クラブレース [2] West Coast R/C Raceway 12/30/2011
2011年12月30日(金) はウェストコースト RC レースウェイのクラブレースに出場しました。
振り返って総括していえば、私の競技人生最高の日でした。
これを書いているのは翌日の朝ですが、まだ思い出すと嬉しくてフワフワした夢のような気持ちになります。
一体何があったのかというと、こういうことだったのです・・・
レース出場・・・緊張、緊張・・・
年末、アメリカでは必ずしも年末年始に会社が休みになるとは限りません。サンクスギビングやクリスマスは休むところもおおいのですが、 年末年始はそうでもないのです。
私の場合、今年は仕事はお休み。ウェストコースト RC レースウェイでは普段の金曜日通り日中オープンプラクティス、 午後7時半からオフロードレースがあります。
前回のクラブレース出場後から、 トランスポンダーを購入して普段のプラクティスの時からタイムを測って練習するようにしてきました。
前回のタイム 11/5:23.110 (Fast Lap 26.316s | Top 5 26.959s | Top 10 28.804s) よりは練習の時から良くなってきていたので、 同じコースレイアウトでもう一度レースに出てタイムを残しておきたい、と思っていました。
しかし、レースに出た方がいいとはおもいつつも、緊張に耐えかね「やっぱりやめようかな・・・」と弱気になったり・・・
結局、子供たちの前で逃げ出す姿をさらすのも情けないし、教育上良くないので(苦笑)、ビギナークラスにエントリーしました。
予選1ラウンド。ツルツル滑ってうまく走らない
レース全体でのエントリーは 90人弱。 ビギナークラスは "SC 4WD" と "その他" に分かれており、私が出場する "その他" (というか、普通のビギナークラス) は 8 人のエントリーがありました。
練習のときに調子が良かったとおもったタイヤを装着して、スタート。
全然ダメです。ツルツル滑って、コーナー毎にスピンしそうなヨレヨレ感・・・
どうにかゴールしましたが、タイムは 10/5:35.690 ・・・。
残念なことに前回よりもグッとタイムが悪くなってしまいました。
というか、最終周ゴール直前にリアのボールカップがはずれ走行不能になったのですが、マーシャルの人(とオーガナイザ)の 好意でゴールラインを切ってくれので、リタイヤせずに済んだだけでもありがたかったです。
予選2ラウンド
予選第1ラウンドが終わり、コースのメンテナンスとショートブレイクがありました。
タイヤをどうしたらよいものか、決めかねて困っていたところに、ちょうど松崎隼人選手がいたので、 ショートブレークの短時間のプラクティス時間中にマシンをみてもらいました。ほんとうに滑らなくなったので助かりました。
スタート前、スイッチを入れ忘れたり、とバタバタしてしまいましたが、無事にスタート。
おかげで予選第二ラウンドは無事に周回でき、予選順位は2位に確定。記録は 11/5:04.832。
前回の記録を上回りホッとしました。
ファイナル。盛大な応援のおかげで盛り上がり、夢の1位ゴール
ファイナルでは、Beginner A Main は第二レースでした。
まぁまぁ落ち着いてスタート。
松崎さん、デレック・フルタニさんをはじめとして、大きな声援を送っていただき、 思わず笑ってしまいましたが、心強く、励まされて1位でゴール。
タイムは次の通り。
Race Date | Laps | Race Time | Fast Lap | Top 5 | Top 10 |
---|---|---|---|---|---|
12/30/2011 | 12 | 5:20.291 | 24.684 | 25.451 | 26.257 |
12/14/2011 | 11 | 5:23.110 | 26.316 | 26.959 | 28.804 |
二週間前の初レースの時と比べて、ここ二週間での上達がはっきり出せました。
タイムとしては全然ビギナーの枠を出ていないので、その点では手放しで喜ぶわけにはいかないのですが・・・
松崎さん、フルタニさんをはじめ、観客の人、ウェストコースト RC レースウェイのクルーの方々など、皆に「グッドレースだった」 と言われて夢のようでした。
情けない話で恐縮ですが、私の人生でスポーツの競技会やこうしたレースで、今まで一度も勝ったことがないので、 本当に嬉しかったです。
今後はストックで・・・
レース後、松崎隼人選手から
「これからはストックで練習した方がいい」
とアドバイスをもらったので、今後は
「ストックモーターでビギナーに出て、確実に勝てるという自信がつくまで練習する」
というプランで行くこととしました。
それで直ちに用意したのがこちら。
ノバック バリスティック 17.5T (センサー付きブラシレスモーター)、72T スパーギア、32T ピニオンギア。 これらは今年の ROAR のストック SC/トラッククラス両部門チャンピオン、ダニー・ストヤコビッチさんに選んでもらいました。
ここでストックバギーのレースに出ている人は、モーターにはオプションがありますが、ギアはこの組み合わせがほとんどだそうです。