまおうという理由もありますが(笑)
ストックなら MIP の Pucks が断然いい感じだった印象があります。今回も採用です。
アウトドライブと CVA ボーンのジョイント部分が、交換可能なプラスチック部品で出来ていて、アウトドライブが長持ちします。(その代わり、こまめにそのプラスチックを交換する必要がありますが)
ボーンやアウトドライブは削れてくると、引っ掛かりが出来てしまい、サスペンションがスムースに動かなくなるので、トラクションが低下します。こまめに交換する必要があります。
4月に入ったら、ストックのレースも出ようと思っているので、それまでゆっくり車作りをして行こうと思ってます。
スプリングレートゲージ
Gフォース社から去年末に発売されたスプリングレートゲージについて、そういえばブログで書いていなかったので書いておきます。
このスプリングレートゲージ、アメリカでも僕のほかにも使っている人もいます。ジェイソン・ディアスなども使ってますが彼は、案の定というか、 スプリングを大量にチェックして、マッチドさせているようです。
僕はそこまでヤル気はなくて(苦笑)、最低限のチェックとして使っています。スプリングをセットするときに、仕様から大きく外れていないことだけをチェックしています。
というか、スプリングの強度というのは、縮み始め、途中、縮み終わりの強さが一定ではありません。このため、かなり測定方法に注意を払わない限り、こうしたゲージを使っても、出てくる数字にあまり意味はないわけです。
僕の場合は、ざっくりと「少し縮ませてからのレート」を測っていて、それが仕様通りなら OK ということにしています。
上の写真では、アソシのフロントのグリーンのスプリングを測定していますが、片方が 5.382 N/cm、もう片方が 5.333 N/cm と出ています。左右ほぼ同じです。 アソシのスプリングのレートは lbf/in という単位で表記されていますので、単位の換算をするとそれぞれ 3.074 lbf/in、3.046 lbf/in になります。(1 [lbf/in] = 1.751 [N/cm] の関係があるので、5.382/1.752 = 3.074 です。)
いちいち計算するのが面倒なので、下の写真のような対応表を作って持ち歩いています。
これをみると、「あれれ、グリーンじゃなくて、ブラックの方が近いじゃん」と思いますが、恐らく、もう少し押しつぶしてから測定すればもう少し硬い数字になるはずです。でも、そうやって数字を操作しても意味が無いですし、 かといって、何ミリつぶしてから測定というのも、ちょっと面倒なので今はやってません もう少し微妙なセットを出したいときはやると思いますが・・・
B44.3 のステアリングのガタ取りとボールカップ変更
前回のクラブレースで、B44.3 のボールカップが外れたので、いよいよ B5 用のあの硬いボールカップを使うことにしました。
それと JConcepts のステアリングブロックを使っているのですが、これのガタが最近目立ってきたのでシムを入れて丁寧にガタ取り。 京商の 0.1mm, 0.2mm, 0.3mm のシムのセットを最近使っているのですが、便利ですね~。やっぱり、細かい作業をしたいと思ったら日本製ですね。
B44.3 のフロント部分がカチッとして、いい感じになりました
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