ESC

ESC は Electronic Speed Controller の略です。

昔は「アンプ」といっていましたが、現代では ESC というのが普通です。 (日本語では "アンプ" という言い方は健在のようですが)

ブラシレスモーターには専用の ESC を

ブラシレスモーターを利用する時には、ブラシレスモーター専用の ESC を利用します。

またセンサー付きのモーターとセンサーレスのモーターがあります。利用するモーターに合わせて ESC の選択にも注意してください。

ESC とモーターの選定に不安な場合は、最近は各社からブラシレスモーターと ESC がコンボで販売されている場合も多いので、そうしたコンボを買うのも安心です。

RC10B4.1 RTR 付属の ESC

利用時にはキャリブレーションを

特に初めて ESC を利用する場合などには、ESC を正しくキャリブレーション (calibration) する必要があります。 キャリブレーションとは "較正" の意味で、送信機のスロットルの最大値、ニュートラル、最大ブレーキ等と、ESC を正しく同期することを言います。

キャリブレーションの手順は各種 ESC によって異なりますから、マニュアルに従って設定してください。

RC10B4.1 RTR 付属の ESC、SC450BL のキャリブレーション

私の所有する RC10B4.1 RTR には XP SC450-BL というセンサー無しブラシレスモーター用のエントリモデル ESC が付属しています。

参考までにこのキャリブレーション手順を記載します。

  1. 送信機の電源を入れる
  2. スロットルを最大位置にする (引く)
  3. ESC の電源を入れる (すると、ビビビビビビと6回音が鳴る)
  4. スロットルをニュートラルに戻す (すると、ビビービビと音が鳴る)
  5. 最大ブレーキ位置にする (すると、ビビービビと音が鳴る)
  6. スロットルをニュートラルに戻す
  7. 電源を切る

ちなみに、ビビービビの音は単調ではなく音程が違うので、何度か試して音を覚えると良いです。

ドラッグブレーキ、スロットルプロファイル等の設定

上級モデルの ESC では "ブースト" や "フィール" 等の設定も可能なものもありますが、エントリーモデルの ESC でも、 ドラッグブレーキ、スロットルプロファイル、バックの可否などの設定は可能な場合が多いようです。

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