2013年全米選手権でのストック

2013/08/15

「キャバラリとかハートソンとか、トップレーサーはストックでもこれだけ速いのか!」 と、いうことが良く分かったのが、この春 OCRC で行われた JConcepts ストックナショナル。 それまでは京商のジェイソン・ディアスくらいのレベルが、ストックでの限界だと思っていました。

WCRC のクラブレースでは、たいていいつも1位でしたから。

でも実際は、キャバラリやハートソンは、ジェイソンよりも1周のファストラップでさらに1秒も速く走れる・・・

それを目の当たりにしたのがストックナショナルでした。

実は僕も1月にリーディー・レースでトップレーサーの走りを見て、「早くこんな風に走れるようになりたい」 と思い、しばらくモディファイドでの練習に切り替えていました。

ジェイソンには歯が立たないものの、WCRC でもエキスパート・ストッククラスで走るようになっていましたし、ストックでいくら練習していても、もう限界なんじゃないか、伸びないんじゃないか、と思っていたのです。

しかし、それが違うんですね。

キャバラリらがストックで走れば、ジェイソンよりもずっと速いわけです。

トップレーサーは、走行技術の基礎、土台が違うんです。

ストックではこれが限界。モディファイドじゃないと、これ以上速くならない、というような線は、ずっとずっと上にあるのです。

腕がよければ、ストックでも十分速い。

逆に、モディファイドでも腕がなければあまり速くない。

しっかりした基礎を作るには、まずは簡単なことがきちんとできなければなりません。

それから少し難しいことをできるようになる。

そして、もう少し難しいことができるようになる。

そうして、徐々に上にステップアップすべきです。

より簡単なことが出来るようになるまえに、より難しいことが出来るようになるわけがないわけです。

ですから、まずはストックに真剣に取り組むべきと思います。

全米選手権にはストック・クラスもあります。

去年の全米選手権のストッククラスで、バギーとショートコースはアソシのケビン・モッターが優勝。トラックは、ノーラン・アンダーソン(アソシ)でした。

そして、2人とも今年一月のリーディーレースのオープンクラスAメイン(2WD)ファイナリストになっています。

ストックに取り組むことは全く回り道ではありません。

今年の全米選手権でのストックのビデオはこちらです。このくらいしっかり走れるようになったら、モデに取り組むくらいでいいのでしょう。

17.5 ストックバギー A2

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前出の京商のジェイソン・ディアスは A メイン総合で8位。上のビデオのA2では6位でした。(ちなみに、彼は先日の TNS ではスポーツマン・クラスAメイン8位ですから、TNS のレベルがなかなかのレベルと分かっていただけましたでしょうか

17.5 ストックトラック A1

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