アソシのビッグボア・ショック、取り付けのコツ
2012/11/21
アソシの 12mm ビッグボア・ショック。みなさん、もう利用してますか?
標準のショックと比べて格段にスムースになるのでレース仲間はみんな使ってるのですが・・・僕は残念ながら予算の都合で、まだ1セットしか買ってないので “モディファイド用 B4.1″ にしか使ってなかったのでした(苦笑)
今日の夜はサンクスギビング・デーのお祭りクラブレース!
「アメリカで盆と正月が一度に来る日」ともいえるのがサンクスギビング・デーです。毎年11月の第四木曜日がサンクスギビングデーで、この日からクリスマスまでがアメリカのホリデー・シーズンと呼ばれます。
今日11月21日(水)はその前日、ということで、ナイト・クラブ・レースでは賞品としてターキーやハムやパンプキンパイが出るイベントがあります!
去年のこのイベントでは、ちょうどアメリカに来ていた原さんが飛び入りで参加して、ライアン・キャバラーリを下し、見事ターキーをゲットしています
おそらく今日も賑やかなお祭りレースになるはずです!
今年は僕も自分のクラスで3位以内に入って、何か賞品をとりたいと思ってます。そのために、会社も休んで準備してるのですから(笑)
そこで、僕のモディファイド用 B4.1 からストック用 B4.1 にビッグボア・ショックを移していたのですが、先日WCRC でビッグボアショックを取り付ける際のコツ、というか注意点を聞いてきたので書いておきます。
アルミではなくプラスチックのショックバッシングを!
情報源は WCRC のオーナーであり、去年の全米選手権でストッククラス二冠であるダニー・ストヤコビッチさんです。ダニー自身は(僕の英語の聞き取りが間違っていなければ)あのブライアン・キンワルドから指摘されたことだと言っていました。
さてビッグボアショックですが、ショック・キャップがアルミで出来ています。プラスティックキャップと比べて剛性も精度も上がっていいですよね。
ところが、標準の B4.1 キット付属のショックバッシングはアルミ製です。このためアルミのショックキャップを受けるものとしては良くないとのことです。ショックキャップがアルミ製になったのだから、ショックバッシングはプラスティックにすべき、とのことです。
上の写真では黒いプラスティックのパーツを利用しています。
それから、スペーサーはビッグボア・ショックにはプラスティック製のスペーサーが付属しますが、スペーサーはアルミ(やスティール)にしておいた方が良いとのことです。ショックの取り付け角度が左右で異なることを避けるためだそうです。
黒色のプラスティックのショック・バッシングには少しスペーサーとなる部分がついているので、もしかしたらここも切り取るか薄く削るかした方がいいのかもしれませんが・・・とりあえず、僕は写真のように取り付けてみました。
以上がビッグボア取り付け時に気をつける点です。
ちなみに蛇足ですが、ビッグボア用のショック・スプリングは結局、フロント・リアともにロッシを使ってます。リアが Yellow、フロント Red です。ショックオイルは F/R で 32.5wt/27.5wt です。WCRC で走るときの参考までに。