Savox USA カスタマーサポート体験記 【2022年7月】

最終更新日: 12/5/2022

2022年7月2日(土)、僕の E-Buggy (TLR 8IGHT XE ELITE) に搭載していたサーボが壊れました。

サーボは Savox の SB2292SG。AMain Hobbies で購入したのは 2022年4月。初走行は 4月30日。2ヶ月ちょっとの走行での故障。購入額は $148.99 (現在の為替レートで日本円にして 20,459円)。

トルク等のスペックを考えると、E-Buggy は無茶だったのか?とか、思うことはあれど、なんにせよ、高価なサーボが2ヶ月目で壊れるのはガッカリなことには違いありません。

今回、このサーボについて、 Savox アメリカのカスタマーサポートに問い合わせました。

先に感想を言えば、非常に素晴らしいサポートでした。ここにその状況を書いておきたいと思います。問い合わせる時やサーボの購入を検討する時の参考にしていただければ、と思います。

[12/5/2022 更新] Savox はお勧めしません

後日談になりますが、本件で修理 (新品に交換) したサーボは11月に故障しました。友達も同様に故障しているので、同じサーボが半年の間に計4個壊れたことになります。しかも、2度目にカスタマーサポートに連絡したときは返信がありません。Savox はお勧めしません。私も2度と買いません。

1: サーボの故障

7月2日、ホットロッドで走行練習中に、サーボが動かなくなりました。

7月2日の練習の様子は「ホットロッドで E-Buggy プラクティス。サーボの故障他」に書いてます。

送信機で、ステアリングを切る操作をすると、操作に合わせて「ウィーン、ウィーン」という音は聞こえますが、サーボホーンが動きません。

ギアがかけたのかと思い、サーボを取り外してみてみると、ギアは問題がなさそうです。

そもそも、最初に回転するはずの軸が動いていません。

これ以上分解するのは、それこそ保証の対象外になるかもしれない、と思ったので、サーボを自分で修理することは断念。

Savox USA に問い合わせることにしました。

2: Savox USA への問合せ

Savox USA のワランティーに関する情報は、次のページに記載があります。

SavoxUSA WARRANTY INFORMATION

どうやら、まずは同ページにある、ワランティーリクエストフォームに内容を記載して、問い合わせるのが第一ステップ。 もし、その内容が承認されれば、次のステップの指示があるとのこと。

さっそく、同ウェブページ上のフォームに入力して、問い合わせを試みます。

フォーム内にレシートを添付する箇所がありましたが、こちらは AMain でインボイスをプリントできる箇所があったので、その情報を PDF に保存。ところが JPEG 画像として添付しないといけないようなので、その PDF のスクリーンショットをとり、JPEG 画像を作成。

この JPEG 画像のレシートを、アップロードしようとしたのですが、ファイルサイズが制限を超えている、という旨のエラーが発生してしまい、アップロードできません。

フォームには最大 10MB と書いています。しかし、JPEG 画像はそんなに大きくなく、100KB 程度に小さくしてもエラーが発生し続けます。

仕方がないので、ウェブページのフォームからリクエストを送信することをあきらめました。同じページに、カスタマーサービスのメールアドレスも記載されていたので、 メールに、リクエストフォーム内の情報と同じ内容を記載して送信しました。

レシートのJPEG画像は、メールに添付しました。

3: Savox USA からの返答

ワランティーリクエストのメールを送信してから、1時間後くらいに、Savox USA Support からメールで返信がきました。

しかも、メールの内容は次のようなものでした。

Your return has been approved! Please return your servo to the address listed below...
(参考訳: 返品のリクエストは承認されました。どうぞ、下記住所宛にサーボをお送りください...)

常識的に、返答までは 1〜2 営業日くらいはかかるだろう、と思っていたので、問い合わせてわずか1時間後に返品が承認されたことに驚きました。

メール内に RMA 番号が記載されていました。こちらからサーボを送付する時に、RMA 番号をパッケージの外部に記載する必要があるとのこと。

RMA は Return Merchandise Authorization の略で「返品許可」のことです。

4: サーボの送付

翌日、近所の郵便局からサーボを、指定された宛先に送付しました。

元の箱は取り置いていなかったので、手元にあったホビーウィングのプラスチックケースに入れて、郵便局に持っていきました。

発送には、郵便局備え付けの PRIORITY MAIL の小箱 (Small Flat Rate Box) を使いました。

手書きで住所を記載。RMA 番号は住所の下に書きました。

送料は $9.45。送料はこちらの負担になります。

フラットレートの箱を使わなければ、もっと安くできたかもしれません。

レシートにトラッキング番号が記載されているので、その番号を Savox USA にメールで伝えておきました。

5: Savox USA からの連絡

郵便局からの送付の2日後、ユタ州の Savox USA のカスタマーサポートに届きました。トラッキング番号があるので、オンラインであちらに届いたことは確認できていました。

それから1時間もしないうちに、Savox USA Support から、これからサーボを送付すると連絡がありました。

希望すればトラッキング番号を教えてくれる、ということなので、メールに返信しトラッキング番号が分かり次第教えて欲しいと伝えました。これが金曜日の夕方です。

翌週の月曜日の午後に、メールが来て、トラッキング番号を教えてもらいました。

6: 新品サーボの到着

同じ週の木曜日、新品のサーボが無事届きました。

事前にトラッキング番号を教えてもらっていたので、いつ到着するかもわかっていたので、安心でした。

以上のように、どのステップでも Savox USA のサポートとのやり取りはスムーズ。無駄に待たされることは、全くありませんでした。

しかも、サーボの保証期間は1年。これなら今後も Savox を使おうかな、と思った次第です。

前述の通り Savox は半年で4個故障しました。この初回以降のサポートは全く良くありませんでした。Savox はお勧めしません。私も2度と買いません。

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