OCRC でリーディーレース開催決定! と、IERC でミストシステム

2013/09/14

West Coast R/C Raceway (WCRC) がなくなった瞬間から、次のリーディーレースの開催場所がどこになるか注目されてきていました。

そして先日、ついにリーディーレースが、 OCRC で開催されることが発表されました!

僕は去年とおととしは WCRC を拠点にレース活動しました。

今年の春には OCRC に拠点を移しました。

リーディーレースが、いつも自分のホームで開催されてラッキーです!

リーディーレースとは?

ご存知の方も多いと思いますが、一応、リーディーレースとは何か、説明しておきます。

(2015年1月-注釈追記) リーディーレースの説明に記述の誤りが多すぎるので、打ち消し線にしました。

リーディーレースのレースクラスは、1/10 スケールの電動 “2WD バギー” と “4WD バギー” のみ

これはストック・レーシングが主流のアメリカではきわめて異例です。リーディーレースの他に、モディファイドだけのレースイベントはありません。

そして、さらに参加者は “オープン・クラス”“インビテーショナル・クラス” に別れます。

インビテーショナルクラス=招待選手クラス。リーディーのリーディーたる特徴!

インビテーショナル・クラスは、招待選手だけがエントリー可能です。

誰がインビテーショナル・クラスに招待されるかというと、歴代の世界チャンピオンや全米 A メインレベル、それと前年度のリーディーレースのオープンクラス優勝者(2WD、4WD 各ひとりずつです。たったひとりずつ!) などです。

インビテーショナルクラスのレースフォーマットはとても特殊です。なんと、ランダムに事前設定されたポジションから、毎回ヘッズアップスタートします。

それが 2WD、4WD それぞれ4ラウンドずつ、計8ラウンド出走し、ポイントを競います。例年、インビテーショナルクラスはおよそ25~30名位で競いますので、1ラウンド3ヒート。従って、インビテーショナルクラスは (8回 x 3 の) 24回のレースがあります。

いわば、世界戦の A メインイベントが24回見られるようなもので、観戦するだけでもシビれっぱなしです!

リーディーレースの正式名称は、”Reedy International Off-Road Race of Champions” 。すなわち、「王者たちによる国際オフロードレース」 です。

つまり、リーディーレースの真骨頂はこのインビテーショナルクラスなのです。

今年の一月は日本から参加された秋元宏太選手とお話しする機会がありました。アメリカ開催のリーディーは初参加だったそうですが、「世界戦よりレベルが高い」 と言っていました。

アメリカ選手が一番なれているインドア・サーキットで戦うわけですから、アメリカ選手の強さはひときわ際立つはずですよね。

オープンクラス・・・ インビ・クラスの参加資格を求めて

一方、オープンクラスは、2WD, 4WD それぞれ 100 名定員で、誰でも参加エントリー可能です。

オープンクラスはバンプ (勝ちあがり) ありの、いわば普通のレースフォーマットです。

僕は二年連続、リーディーレースを現場で観戦していますが、とにかくレースのレベルがありえないくらい高いです。

インビテーショナルクラスのレベルが高いのは、まぁ、招待選手だからそりゃそうだろう、と思われるかもしれませんが、オープンクラスも強烈です。

なにしろ、ほぼ全員プロです。

一番下のメインだけが、一般人が混じっている印象ですが、それ以外はほぼ全員といっていいくらい、スポンサーをもらって活動しているプロばかりです。それが100人ほぼ全員・・・

昨日、OCRC に走行練習に行ったときには、「キース、もちろんリーディーでるだろ?」 と何人かに声をかけられましたが、「いやー、無理無理」 と答えておきました(苦笑)

僕の慣れたホームトラックなので、かなり有利なことは有利ですが、それを埋められない差があるので・・・

確かに出たら面白いかな~~・・・ という気持ちもないわけではないのですが、恐ろしすぎです。

9月16日から申し込み開始だそうですが、、どうしようかなぁ、、、と迷ってます。

さて、リーディーの話題はそのくらいにしまして、IERC の話題をひとつ。

IERC でもミスティング・システム導入!スタンダードになるか

今日からIERCでもミスティング・システムが導入されたそうです。

ミスティング・システムというのは、要は、サーキットの噴霧装置です。

去年 OCRC でミスティング・システムがはじめて導入されてから、OCRC の評判はうなぎのぼり。それから、SDRC (サンディエゴ・レースウェイ)でも同様のシステムが入り、今回三箇所目。IERC でもミスティング・システムが導入されました。

OCRC でのミスティング・システムの動作中の様子はこんな風になります。


IERC は以前はトラクションが全くない、という悪評がありました。しかし、先月、路面の土(クレイ)の入れ替えを行い、かなりトラクションが向上しました。

僕も実際に走ってみましたが、クレイの入れ替えで全く別のサーキットで走らせているようでした。

以前はどのタイヤでもダメ、と、みんながさじを投げる状態でしたが、今では普通にバーコードなどのクレイ用のタイヤでしっかり走りました。

さらに、今回ミスティングシステムを導入したことで、IERC はさらに評判があがることでしょう!

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