インドアコースでのスリッパーの設定

2012/06/06

前回のクラブレースで、スリッパーの設定を失敗してしまっていたので、雑誌で情報を調べてみました。どこかに書いてあったなぁ～、と思いつつ調べた所、ありました。

アメリカでポピュラーな R/C 専門誌、Radio Control Car action の今年の 2月号。

“How to set up for indoor – Know what to do before hitting the track” (インドアでの設定方法。コースに出る前に何をするか知る) という記事がありました。

スリッパー・クラッチについては、チームアソシエイテッドのチームマネージャーのブレント・シルキー氏が説明していました。

右の写真に原文を引用してますので、ご覧くださいませ。

私が理解した所では、ポイントは次の通りでしょうか。

リヤタイヤをおさえて、まずはゆっくりとスロットルを握り、スリッパーを緩め、プレートをウォームアップする
３、４回スロットルをギュッと握り、フロントがどの位上がるかみる。基準は 2 ～ 3 インチ程度あがる程度（注: タイヤが 2.2 インチなのでタイヤ 1 個分を目安にすると良いかも)
コースに助走の少ないジャンプがなければ、少し緩める。逆にたくさんあれば、きつくする。
強さはブレーキの時にも効果は感じられて、緩ければ ABS のように作用して、きつければ電子的なブレーキ効果になる

ま、私の理解なのであくまで原文を参考にしてくださいね（＾＾；

僕の (わずかな) 経験から、少し補足・・・

これまでスリッパーの調整で困った場合、次のようにして解決できました。念のため、参考までに書いておきます。

デフのリビルド – スリッパーの設定の時、ピューン！という高い音が出ますが、そうならなかったとき、スリッパー・パッドを交換するなりして様子をみたのですが治らず。最終的にデフのスラストボールの反対側に入れる小さなスプリングを変えた所で治ったことがありました。前提としてデフが緩すぎて滑るような状況は無いようにデフは作っておく。
緩すぎた – 先日のポカ。すごく緩めてピューンという音を出して、そこから徐々に締めて行こうと思ったら、ガタガタというパットがずれる音がして困りました・・・。が、単にまだ緩いだけで、もっと締めれば OK、というオチでした。