憧れのアソシ RC10
「またラジコンを始めよう」と思い、何を買うか考えはじめたわけですが、車種を決めるのには時間はかかりませんでした。
何か買おうと考えているときに、常に頭をよぎっていたのは、
(大人になった今なら、あの "アソシ" が買えるかもしれない)
ということでしたから。
"アソシ" はもちろんラジコンカーのトップブランドのひとつである米国 Associated 社のことです。
子供の頃、ラジコンマガジンなどで世界戦の結果などをみて「アソシ RC10 は相当速いらしい」とは知っていましたが、 非常に高額でとても子供に手が届くようなものではありませんでした。
一度だけ仙台市で行われたレースで "生RC10" をみる機会がありましたが、それはそれは飛ぶような速さで、ド肝を抜かれたのを覚えています。
とにかく憧れていましたから、ラジコンを再開するとなったときにチェックしたのは「今でも "アソシ" は健在だろうか?」ということです。 無論、その答えはすぐにわかりました。「今でも健在」です。
近くのレース場、二ヶ所両方で一番盛んだったのが 1/10 EP バギーでしたから、迷わず 1/10 EP バギーで始めることにしました。
Associated 社 (以下 AE) のウェブサイトを見ると、1/10 EP オフロードのラインナップは・・・
値段を見て驚きました。
(おお! RC10 と銘打ったマシンが数百ドル程度で買えるのか!)
1980年代のその昔、 RC10 の価格は車体だけで ¥58,000 とかでしたよね?子供の私には高嶺 (高値?) の花です。
ラジコンマガジンに掲載されていた RC10 の広告を、
「かっこいいなぁ~・・・。アメリカ製か~・・・、説明書読めるかな・・・?作るの難しいのかな・・・?・・・それにしても高いなぁ~~・・・」
などと考えながら、眺めていたのを覚えています。
それが今や手の届く場所にあるのです。
おそらく、今アメリカにいる、というのも好条件の一つかもですね。
もうこれは、買うしかないです。
ちなみに、当初調べはじめには RTR や キットの違いすらわからず、「同じ車種なのに、値段の違うものがあるぞ?」と悩ましかったです・・・。
昔はおもちゃのラジコンでない限り、プロポが付いてくるなんて考えられなかったですからね。
それから、"ブラシレスモーターが付いた RTR になって RC10B4 が RC10B4.1 になった" と聞いても何のことかサッパリわからず困りました。 これは AE のサイトを見たら、古い方 (=RC10B4) がディスコンになっていたので、迷うことなく 4.1 を選ぶことができました。
ということで、この中で考えると昔の憧れの RC10 に一番近いのは RC10B4.1 なので RC10B4.1 に決めました。
RTR かキットか
車種も決まった。お金もなんとかなりそう。
次の迷いどころは、RTR にするか、キットにするか、です。
昔は「完成品=おもちゃ」という印象があったので、完成品ってどんなものだろうとかなり疑ってかかっていました。
スペック等を調べた結果、特に RTR に問題はない、という結論がでました。
もちろんキットから作る楽しみはありますが、とにかくレース場に行きたいという気持ちが強かったので RTR に決めました。