リーディーレース観戦・総括

今日は昼からリーディーレース観戦に行ってきました。

ロサンゼルス地方は珍しく大雨で、それに伴って各地で洪水や交通渋滞や停電等がありました。しかしながら、幸いレースには特に影響は無し。 僕自身も自宅からの往復で通行止めが多数あり、あちこち迂回する必要がありましたが無事でした。

さて、レースはオープンの A メイン (2WD/4WD) とインビテーショナルクラスの 2WD R4 ~ R6 を観戦してきました。


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オープンクラスを制したのはチャンプリンと BT

まずオープンクラスについて。

こちらは、先日の予想通りチャンプリン兄弟のブロック・チャンプリンが 4WD で優勝、2WD で準優勝と大活躍でした。

実は彼はユタ州のひとですが、OCRC の二つ前のレイアウトのときにプラクティスに来ていたのですが、その時、 スティーブンハートソンのタイムよりも 0.5秒近く速いタイムで走っていて、僕はホント驚きました。 もしもあの調子が出せたら、リーディーも勝てるだろうと思っていたのです。

一方、2WD はアソシのチームマネージャの BT が制しました。意外なことにリーディ・オープンの 2WD は初優勝だそうです。 A2 ゴール後優勝を決めた瞬間、あの長身で強面の男がしゃがみ込んで顔をおおっていたのが感動的でした。

優勝者以外でもアメリカの若手選手が多数活躍して、今年のオープン A メインは稀にみるハイレベルな展開でした。

例えば Open 2WD A1 は 10分レースなのに周回遅れゼロ。A2 は周回遅れが1人出たものの、10人中6位までがラップタイムのバラつきを示す Std. Dev が 1 以下。

非常に緊迫したレースが最初から最後までずっと続き、観戦していて面白かったです。

インビテーショナル

今回観戦して、ランダム・グリッドのレース・フォーマットを継続するのはかなり無理があるな、と感じました。 インビテーショナルクラスも、予選からメインレースを組分ける、通常のレースフォーマットにしたほうが良いレースになるだろう、と思います。

そうしないと、あっという間に周回遅れが出てきてしまい、トップ争いは誰かが独走するか、あるいは、せいぜい二人がトップを争う、という形になってしまいます。

そんな展開ばかりで、普段のクラブレースと何ら変わりなくなってしまってました。

今後に向け

今回のレースを観戦して、自分としては次のようにしていこうと思いました。

ミスを減らす方法を考え練習する

観戦して、上位と下位を分けるのは、ベストラップ以上にミスの少なさであると痛感しました。このことについては、別の記事で思ったことを詳しく書いてみようと思います。

もっと速く走る方法を考えるのももちろん大事ですが、もっとミスを減らす方法を、今まで以上に考えていきたいと思います。

遠征のノウハウを身につける

少ない練習時間でパッとベストタイムを出す力とか、慣れない OCRC 以外で早く良いタイムを出す練習とかをもっとしていきたいと思いました。

リーディーレース前に、SDRC ではユーナ・ハータネンがスムーズに走っていたのが印象的でした。SCVRC では CJ ジェリンが来てましたが、やはりスムーズに走るようにしてました。

一方僕は SCVRC では、せっかく来たのだからと、難しいクアッドなどの克服に力を入れて練習してました。CJ ジェリンはそこをダブル・ダブルで走ってタイムを出していたのですが。

僕も少しでも早く、0.1 秒でもタイムを短縮することを考えて練習するべきだったのかもしれません。

4WD バギーの練習をもっとまじめにやる

リーディーを観ていて、2WD と 4WD で得意不得意がずいぶん分かれるものだな、と思いました。

今まで自分も 4WD にあまり力を入れたことがないので、いちど 4WD でどれだけ早く走れるか試してみたいです。

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