チャネルアイランズに初遠征で初レース

10/29/2022

先週のナイトロエクスプロージョンでの反省を踏まえ、レースの遠征力をつけるべく、10月29日(土)は、サンタバーバラにあるチャネルアイランズ・レースウェイでレースに参加してきました。

チャネルアイランズ・レースウェイのあるサンタ・バーバラは、ロサンゼルスから海沿いに北へ、およそ 100 マイル (=約160km) 程離れたところにあります。

さすがに遠くて、簡単に行けないので、良い評判は聞いていたものの、これまで行ったことはありませんでした。

レースはチャネルアイランズの月例のクラブレース。朝7時にゲートオープン、10時にレーススタートです。

朝に、走ったことのないトラックに行って、短時間でコースに慣れて、すぐにレースに参加する、という風な流れで一発勝負するのは、これまで経験がありません。 でも、今後、たくさんレースに出て勝てるようになるには、最低限の準備でレースで戦えるような力をつけないといけないと思い、出かけてみました。

朝5時、トーランスの自宅を出発。

先週の失敗を踏まえ、いつもよりは睡眠時間を長く取ったつもりでしたが、もう少し多めに休まないといけなかったかもしれません。

サンタバーバラに着く頃には、明るくなっていました。海が美しい。

一旦、トラックに駐車したら、出入りは難しいらしいので、近くのスーパーで食料を買いました。チャネルアイランズ・レースウェイから車で5分ほどのところにある、VONS。

スポーツドリンク、サンドウィッチ、サラダ、チョコレートなどを買いました。

チャネルアイランズ・レースウェイ

7時半頃、到着。朝はナイトロの人はまだ走れないらしく静かでした。8時から、ナイトロも走れるようです。

Channel Islands R/C Raceway

YouTube で予習していたよりは、こじんまりしているようにみえました。サンダーアレーよりは、ひとまわり小さいかな。

Channel Islands R/C Raceway

ピットエリアはこちら。

Channel Islands R/C Raceway

7時半くらいについても、すでにピットエリアはほぼいっぱい。危なく座れない所でした。

キャノピーを立てるなら、長い延長コードがないと電気が取れないようでした。今後に向けては、最悪の状況に備えて、電源をとるための準備をしておきたいです。

今回のレースアナウンサーは、WCRC の頃にお世話になったナッチさん。10年ぶりくらいの、久しぶりの再会でしたが、名前を覚えてくれていて、嬉しかったです。

今回は Sportsman E Buggy の1クラスにサインナップしました。コースに慣れることを重点に考えれば、複数クラス、例えば、今回なら 40+ Electric Buggy にも参加できましたが、先週の反省を踏まえ、体力を温存するため1クラスだけの参加にしました。

8時過ぎに走る準備ができて、9時半頃まで、少し練習できました。

先週の反省から、ドライバーズスタンドではいちど立ち位置を決めたら、あまりウロウロと動かないようにしました。この甲斐あってか、レース開始前までには、だいぶコースに慣れることができたと思います。

とはいえ、これだけの練習で、ただちにレースに突入するのも初めてなので、漠然とした不安は残りました。

今回は Sportsman E Buggy が 15 人集まりましたが、Expert Electric Buggy のエントリーはたった2人。エキスパートクラスとスポーツマンクラスは、一緒に走ることになりました。

今回、実践する課題として「事前にあまり集中しすぎない」ことを意識しました。これも先週の失敗の反省です。 僕はレース前は昔から、いつも気持ちを集中して、緊張感を高めるようにしているのですが、大きなレースほど、いろいろと手続きやら、不慣れなことが重なり、集中しにくい状況になることがわかりました。 そこで、今回からは、直前までは普通に話でもしてリラックして、ドライバーズスタンドに立った瞬間から、さっと気持ちを切り替えるスタイルにしました

考えてみれば、これもいつもの練習でやっていることです。練習時には、いつもタイマーをセットしていますが、タイマーをスタートした瞬間から、集中して走るようにしていましたから。レースの時にだけ、やり方を変えていたこと自体が間違っていたのでしょうね。

予選 1 本目

新しいスタイル、初めてのトラックでの、初めてのレース。走り方も、おいて走るのではダメで、しっかり握らないと今後に活きないので意味がない、と心得て、走りました。

路面はプラクティスの時は、もっと砂が多かったのですが、レース前に砂はブロアで吹き飛ばされた上に、水が撒かれました。正直、タイヤは何がいいか、さっぱりわからない状態です。

タイヤは、とりあえず、「無難そう」という理由でホールショット M3 にしました。

走った結果は、スポーツマンとエキスパートを合わせた、17人中1位

意外な好成績で、ホッとしました。

予選 2 本目

1本目でまずまずの成績になったので、タイヤは、試しに Fugitive S3 に。走った感じ、ホールショットの方が良かったな〜、と、後悔しつつも、なんとか踏ん張って走りました。

結果は、なんとか、また17人中1位。これで TQ。

今回はバンプ無しのフォーマット。メインレースのヒートセットアップは次のようになりました。

エキスパートとスポーツマンの混成クラスなので、Qual 1 位が2人になってます。

メインレースまで、休憩時間等含め、少し時間があったのでサンドウィッチ少々とサラダを食べて過ごしました。

RC カーの掃除に評判の良いシンプルグリーン・クリスタル

上の写真に少し写っているスプレー缶は、シンプルグリーン・クリスタルのスプレーです。

先週、サンダーアレーで、たまたま教えてもらったクリーナーです。車の底面や、足回りに、シンプルグリーン・クリスタルのフォーム (泡) を吹きかけ、少し置いてから、吹き飛ばすので、簡単に綺麗になるよ、と教えてもらいました。さっそく買って試しましたが、確かに使いやすいです。

普通のシンプルグリーンのスプレーを直接車体に吹きかける人も多いのですが、僕はちょっと雑すぎる気がしてやりたいと思わなかったのですが、この泡スプレーなら、無駄に濡れず、拭きかけたところに泡がとどまるので、すごく良いと思いました。

面白いことに、アメリカのアマゾンのレビューでも、「RC カーの車体の掃除に良い」というレビューがたくさん並んでいましたが、これもうなずけます。

メインレース

さて、メインレース。メインレースもエキスパートとスポーツマンの混成レースでした。

タイヤは比較的良かった Q1 で使ったホールショット M3 で行くことにしました。

ピットで向かい合わせになった、ナイトロのエキスパートに参加していた人は、Lugz の PROTOZ が良いよ、と教えてくれて、親切にも「使い古しだけどまだ使えると思う」という程度のタイヤを1セットくれました。

ただ、さすがにいきなり、初対面の人から使ったことのないタイヤをもらってすぐにメインレースで使う、と言うのも思い切れなかったです。結果的には、ホールショットも、十分食った気もしなかったので、試せば良かったかな、と少し後悔もありましたが。これは、次回の課題ですね。今度、チャネルアイランドに行ったら、まず、今回いただいたタイヤを試してみたいと思います。

メインレースでは、情けないことに固くなってしまい、序盤、特にグダグダ。開き直って走りましたが、周回遅れの人を抜かすトラフィックで、ミスがでてしまい、エキスパートの2人に抜かれ、全体で3位に後退。

辛抱強く粘って、前を追いかけ続け、終盤に先頭の人がビッグダブルでミスをしていたところを抜かして、なんとか1位に浮上。そのまま逃げ切り、スポーツマンクラスで1位だけでなく、エキスパートを含み、全体で1位でゴールできました。

最終的な結果は次の通り。

一緒に参加のトモコさんは、6分過ぎまで4位 (スポーツマンで2位)を独走していましたが、突如、クラッシュもないところでサーボの故障が発生し DNF になってしまいました。残念。

サーボは、僕も同じサボックスの SB2292SG ですが、さすがに故障が多すぎるので、予算が取れ次第、交換を考えたいと思います。

レース後、表彰台で記念撮影。

ちなみに、ボディーは前回、ブルーからオレンジにした、と張り切っていましたが、先週のレースの結果が悪かったので、青に戻しました 😅

以上、今回、はじめて、走ったことのないところに朝から出かけて、そのまますぐにレースに参加する、ということに挑戦してみました。 結果的には、思った以上に無難に走り切ることができ、ホッとしています。

反省点としては、もっとタイヤに関する情報収集を事前にできたら良かったかもしれない、という点です。 朝だけでは、どのタイヤで行ったら良いかなど、判断をする時間はないし、そもそも、プラクティスとレースでは路面の状態も全然違うので、朝イチの印象で判断もできません。

プラクティスのドライ路面では 27秒台で走れましたが、レース時の路面では逆に遅く、1秒落ちくらいになってしまいました。緊張で固くなっていたのもありますが、タイヤも良くなかったように思います。逆に、良いタイヤが選べれば、もう少しマシなタイムで勝てたかな、と期待もできると思うので、また次回、やり方を考えたいです。

レース後

レース後は、トラックの近くのスタバに寄りました。

建物の色合いが決められている地区なのか、スタバを探すのも一苦労でした。普通は、スタバというと緑色の看板を目印にすると思いますが、わかりにくかったです。(下の写真、中央のドアはスタバの入り口。近くに行っても、最初、どこにあるのか、わからなかったです)

フリーウェイに乗るまで、少し海側を通ってみました。トラックからすぐのところ、5分くらいで、海が見えます。

もともと、チャネルアイランズは良いところにある、と、聞いていましたが、実際、トラックもきれいだし、ピットエリアもきれい。周りの景色も良い、とても良いところでした。

基本的に、毎月、最終土曜日がクラブレースらしいので、また、参加したいと思います。(来月、再来月はホリデーシーズンで特別スケジュールとのこと)

ホットロッドで調整

翌、10月30日はホットロッドでメンテナンスと少し走行練習等をしました。

サンタクラリタでのお昼は、いつものケバブハウスのプレート。

ショッピングモール内の中庭。

ホットロッドでは、来週の JBRL に備えてか、普段あまりホットロッドに来ない人たちもきてました。

ESC やモーターのチェック等を中心に、ピット作業が主になりました。

外に出て走ることで、課題や上達するためのヒントのようなものも見つかるし、こうしてホットロッドに来て落ち着いて作業するのも楽しいです。

もっと速く、強く走れるようになりたいです。

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