1/8 電動オフロードカーのタイヤ
最終更新日: 2024年4月14日
1/8 電動オフロードカーのタイヤ
1/8 電動オフロードカーには「E-Buggy (バギー)」と「E-Truggy (トラギー)」の2種類あることは、これまで説明した通り。 タイヤに関していえば、それぞれのカテゴリー毎にタイヤも違います。「バギー用のタイヤ」、「トラギー用のタイヤ」があります。
別の言い方をすれば、「アソシのバギー用のタイヤ」とか「京商のバギー用のタイヤ」という風に、ブランド別にタイヤがあるわけではなく、カテゴリー毎にタイヤの種類が分かれています。
ホイールもカテゴリ毎に共通です。こちらもブランド毎の区別はありません。
バギー用のタイヤ
E-Buggy 向けのタイヤは、タイヤメーカー各社から「1/8 オフロードバギー用」として販売されているタイヤを使います。
通常、タイヤはキットに付属しませんので、別途タイヤを揃える必要があります。
1/8 オフロードバギーでは、タイヤに電動カー用、エンジンカー用という区別はありません。また、タイヤの取り付け方法も大手メーカー内では共通ですから、アソシ用、TLR用・・・といった区別もありません。また、ホイールへのタイヤの取り付け方法も全て同じです。
「全て同じ」と書きましたが、私の使用したことのないタイヤメーカーのホイール・タイヤは互換性がないかもしれませんので、ご了承ください。私の知っている限り、Pro-Line、JConcepts、AKA、TZO、GRP、RawSpeed、Kyosho、Lug's ではホイール・タイヤの取り付け方法に互換性があり、どれでも組み合わせられます。
通常、前後同じタイヤを使います。フロント用のタイヤ、リア用のタイヤといった区別はありません。
例: TZO のタイヤは次のように4本組で販売されています。
ホイールナットは 17mm のナットを使います。こちらも各社共通です。
ナットを止めるための、17mm ホイールナットレンチは必須のツールといえます。
トラギー用のタイヤ
E-Truggy 向けのタイヤも「1/8 トラック用 (またはトラギー用)」として販売されています。
通常は2本組で販売されていますので、2セット必要になります。バギーのタイヤより少し値段が高いです。
タイヤを取り付けるナットや工具類は、バギーと同じものが使えます。
タイヤはお店・常連に聞こう
同じ「バギー用」といっても、RCメーカー各社、サイズは一緒ですがさまざまな形状・パターンのタイヤを販売しています。
タイヤは走らせる場所の条件によって選ぶ必要があります。このため、いつも「このタイヤが良い」などと単純に決まっているものではありません。1日のレースの中でも、刻一刻と最適なタイヤは変わってきます。
このため、タイヤを買う前には、走らせようと思っているサーキット (トラック) に出かけて、お店の人・走らせている人に聞き取り調査をして、どのタイヤを買ったら良いか決めることを強くお勧めします。
南カリフォルニアにお住まいでしたら、まずは TZO の 202 タイヤ (または 402) の Super Soft (暖かい日) か Ultra Soft (寒い日) を持っておけば、どこに行っても使えると思います。
タイヤはプリマウントか自分で接着するか
タイヤを準備するときは、ホイールとタイヤを別々に用意して、自分で接着する必要があるタイプと、あらかじめタイヤが接着済みであるタイプ (プリマウント) の場合があります。
信頼できるメーカーが貼ったものであれば、接着済みのプリマウントタイヤでも良いでしょう。しかし、万が一に備え、自分で責任を持ってタイヤを接着した方が良いということであれば、自分で接着すると良いと思います。
私のタイヤの貼り方については「【2023年度版】キース流のタイヤの貼り方」などを参考にしてください。いろいろとこだわりがある人もいますが、要は瞬間接着剤でタイヤとホイールをしっかり接着できれば OK です。
また、タイヤには通常、空気穴 (ベントホール) を開けます。空気穴がないとゴムまりのように、ボンボン跳ねてしまう場合があるためです。(人それぞれですが、通常 1/8" (約3mm) 程度の穴を 2 ~ 4 個位開ける人が多いようです) プリマウントの場合、穴が空いていない場合もあるので注意が必要です。