レッドランズ・レースウェイと IERC。新しく出来たレース・トラック、二ヶ所に行ってきました
2012/09/18
最近、新しい R/C レース場が二ヶ所オープンしました。”Redlands Raceway” と “IERC” という二ヶ所です。9月16日(日)は、その新しくできた R/C トラックめぐりをしてきました!
新しいレース場って、どの辺にあるの?
Redlands Raceway と IERC、なぜかほぼ同じ場所にできてます。ロサンゼルスダウンタウンから、ず~っと、東に行った方向です。
僕が住んでいるトーランスという街からのルートはこんな感じになります。
片道、約 120 km。デザートヒルズ・アウトレットに近いところです。
Redlands Raceway と IERC の間は車で5分程度のところです。
こんな近くに新しく二ヶ所も出来て、経営は大丈夫?!お客さん集まるの?
と、正直、お節介ながら思ってしまいます。
Redlands Raceway. エアコンの効いたインドア・オフロードトラック
まず向かったのは Redlands Raceway です。フリーウェイ10を降りて近い方です。
フリーウェイを降りてから、やや閑散としつつもちょっとしたビジネスセンターを通り・・・
その一角にありました。
なかなか立派なビジネスビルという感じで、本当にオフロードのレーストラックなの?!と思ってしまいました。
ちなみに、この前日にオープンしたばかりです。
中に入ってまず感じたことは、キレイなこと。日本のボーリング場を思い出してしまいました。カラフルな壁に立派なカウンターがあって、奥にコースとピットエリアがあります。
ピットエリアはこんな風に部屋になってました。
繰り替えしますが、店内はエアコンが効いて涼しいです。
WCRC も OCRC も、ウェット・インドア・クレイコースで、コースを守るため湿度も高く、暑い日はサウナのようになります。
コースはこんな感じ。
案の定と言うか、コースが乾燥してひび割れています。走れるのかな?と少々不安になりました。
WCRC に比べてやや狭いです。マーシャルの立ち位置を考慮してコースレイアウトが設計されていませんでした。コース間が近いのでちょっとしたコースアウトで “対向車線” に飛び出してきてクラッシュしたり、隙間にマーシャルが立つと、ドライバーズスタンドからコーナーが見えなかったり・・・
こうした点は今後、レイアウトを変えるときに改善されていくと良いなと思います。
ドライバーズスタンドに上がる所には、車椅子の人のためのリフトもあります。ピットエリアにはテレビもたくさん。扇風機もたくさん。前述の通りエアコン完備。
コース自身よりも、待っているところを快適に作り、同伴の家族が快適に過ごせるようになっていると感じました。女性目線のトラックという感じです。
IERC は・・・正反対なこなれた感じ
Redlands を少し見てから、さっそく IERC にも行ってみました。近いのですぐ行けます。
こんな道を進み・・・
一角に、ひっそりとありました。
あれ?今日は閉まっているのかな?と思いきや、Open のライトが光っているので、裏手に回ります。
看板も何もありませんが、どうやらこちらの室内がコースになっているようです。
お、確かに中に TLR の文字が・・・
やはりコースになっていました。
少々狭いと感じた Redlands とは対照的に、こちらはかなり広いです。
ってか、広すぎ?!大丈夫?向こうからこっちってみえるの?と思うほどでした。
ピットエリアも広い・・・
Redlands Raceway の女性的なインテリアとはうって変わって、こちらはかなり「ワイルドだろ~~~」という感じ。
みんな JBRL にいっちゃっているのか、ほとんど走らせている人もいませんでした。
すごく広いので、たぶん 1/8 スケールをやるなら、いいでしょうね。
Redlands Raceway で走行練習
と、両方チラ見してから、Redlands Raceway で走行練習することにしました。
どちらでも良いのですが、今年の年末から開催されるトップ・ナッチ・シリーズの3月9日のラウンドは Redlands で開催される予定なので、一度は走らせておこうと思いましたので。
Redlands Raceway のピットエリアはひとりひとりのスペース(横幅)は十分。
ただ、背中側が狭いので、荷物を持った人が通るときには避けてあげたりしないとダメなようです。ビッグレースの開催時には、ピットスペースの確保に戸惑いそうです。
タイヤ選びは・・・
さっそくタイヤについて、お店のオーナーの人に聞いてみました。タイヤはサバーブズでいけるよ、とのこと。
が、まだ路面が馴染んでいないようで、砂が浮いているところと、砂がないところがまちまちです。また、乾燥して急速に路面が固くなります。
T4.1 は前後、プロラインのスクラブのクレイ用 (MC) で OK でした。スクラブは WCRC でダメだったので、使い途が見つかって良かったです(笑)
B4.1 は水撒き後、ピンの低いバーコードでグリップすると思っていたのですが、すぐに滑り出し、ピンのあるサバーブズ、バーコードと試しましたがダメ。結局、奥の手ということで、リア:ホールショット、フロント:グルービーという組み合わせを試したら、無難に走ってくれました。
全然クレイ用ではないんですけどね・・・(苦笑)
実際のレースになったら、タイヤ選びは神経を使いそうです。
フレンドリーな環境
ともあれ、Redlands Raceway ではお客さん同士がフレンドリーな感じで、気軽に声を掛け合ったりして良い雰囲気の中で練習ができました。
オーナーの奥さん(らしき女性)が、みんなに声をかけて回っていたり、いろいろと気を遣っているのが伝わってきます。
遠いので頻繁にはいけませんが、またレース前には何度かお邪魔したいと思います。