KO Propo オフロードチャンピオンシップ初出場!というか、初ビッグレース参加!
2013/01/15
2013年1月5日(土)、6日(日) は米国 KO Propo がスポンサーの年に一度のビッグレース、「KO Propo オフロードチャンピオンシップ」に参加してきました。
参加選手~アメリカを代表するトップ選手と実力を上げてきている若手選手ら
この大会には全米のトップ選手が集まりました。主な選手は次の通りです。
アソシエイテッドからは多数出場。
ライアン・キャバラーリ、ライアン・メイフィールド、ブライアン・キンワルド、スティーブン・ハートソン、ブレント・シルキー、コディー・ニューメダールらのトップ選手から若手選手(クリス・ジャロス、ジミー・バーネット、ケビン・モッター、ノーラン・アンダーソン)まで。
アソシは今大会に一番力を入れていました。
京商からはコディー・ターナー、デュルー・モラー、デレック・フルタニさん、TLR からは、マット・カスティラーノ、デュランゴからは、カーソン・ワーニモント、マット・シェフラー、アレックス・ガレロらが参加していました。
TLR が同時期に行われていたヨーロッパの大会に選手を送っていたためか、選手層が薄かったですが、その他はかなり充実した顔ぶれになりました。
やっぱり、アソシが力をいれてくると迫力がありますね。
先にトップ選手の主な結果と感想を。
2WD Mod Buggy
1位:スティーブン・ハートソン(アソシ. B4.1、モーター LRP X-20、ESC LRP Flow)
2位:コディー・ニューメダール(アソシ. B4.1、モーター Reedy、ESC LRP Flow)
3位:ライアン・キャバラーリ(アソシ. B4.1)
予選4ラウンド中、3回スティーブンが TQ。メインレースはトリプル A メインでしたが、出走前にトラブルがあった A1 以外、スティーブンは 1 位を獲得。ほぼ完璧な優勝でした。
4WD Mod Buggy
1位:ライアン・メイフィールド(アソシ. B44.2、ESC LRP Flow、モーター Reedy)
2位:スティーブン・ハートソン(アソシ. B44.2、ESC LRP Flow、モーター LRP X-20)
3位:ライアン・キャバラーリ(アソシ. B44.2)
4WD は A1、A2 ともに全く同様の展開。ライアン・メイフィールドとスティーブン・ハートソンの一騎打ちがいずれも5分続きました。ハートソンがメイフィールドの後ろにピタッとくっつき、わずかなミスを狙うも、メイフィールドがほぼ完璧な走りで1位を守りきった形でした。
表彰台の顔ぶれ以外では、WCRC の生え抜きローカルレーサーであるノーラン・アンダーソンが両クラスともに A メインに勝ち残りました。
去年の夏の全米選手権ではストック・クラスでの参加で、後輩ケビンモッターに2クラスとられ、ノーランはトラックのみの優勝と、悔しい思いをしたと思いますが、貫禄を見せた形になりました!おめでとう!
では、キースはどうだった?ストック・バギーとストック・トラックへの参加
さて、以上が有名選手の活躍ぶりでしたが、ここからは僕の地味なお話です(苦笑)
僕は、今は WCRC でエキスパートクラスで走らさせてもらっていますが、実際のところレースを始めてからまだ1年ちょっとしか経っていません。
クラブレースなら既に100戦以上こなしましたが、こうしたビッグレースへの参加は今回が初めてです。
去年の夏、全米選手権に出ようか、いや、やっぱりサーフ・シティー・クラシックにしようか・・・と準備はしたものの、いざ準備してみると、力の足りないところがみえてきて、まだまだビッグレースで走れる状態ではないことを思い知らされ、直前で断念・・・と、いうことが続いていました。
今回は、あまり結果を気負わずに、B メイン進出を目標にしました。
KO プロポ・オフロードチャンピオンシップの日程と流れ
ルールはポイント制。予選4本走り、スローアウトが2個です。1月5日(土)に予選3回走り、二日目に予選1回とメインラウンドがあります。下位メインからのバンプが二人ずつ有り。A メインはトリプル A メインで行われます。
1月5日(土)は8時開場。9時レーススタートです。練習の時間はほぼありません。
予選ラウンドは26ヒートありました。セットアップシートは上から下まで長~い・・・
僕はコースのすぐ横のピットがとれたので、良かったです。レースをチラチラみながらメンテしつつ、自分の順番を待ちます。
レース開始。やはり、レベルは高い!
やはり、普段のクラブレースよりレベルは高かったです。
遠くからも意欲的な選手も集まってきていました。ストッククラスと言っても全米のストッククラス A メイン出場者や若くてもアソシなどからスポンサーをもらっているプロドライバーなども参加していました。
普段のクラブレースでの、インターミディエート上位グループが下位グループになる位ですから、かなり気を引き締めていかないと、スキを見せたら抜かれてしまいます。
初日は、普段よりレース間隔が長いことに調子が合わず、フワフワした気持ちが抜けず、レースもいまひとつ集中できませんでした。それでも、まぁ、こんなもの・・・まずまずの結果、というところでしょうか・・・
二日目はメインレースがあるということで、観客もたくさん来ていました。
土曜日の夜はぐっすり寝たので、調子も良く、前日よりも良いタイムを狙いました。なんとか、初日より良い記録が出せましたが・・・
残念ながらバギーは、予選順位35人中17位。C メイン落ち。
ちなみに、ストック・バギー予選2位のマイケル・ロッシはあのロッシの御曹司。ギル・ロッシ Jr の息子さんだそうです。8位のライアン・サギシは全米ストック A メイン経験者。11位はアソシからスポンサーをもらっているタナー・マテサです。
僕の順位だけみるといまひとつですが、顔ぶれを見ると、自分なりに頑張れたと思いました。
というか、どう考えても1年やそこらの練習で勝てる相手ではないですし・・・(苦笑)
それでも、少しは勝負になった回もあって、やっとスタートラインには立てたかな、という自信になりました。
バンプがあるので、メインレースで、まずは C メインの1位か2位になって、どうにか B メインに上がりたいところです。
トラックは予選22人中11位。こちらはなんとか B メインに踏みとどまりました。
メインレース・・・バギーは C メインからバンプ成功! 両クラスとも B メイン5位!
ストック・バギーの C メインでは1位のポジションから、そのまま逃げきり1位。バンプアップに成功し、目標の B メインに上がることができました。
バギーの B メインレースは、途中でレース順が変わったらしく、慌ててスタートに駆け込むかたちになり、全く練習しないでのスタートとなってしまい残念でした。
それでも、丁寧に走り5位。A メインへのバンプアップは出来ませんでしたが、全体的に考えて満足してよい成績だと思っています。
ストック・トラックも B メイン5位で終了。
これで初のビッグレースすべて終了しました。
レース後、ビッグレースを楽しむことが出来たこと、まずまずの順位を残すことができたことで満足でき、一人で記念撮影しよう・・・と思ったところにちょうど、WCRC のオーナーで、2011年の全米ストッククラス二冠のダニーが通りかかったので、一緒に記念撮影しました。
ダニーやノーラン(アンダーソン)も、僕がレースを初めて1年目であること、ビッグレースも初めてであることなども知っているので、「初めてなのにBメイン5位なら、良くやったほうだぞ!」と言ってくれ、嬉しかったです。
来年の KO プロポでは必ず A メインに行きます!さらに、表彰台を狙えるように、この先も頑張ります!