考えるときは、非言語的に考える
「考えたら遅くなるから、考えない」という考えのもと、 走行中は RC の感触を感じとるようにしています。
ところが、「何も考えないようにする」といっても、 頭がカラッポ過ぎても、レース中に同じ場所で同じミスを繰り返してしまう問題が発生しやすいことがわかってきました。
ある程度は考えないといけない時があります。
では、どうすれば良いか。
IKEA の家具を買うと、どの国の人にもわかるように、文字のない、イラストだけで説明された組み立て説明書がついてきます。 文字がないのでどの言語を使っている、どの国の人でもわかるのです。
つまり、考え事をしたり、何かをわかるためには必ずしも文字で考える必要はありません。
状況をイメージして、図でものを考えることもできるのです。
RC レースでも、このように図・イメージでものを考えるのが大切です。
何も考えないと同じところで同じようなミスをしてしまう。だけど、言語的に考えると、「お、次のコーナーはさっきミスしたから気をつけよう」なんて言ってると遅い。 そこで、図・イメージ・印象など、非言語的な、感覚的な部分に注意を払うのが大切だと考えます。