JBRL、初めて出てみてわかったけど・・・
3/8/2014
3月8日(土) は予定通り、JBRL に行ってきました。
JBRL に初めて出てみてわかったんですけど、ビッグレースって人数が多いからビッグレースになるのかと思ったら、なんだか違うんですね。 参加してみた印象は「人数の多いクラブレース」という感じでした。
エントリー数はなんと 413 エントリーでしたから、巨大レースイベントであることには間違いなんですけど・・・
それでも参加した印象は、これまで参加したビッグレースである、「KO Propo オフロードチャンピオンシップ」、「ストック・ナショナル」、 「サーフシティークラシック」などとは全然違いました。
これだけ人数が多いのに、どうしてそう思うんだろう、と考えてみたのですが、 恐らく「レースフォーマットがクラブレースと同じ」 「南カリフォルニア・ローカルなプロ選手以外のプロはほとんど参加していない」 「トッププロ選手の参加が少ない」「コンディションに対する配慮がやや薄い」という来るのかな?と思われました。
・・・ま、ともあれ、レース日の様子は次の通りです。
JBRL 参加レポート
場所はロサンゼルスから内陸側に行った方にある IERC。朝4時半に家を出て、6時過ぎに到着しました。
さっそく受付を済ませます。
IERC は以前はどうやっても全くグリップしない、と、評判が悪かったのですが、OCRC と同じようなミストシステムを入れて、土を入れ替えたことで、 評判はかなり良くなりました。
僕も実際に今回走ってみて、かなり良くなったと思いました。・・・この点については、ちょっと思うことがあるので後述。
エントリー数は、さすがの JBRL でも記録的な 413 エントリー。予選は 39 ヒート。メインレースは 45 ヒートです。 レースフォーマットは良くあるクラブレースと同じ形式で、予選2ラウンドで、速いほうのタイムで順位を決めて、メインレース・・・という形式です。 朝8時半にレース開始して、終わったのは深夜過ぎでした。
39ヒートのセットアップシートとなると、かなりのものですね。
ストックバギーだけで7ヒート (79エントリー) ありました。最終的にAメインからHメインまでありました。
予選は2ラウンドありましたが、39ヒートをこなすのに5時間以上かかり、朝8時半からレースが始まっても、メインレースが始まるのは夜7時過ぎからでした。そこから45ヒートのメインレースが始まりました・・・
結果と感想・・・
自分の成績
自分の成績はバギーは C メイン3位 (79エントリー。AメインからHメイン有)。トラックとSCはBメインでしたが、残念ながら共に DNF でした。
イマイチともマズマズとも言えるどっちつかずの結果でした(苦笑)
大会の運営について
最初に、JBRL の運営体制について簡単に説明しますと、JBRL はホットロッドホビーズのスタッフが、南カリフォルニア周辺のレース・トラックを巡業する形で開催しています。従って、開催場所はそれぞれのトラック (今回は IERC) ですが、 運営は全てホットロッドホビーズのスタッフで行なわれます。
さて、それを踏まえて今回の大会の運営について僕が思ったことは次の通りです。
今回はエントリー数が多すぎたのか、運営側に余裕がないようでトラックメンテナンスが疎かでした。
朝一の予選1本目は良かったのですが、 朝8時半に予選が始まってから夜7時過ぎにメインレースが始まるまで、日中は一度も砂を吹かないので完全に砂が浮いていました。
普段 IERC でレースをしていれば、ある程度砂が浮いたときの対策もどうにかなるでしょうが、どのタイヤでどう走って良いかわからず難しかったです。
IERC はロサンゼルスからラスベガスに向かうほうの砂漠に近い非常に乾燥している地区にあります。基本的に IERC のクレイ自体はいいと思うのですが、 朝晩は冷えるわりに日中は高温で乾燥して、砂が浮きやすいのは明らかなので、もう少しちゃんとマメに砂を吹き飛ばすなどの配慮は欲しかったです。
(OCRC では毎ヒート毎、ミストの噴霧と、砂のブローを行なっています)
また、ミスト(霧の噴霧)にも運営側がなれていなかったらしく、5秒くらいシュッーと吹くだけの時もあれば、1分以上噴霧して、 噴霧をとめるのを忘れたままレースをスタートしようとしたりして困りました。
僕のトラックの2ラウンド目が、実はその状態でした。前のヒートが終わって、噴霧が始まって、ずっとミストが噴霧され続けました。ドライバーズスタンドからも、 「水多すぎるだろ。早く止めろ!」と叫んでる人が大勢いる中で、スタートをコールしようとして、皆イライラしているようでした。
砂が浮いているかと思えば、今度は水がビチャビチャの中でのスタート。ひどいものです。
苦言が続き申し訳ないですが、車検もレースに並ぶ位置から遠いところで行なわれていたのもどうかと思います。
車検を受けてから、車を持ってレースの出走に並ぶわけですが、その間、ピットエリアを通っていきます。誰かがチートをした、というつもりは全くありませんが、これでは車検の意味は全くありません。車検後に違う車を持っていくことすら全く可能な状態です。形式だけの車検はダメです。
ちなみに、車検の受付の女性も非常に不愉快な物言いで、気分が悪かったです。
以上、悪いことばかり書いたので、最後に良かったことをひとつ。
IERC のスタッフは皆大変フレンドリーで、初めての JBRL の運営を成功させようという熱意が伝わってきました。 最初から最後まで、気持ちよく対応してもらえました。
IERC のスタッフの皆さん、ありがとうございました!
タイヤ選び
それから、前々日に IERC の人からおススメしてもらって買っていたタイヤは全く食わず、買ったタイヤは全て無駄になってしまいました。 普段から IERC で走っているスタッフから教えてもらって、$200 以上かけたタイヤが無駄になったかと思うと、やりきれないものはあります・・・
もちろん、最終的に決断するのは自分ですけどね。
タイヤには罪はないと思うので、銘柄は書きません。
レースの待ち時間に IERC で普段走っているという、上位の人に話を聞くチャンスがあったのですが、「あー、そのタイヤじゃ、全然ダメだよ・・・」 と言われてしまう始末。アウェイで走るのに、そのトラックの人に教えてもらったものが全然ダメ、ってなると、どうしたらいいのでしょうか。
ちなみに、僕にタイヤを教えてくれた人は、僕よりも順位が数メイン下でした・・・ (涙) (でも、その兄ちゃんは親切にしてくれたのはわかるので、嫌いじゃないですけどね(苦笑)
いろいろと運営の問題も感じつつ、基本的にタイヤもおかしい・・・それじゃまともにレースできません。
じゃぁ、JBRL ってどうだったの? → 人数が多い、ホットロッドっぽいクラブレース
結局、JBRL を運営するホットロッドのスタッフのしていることが、ちょっとどうなの?という感じでした。
終わってみた印象としては、人数が多い、よそ様でのクラブレースに出た、というそれだけの印象です。 先日、ホットロッドでクラブレースに出たときの印象と同じ感じです。
その割に、エントリーフィーは高いし。
トラックのコンディションも良くなくて、走りようがないし。(前述の通り、これは IERC 自体の問題ではなく、運営の問題)
ま、JBRL って、こんな感じなのか。ということは、よくわかりました。
これは実際に参加してみないと、わからないことだったので、今回は出てよかったです。
というわけで、ズバリ、今年のレース参加予定は変更です。
JBRL には出ません。
ただ、OCRC の開催のときはでると思いますが・・・
基本的に、これでは出る意味がないです。
JBRL でやれることは、クラブレースでもやれることでした。
それから、参加クラスについても今後の予定を変えることにしました。これはまた別の機会に書きたいと思います。
オマケ
早朝から深夜までのレースがやっと終わって、帰るときのこと。
OCRC の友達との挨拶は、
「明日レース出るよね」「じゃぁ、また明日!」でした(笑)
というわけで、OCRC の新レイアウト初走行 & クラブレース に続きます
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