レイダウン再試験

B6 のレイダウン・トランスミッションに関しては、以前一度試したのですが今ひとつ良い感じがしなかったので、 これまでスタンドアップで走ってました。

しかし前回のレースで、どうにもコーナーリングが遅い感じがしたので、またレイダウンを試すことにしました。

ロサンゼルスでは10月位から4月にかけて少し湿度が上がるらしく、例年夏場よりはグリップが上がります。 そういう事情があるので、そろそろ路面変化の影響が出てきたのかな、と思ったからです。

さて、レイダウンをどうセットするか。

パワーの入れ方に違いが出てくるのかなー、と思って、ギア比を変えてみたりしたのですが、 結局今までと同じ 78/22 が良好な結果になりました。(モーターは LRP X20 7.5 のまま)

時間もなかったので他には一切何も変更せず、単純にトランスミッションをレイダウンに変えただけで走行練習。

前回のレースでは、予選・メインを通してベストラップが 21.5 秒から21.8秒でした。 ところが、人も多くて、路面に砂が多い、木曜の夜の練習日という悪条件にもかかわらず、だいたい 21.4秒から21.7秒位のペースで走れました。

これはかなりの改善です。練習日はこれまでは、だいたい 21.8秒から22.2秒位のレンジでしたから、 一周でなんと 0.4 秒近くペースが上がったことになります。

0.4秒違えば 14 周走れば 5.6 秒の差です。ということはレースで 1、2回コケても今までと同じ位のタイムになるなんて、ありがたいですねw

走るラインもより良く

一ヶ所、今まで走れなかったラインに乗れるようになった箇所は、トリプルへ入る所です。

今回のトリプルはサイズ的にかなり大きくて、しっかり加速しないと飛びきれないです。 その上、トリプルに入る直前にテーブルトップに続き90度曲がってから加速しないといけないので余計に難しいです。

テーブルトップのクリア後にフラつけば、それだけで加速はできないので、僕はテーブルトップをなめるように走るようにしてました。

しかし、ニック・ミラーとか、ファストラップで 20秒台を出せる人の走り方をみていると、テーブルトップは軽くジャンプして越えて、 その後速やかにトリプルの加速態勢に入ってます。

僕もマネしてそのラインを走ろうと思って何度か試したのですが、テーブルトップをジャンプしてしまうと、着地時点でトリプルに近づき過ぎるミスが多くなって難しかったです。

テーブルトップを越えてジャンプした着地直後にすぐに90度ターンするときに、一旦強めにブレーキをかけて向きを変えれば辛うじて、 飛べるのですがなかなか安定しませんでした。

そのため、「このラインは難しすぎる。オレには無理」 と諦めていたのですが、レイダウンにしてみたら全く難しいことはなくて簡単に走れました

ピョンと飛んで、ヒョイと曲がれば良いだけです。

この部分でタイムが短縮しているのかどうかわかりませんが、ともあれ、少なくとも遅くなっていることはないと思いますし、 自分より速い人たちが選んでいるラインなので、これで行ってみます。

その他の箇所も、意外とイメージ通りにスムーズに走ることができます。

もしかしたら、それぞれのコーナーで、もう少しずつスロットルを入れるタイミングを早めても車がついてくるかもしれません。 この辺は無理しない程度に早めてみて、限界がどの辺にあるのか、車のポテンシャルを探りたいとおもいます。

次のレースが楽しみです。

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