クラブレース結果。バギーは TQ も、トラックはいい所無し…
2012/09/30
9月29日(土) もウェストコースト R/C レースウェイ (WCRC) でクラブレースに参戦してきました。出場クラスはインターミディエート・ストック・バギーとトラックです。どちらも 17.5T、ブリンキー ESC。車はいつもの B4.1 と T4.1 です。
ストック・バギー。TQ もメインレースでは2位
インターミディエート・ストック・バギークラスは14人参加だったので、2ヒートに分けて予選ラウンドを行い、タイム順でメインレースの出場が決まります。上位8人は A メイン。残りは B メインに落ちて、二人バンプして、A メインは 10人で行われます。
先週は予選の成績は良かったのですが、メインレースでは力んでしまい、5位に撃沈。「速く走らなければ」とあせり、いつもと違う内側のラインに入ってしまったり、転がす所でスロットルを入れたりしたのが失敗の原因。
今回は「速く走るためにコロがす」というのを走る課題にしました。
トリプルについては、練習の時点で空中の姿勢も安定してきて、スムーズになってきました。
ポイントは二つ。
ひとつ目は、バンクを使って車体を落ち着けたまま切り返し、バンクの下り坂でしっかりグリップさせながら加速するということです。こうしないと、ストックではトリプルが飛べません。
二つ目は、着地後にスムーズに次のコーナーへ向かえるようにするために、空中で車体を少しロールさせる点です。次のコーナーが左折方向なのですが、慌てていると、そのまま左にステアリングを切りがちですが、こうすると、逆方向にロールしてしまいます。
着地後、左に向かいたい場合、空中では右側にステアリングを切らないといけないのが難しい所です。そして、逆に切ったステアリングは、着地までにはしっかり戻さないといけないです。
空中で左にロールさせるために右にステアリングを切っていると、ちゃんと戻さないと、着地後、右に曲がってしまいますからね(笑)そんな失敗する位なら、ストレートで降りた方がマシでしょう。
ちなみに、こういうジャンプについては以前「ライアン・キャバリエリ選手に学ぶコーナー前のジャンプ方法」に書きました。アメリカではストックのエキスパート以上の選手は全員やってます。
やっと僕も少しずつ出来るようになってきたとおもうと嬉しいです。
B4.1 の設定。いつもと違う所。カーボン・アームとか
実は今回は前日夜から明け方までほぼ徹夜で、マシンのメンテナンスをしました。木曜の夜練習のときに妙に車体がグラグラする感じがあったので、足回りをしっかり作り直しました。
まず前後のアームを新しいカーボン・アームに替えました。カーボンは固くてキレがよくなるけど、折れやすいということで、ホビーショップの人は初心者にはあまり薦めないのですが・・・(というわけで、やめておいた方よい、と以前良く言われてこれまで使っていなかったわけです)
が、何だかんだいって結局、ROAR Super Nats などの結果を見るとみんなカーボンを使ってます。
そこでカーボンアームを買っておいたのを使うことにしました。何本か折るのは覚悟の上です。
ショックはなるべくスムーズに動くように、二個ある レッド O リングの片側を京商の X リングに入れ替え。もちろん本当は両方替えたかったのですが、手持ちがないので仕方がなく片方だけ、というわけです。
それから、キャスターブロックは30度のまま新品に交換しました。
ちなみに、これでマシンの状態は良くなったのですが、それを運転する僕の状態はヘロヘロ。目はかすむし、疲れているし・・・なかなか全部をよくするのは難しいものですね(苦笑)
レース結果
さて、予選ラウンド1の結果は次の通り。
前半は順調に走っていたのですが、レースの後半、リヤ側が変に横滑りするようになってしまいました。それでも前半のリードを活かせて何とか1位でゴール。
2位のクリスは、ここで走ってますが本来はスポーツマンクラスのひとなので10秒差つけられたのは嬉しいです。
車がフラフラした原因を探るべくレース後みてみたら、タイヤのグルーがはがれていて、片側のタイヤの半分がキレイにホイルからはずれかかっていました・・・(汗)
直す時間もないのと、夜になり乾燥しなくなってきていたので、ひょっとしたらピンは低い方が噛むかもという気持ちで、同じバーコードのピンの低い方のタイヤで予選ラウンド2は走ることにしました。
それで予選ラウンド2はこの通り。
タイヤはしっかり噛んでいたのですが、なぜかトリプルの失敗が増えて何回かコケたのと、ほぼダブル・シングルに切り替えて走ったので、ややタイムが落ちてしまいました。
ともあれ、久しぶりに TQ 獲得。
メインレースの結果は次の通り。A メイン 2 位でした。
実は前半はかなり差をつけて1位を走っていて、「お~、ひさしぶりに1位だな~。これだけ差があれば、慎重にゆっくり走っても大丈夫だろう」と、フワフワした気持ちになってしまい何度か転倒。
さすがにそんな調子では、2位のローランドに追いつかれ・・・2、3周踏ん張ったものの、結局抜かされて2位・・・という何とも情けないレース展開でした(苦笑)
そもそも皆同じクラスで実力伯仲。独走なんてありえないわけです。
「半周以上差が付いたな」とおもっても、たかだか10秒程度の差ですから、一回大きくコケたらそんな差は埋まってしまいますよね。
トラックはいい所無し。遅いし、弱い
トラックの予選ラウンド1。
そこそこのタイムは出ましたが、なんだかフラフラして安定感がない・・・
そこで急遽、ショート・ライポではなく、ストレートのライポを試すことに。安定はしたけど、遅い。ピニオンはもう少し落とすべきだったかな・・・
と、トラックはどうにもこうにも成績が頭打ちで良くないです。
さて、メインレース。
バギーでの教訓を活かし、トラックのメインレースに臨むときには「たとえ差をつけても数秒と心得よう。逆に差があっても数秒だから諦めず、自分のベストで走ろう」と気を引き締めました。
その結果がこちら。
前半、前をいくブライアンを抜くのにてこずり、その間に前のフィルとローランドに置いていかれてしまいました。
そもそもファストラップも二人と比べて遅いですし、車の設定で何か大きく間違っているような気がします。