OCRC クラブレース結果と反省。もっと集中しなければ
4/9/2014
今日はまずは先日お勉強したことから・・・
脳の仕組みから考えた、集中力を高めなければ絶対に RC は操縦できない仕組み
人間の反応時間は平均 0.3 秒弱なんだそうです。
つまり「あっ」と思ってハンドルを切り始めるまでに、0.3秒位かかるのだそうです。そして、それにサーボが反応するわけですが、サーボにも動作時間というのはあります。 これが 0.1秒とかだとすると、「あっ」と気付いてから車が動くまでに最低でも 0.4秒位かかるわけですね。
0.4秒位というと素早いように思うかもしれませんが、時速 20km/h 位で走行しているとすると 2m 以上動いてしまうわけです。
「ヤバイ」と思ってから 2 メートルも動くのですから、見たものだけで操縦しているとクラッシュは絶対に避けられないわけです。
反応時間のことは少し知っていたので、僕は「どうしてこんなに速い RC を操縦できるんだろう」 と常々疑問でした。
ところが最近わかりました。「「勝負脳」の鍛え方」という本を読んでわかったのですが、 スポーツを上達するということは、うまくいったときの軌道・動作を「イメージ記憶」として覚えて、体がそれを再現することなんだそうです。
極端に言うと、そのものの動きを逐一みて反応してるわけじゃないんですね。今みているものから、上手く行ったときの記憶を引き出して、体を反応させることなんですね。
詳しくは前出の本を読んでいただきたいのですが、僕が理解したところで言えば、RC を上手に走らせるということは次のように言えるかと思います。
車が「あ、こっちに行った。あっちにハンドルを切らないと・・・」という風に考えていては絶対に操縦できない(人間の反応の限界がすぐそこにあるため)。 そうではなく、車が上手く走っている状況を強くイメージして、それを再現させていくことが大事、ということになります。
また、前後の車のクラッシュから身を守るためには、前後の車の軌道や挙動も視界に入れつつ、おかしな動きがあったらそれをスムースに避けるイメージを持つことが大事ということになります。 (繰り返しになりますが、「あ!クラッシュしてる!避けないと!」などと考えていてはもう間に合わないので、それを事前に察知しないといけないのです)
従って、走行中は冷静に前後の車の挙動も含めてしっかり見ながら、上手く走っているイメージを強く持ち続けるのが大切ということになります。
・・・と、本来あるべき姿を思い出してから、自分のクラブレース結果の反省に行きたいと思います・・・
4月6日のクラブレース結果
前回のブログ記事では「明日のクラブレースが楽しみです!」などと、のんきに書いたのですが・・・実はその翌日の4月6日のクラブレースでは結局、また撃沈していました。
2WD バギーは、大きなミスをしてしまい順位後退。そこからついつい、追い上げてやろうとムキになり撃沈。という嫌なパターンです
自信がないので抜かされたあと、冷静でいられないんですね。
今回のレイアウトはなかなか難しく、誰でも少しずつミスをするので、冷静にコツコツと追い上げれば、本来はどうにかなるはずなのですが、どうしても先を行く車が気になってしまい、ミスが増えてしまっています。
以前、現ヨコモの松崎隼人さんにも言われてましたが、「ミスをしたあとはそれを取り返そうとしてはダメ」ですね。「いかに素早く元通りに走るか」ということが大切です。
もう一度、謙虚に初心に帰って頑張りたいと思います。
一方、4WD ストックバギーはまずまず順調です。
出走台数が少なく、自分の走りに専念できました。予選2本目とメインレース(上記)では無事に14周走ることができました。
1位のデビッド・ジェンソンは子供ながら、 TLR のスポンサー・ドライバーで、モディファイドで走っています。
徐々に 4WD と 2WD の切り替えもスムースにできるようになってきました。
ストックナショナルに向けて
ストックナショナルは今月の26日、27日に開催されます。
僕はスポーツマン・ストックバギーと 4WD バギーの2クラスにエントリーする予定です。
今回、米国ホビーウィング様より XERUN v3.1 を頂戴いたしました!ひとつでも上の順位を目指して頑張ります。
←ストックナショナル向けにプロが徐々に! | →OCRC クラブレース。やっと走れた! |