ジャンプ (1) 高さ調整
ここではジャンプの「高さ」の調整方法について説明します。
一般にジャンプは、着地地点の路面に平行になるように着地した方が衝撃が小さくなります。 衝撃が小さくなれば、車体の安定感が損なわれないので、着地後直ちに加速するとか、方向を変えるといった次の動作に入りやすくなります。
逆に衝撃が大きいと最悪の場合、サスペンションがボトムアウトしてしまい転倒するとか、あるいは、車体が跳ねて、加速もできない、ステアリングも効かないという問題が発生します。
このため、着地地点がどのような場所であるか見極め、それに適したジャンプをすることが望ましいです。 着地地点にスロープがあれば、その場所への着地を狙います。
ジャンプの上り坂で一瞬スロットルを入れると、車は上に上がり、前への飛距離は短く抑えられます。 これにより、小さいジャンプができます。
一方、着地地点が平坦に近い場合は、ジャンプを低く飛び、極力水平に着地するようにします。
また、ジャンプ後にコーナーが続く場合等は、高くジャンプし、空中での姿勢を変え次のコーナーへの車体の向きを変えるのも非常に効果的です。
低くジャンプするには上りスロープでは加速をせず、助走のままの速度でジャンプします。
これにより、ジャンプの軌道は低くなります。