TNS 初参加!スポーツマン・ストックバギー A メイン!

2013/08/05

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8月3日(土)はOCRCでトップ・ナッチ・シリーズ ラウンド3 に参加してきました!今回のエントリーは、メインリスティングの数で数えて232エントリーを集めての開催。

僕はストック・バギー、ストック・トラック、ストック・ショートコースの3クラスにエントリー。嬉しかったので先に結果を書くと、バギーで A メインに入れたのが嬉しかったです!あのロッシのマイケルロッシとも走りました!

TNS ラウンド3 @ OCRC

トップナッチシリーズ (TNS) は去年から始まったレースシリーズで、南カリフォルニアの主要レーストラック6箇所で開催されます。6戦中良かった結果の3戦分でのポイントでシリーズの結果を競います。

もちろん、1ラウンドだけの参加もOKで、ラウンド毎に熱いレースが競われます。

今回はOCRCでの開催。

OCRCは南カリフォルニアの中でも最もレベルの高いRCトラック (RC サーキット)のひとつで、僕がレースに出ている感じでは普段のクラブレースのレベルは一番レベルが高いと思います。去年はWCRCにトップクラスのレーサーが集まっていましたが、今年はOCRC です。

朝6時開場。

僕は朝6時半頃家を出て、途中セブンイレブンで買出しして、7時半頃にOCRCにつきました。ピットは前々日の夜から確保していたので大丈夫です。

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今回はショートコース・トラック (SC) で初めて参加するビッグレースです。クラブレースではなかなか良かったので少し期待していました。

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OCRCはこうした ↓ ミストシステムがあり、毎ヒートごとにミスト(霧) が噴霧されます。路面状態は毎回安定しています。噴霧中も走っていいのですが、そのときでもほとんど余計に滑るということもありません。

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予選ラウンドは・・・

予選は9時からスタート。

予選の形式は、レース・クラス毎に2本ずつ走って、その速いほうのタイムで予選の順番が決まります。

ストックバギーは主にスポーツマン・ストック・バギー・クラスとインターミディエート・ストックバギーに分かれています。インターミディエートは中級ストックという位置付けで、スポーツマンは実質スポーツマン&エキスパートの混合クラスです。一応、マネー・ストック・バギーという賞金をかけたクラスも一応あるのですが、参加者一人に付き5ドル払い戻すというだけのもので、レベルに関係なくお祭り的に参加している感じです。

参加者はインターミディエート・ストック・バギー・クラスが26人スポーツマン・ストック・バギーが28人。合計54名がストック・バギーに参加しています。

ちなみに、一方、モディファイド・バギーは10名だけの参加です。

僕はいつもブログでストック、ストックと言っていますが、アメリカでは本当にストッククラスが基本です。

しかも、プロ(スポンサード・ドライバー)・レーサーもストックで走っています。例えば今回のレースでは、あのロッシのマイケル・ロッシなどもスポーツマン・ストック・バギーに参加しています。その他、京商のジェイソン・ディアス(2012年全米選手権6位)などもスポーツマンで走っています。

さて、ラウンド1。

バギー、トラック、ショートコース、どれもパッとしない成績・・・

「このままではまずい・・・」 と、少々焦り気味のままラウンド2へ。

トラックはまずまずタイムを上げることができ、ショートコースはダメなまま。。。

ショートコースは、クラブレースではなかなか良い成績を上げてきていて、もしかしたら上位にいけるかも、という淡い期待を持っていただけに残念でした。

ストックトラックは予選 10位/全27台 (Bメイン)。
ショートコースは予選 11位/全19台 (Bメイン)。

バギーは気合でギリギリ 8位/全28台 (A メイン)!

バギーの予選10位までの結果はこの通り。

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もし1.2秒速ければ6位通過だったかもしれませんが、もし0.3秒遅かったら10位になるところでした(汗)

ちなみに Bメインにはジェイソン・ディアス (2012年全米選手権ストッククラス6位)、マイク・フィスク(2012年JBRLスポーツマン・ストッククラス総合2位)、トニー・コッチ・・・など、普段のレースでは一度も勝てたことがなかった相手(で地元では有名)がいるなかでの8位・・・

しかも、上位にはマイケル・ロッシ (今年のカクタスクラシック・ストック・2WD バギー優勝)、ケイシー・ベシカ、ダン・ブラウン (2011年サーフ・シティ・クラシック 3位)など、逆立ちしても勝てない相手が揃っているなかで良くぞ頑張ったなぁ、と、しみじみ。

A メインに入れたところで、もう満足!と思ってしまいました(笑)

メインレース

メイン・リスティングはこちらの通り、全28ヒートありました。

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トラック、ショート・コースともバンプアップを狙ったのですが、トラックはスタート直後のクラッシュに巻き込まれたり、自分がミスしたりで順位をどーんと落として、それから這い上がる展開・・・ 残念ながらBメイン5位で終了。

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ショートコースはいつもと同じようにコントロールできていないのか、すぐにコケてしまいダメでした。

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こちらは逆に普段よりずっと遅いペースになってしまい、ひどいことになってしまいました。これはダメですね。サーフ・シティー・クラシックではこんな失敗をしないように気をつけないと。

ストック・バギー・A メイン

さて、スポーツマン・ストック・バギーのAメイン。こちらはかなりの強豪が揃いました。 なぜか予選の成績が芳しくなくBメインに組み込まれたジェイソン・ディアスやトニー・コッチはしっかり勝ちあがり (バンプアップ)です。「あ~、普通に考えたらこの時点で既にビリ確定してるなぁ・・・」 と心細い気持ちで、スタートを待っている様子はこちら ↓ (苦笑)

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中央のベージュの短パンが僕。向かってその左隣はマイケル・ロッシ (TLR)、その隣はジェイソン・ディアス (京商)、ひとりとんで、ダン・ブラウン、ケイシー・ベシカです。

レースの様子はこちらです。音声なしでお楽しみください。身内の 「いいね、いいね」 「プロっぽい!」 とか、ちょっと気恥ずかしい声援が大量に入ってましたので無音にしました(笑)

順位は10人中9位と良くありませんが、最初の1、2周で大きく出遅れた割りにはこのメンバーの中で最後までレースできたのは、自分としては満足できる結果です。

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トニーコッチ(真っ黒のバギー)に直線でズバッと抜かれたときは、やられた!と思う以上に、「うわ、うまっ!」 と感心してしまいました。ジェイソンには最後の最後で抜かれて、0.3秒差。半年前ならすぐに周回遅れにされていた相手だったので、僕としては大健闘です。

速い人と走ると、どうしてもオーバーペースになってミスが増えたり、固くなって大胆な操作が出来ず曲がらないとか、甘くなる・・・ということになりがちですが、今回は自分なりに自分の力を出せたと思うので、順位はともかく、成長したと感じることができました。

あとは、トラックやショートコースでも一皮剥けたいところですが・・・(苦笑)

モディファイドより速かったストック ~ ぜひストッククラス開催の検討を!

それにしても、スポーツマンストック1位のケイシー・ベシカのタイム 14/5:07:215 は驚異的です。2位はマイケル・ロッシで 14/5:09.270。

これがいかに速いか、というと、何しろ今回の2WD モディファイドの優勝はあのベリー・ベイカーでしたが、勝ちタイムは 14/5:07:331 でした。さらに去年のストックバギー全米優勝で、リーディー・オープンクラス A メイン、アソシの若手筆頭株のケビンモッターのモディファイドのタイムは14/5:18.489 秒。

ブログでいつも書いていることですが、ストックは上手に走らせれば十分速いです。

新しくRCを始める人はやはり、ストックからはじめたほうがいいと思います。操縦も比較的簡単で、いいレースも出来て、壊れにくい、上手くやれれば速く走る・・・ と、いいことばかりだと思います。

それをサポートするには、サーキット・オーナー及び関係団体の皆様のご協力が不可欠です。

若手にも勝つ、いいレースをする喜びを与えることで、RCレースへの間口が広がるものと思います。

・・・

などと、突如、そんな啓蒙活動的なことを書いてしまいましたが(苦笑)、ともあれ、僕は今回のレースではいままで憧れていた人たちとレースが出来て、とても良い経験になりました。

次のビッグレースの予定は、今月24日、25日の二日間で行われるサーフ・シティ・クラシックです。

次はこれに向けて、しっかり準備したいと思います。

最後に、今回話題に上がったマイケル・ロッシ君。彼が走っているのを見たことない、という方もいるかと思いますので、参考までに今年のカクタスクラシックでストックバギーで走ったときの様子はこちらです。

それではまた!

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